第一定点カメラ(故障)
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車が走っていく映像が撮られる
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数時間後─────
黒い影が無数に浮かび上がりカメラを見続ける
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黒い影が集まり何かを始めるがそれと同時にカメラにノイズが走る
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ノイズが激しくなり、場面が移り変わる
・袴を着た数人の神主が動き囲んで行く
・真ん中には女性の巫女が立っていて、目隠しをして舞を踊る
・一人の神主が受けを手に巫女の元へと……
・巫女は踊り続け、ある一定のタイミングで指を差し出し、神主は一本ずつ切り落としていく
・痛みはあるはずなのに声も上げないで動き続ける
・繰り返しやがて巫女の指全てが切り落とされ、地面や巫女衣装が血塗れになり、神主の一人が目隠しを外すと虚ろで濁った瞳の女性が自分の切り落とされた指を見ていた
・女性は残った血を受けへと垂らすと女性は倒れ込み、神主は神社の方へと向かってゆっくりと置いた
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ノイズが走り場面が切り替わる
・手が包帯で巻かれた女性が祈りを捧げて見ていた
・虫が集ってる筈なのに一切目に見えない程に保存が良いのか……女性はひたすら祈りを続ける
・やがて女性から赤い涙と手の包帯が滲み出る
・暫くすると女性が痙攣し始めて────
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ノイズが走って、元に戻ると弾け飛んだのか血塗れで女性と思しき遺体が横たわって原型を留めてなかった
・神主がそこへと囲む様にして立つと祈りを捧げる
・やがて儀式は最終……の筈だった
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祭り当日になる前に死んだ筈の女性が立っていた
・見るに堪えない姿で神主を殺していく
・見えない何かが神主、一人一人を壁、柱、終いには弾け飛ぶように爆発させたように血が舞っていて、女性は笑いながら頭を抱えて、切り落とさたハズの指が赤く染ってそれを見ていた
・ゆっくりとゆっくりと顔を上げると……
・酷く歪んだ顔がカメラの前へと映し出され、赤い手でカメラを弾き飛ばした
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横に転けたカメラが最後に映し出されていたのは……
・女性が自らの首を手で抉りながら全てを引き裂きながらゆっくりとゆっくりと引き抜くと地面へと落として歩いていく……
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カメラが別の場面へと映し出され、村が燃えて人間とは思えない姿が無数に転がって
・カメラが切り替わる度に女性はその度に内蔵、終いには人としての形を保ってない程の姿で歩き殺し回っていた
・やがて女性はカメラの前まで立つとゆっくりと崩れ落ちて血の海を作り出していた。到底、そこまでの血が流れない程の量の血が彼女を中心に広がり
・カメラがノイズが走るのとほぼ同時に黒い何かが女性から出ていき、周囲を包み込むとカメラが切れた
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設置したはずのカメラがゆっくりと倒れたのと同時に録画音が切れて音が鳴って……ゆっくりと止まりカメラの機能が使えなくなる────




