ハンディーカメラ視点
『と、取り敢えずは何かを頼もうか……』
『そうだな……』
─────注文をしつつ雑談をしていた────
『その村の風習てのは……何だ?』
『それは私が……
簡単な話……生贄の話です』
『生贄?』
『そうです。
昔に村の伝承で1年を平和、安全に過ごす為に女性を贄に祈祷する風習。これが元になってますね
つまりは、神様への生贄を捧げる事で一年を厄無く平和に過ごす祈り
それを転化して舞を踊って生贄役の女性が指を模した村で出た動物の供物を使って備えて一年を平和に過ごす事を祈りにしたのが始まりですね
勿論……人間何て今の時代じゃ、ご法度ですから
その代わりに動物。伝承で風習です』
『何だか……気味が悪い感じ……
女性一人にそこまでして尚……』
『簡単に言ったけど……内容は
・指を全て切り落とすまで舞を舞う
・その後に祈りを捧げる
が、一日かけて行われる。その指を無くなった女性は二度と持てなくなる……まぁ、保険金とかでも掛けてれば……昔の考えなんてそんなもんですね』
『エグい……』
────食べ終わり車に乗り込む音が聞こえて扉が閉まる────
『あっ、ちょっと寄りたい所が有るから……』
────カメラをダッシュボードの上に置く。その時に黒い影が映り消える────
『この近くの神社。やる事はその風習を今度こそ終わらせる為だから……』
『終わらせる?』
『それはまた後で。取り敢えずは準備をしたいだけだから』
────車が動き始め、そのまま走っていく────




