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過ち
雨が降っている 君の けがれを 洗い流すように
雪が降っている 黒い 僕の心を 白く 塗りつぶすように
人には 必ず 過ちがある それを隠しながら ざんげしながら
痛む傷を 引きずりながら 生きている
忘れる事は出来無い 忘れる振りを する事は 出来ても
気付かない振りをして 人は これからも 生きて行く
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小さな過ちと言うのは、誰にでも 経験が有る事。
それを謝れずに、後ろめたくて、心苦しくて、後悔している。
それに蓋をして、見ない振りをする。
私だけかな?




