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幸せに
か細い君を か弱い君を護るのは 僕だと思っていた
このままずっと 離れる事無くずっと 傍に居るものだと信じて疑わなかった
それは ただの思い過ごしだったのか
この手は 何も 護れなかったのか
君は 離れていく
僕の手をすり抜けて
遠くへ 遠くへ 旅立ってしまう
離れていくその手を 僕は取る事は出来ない
引き止める事は 出来ない
君の幸せを 壊すなんて事は出来ない
ただ遠い場所で
君が住み慣れた場所に残って
君の幸せを祈るだけ
どうか どうか幸せに
君は必ず幸せになる それだけを信じて




