ここまでの登場人物、世界観設定の簡単な紹介
【登場人物紹介】
◇ 鈴倉阿須那 ◇
本作の主人公。高校生の探索者(Dランク)。両親を亡くし一人暮らしをしている。
「影のヒーロー」に憧れ、黒いマントととんがり帽子、白仮面を身につけて「アストラル」と名乗り活動する。
中二病的な言動を恥ずかしがりつつも、人を救いたいという純粋な想いは本物。
特殊なアイテム「スキルブック」を持ち、光と闇の魔法を自在に操る。
「救う人を選別しない」という信念を貫く、心優しき少年。
◇ ククル ◇
阿須那の家に突然現れた15歳の幽霊少女。生前の記憶は曖昧だが、明るく人懐っこい性格。
壁をすり抜ける、人魂を操る、霧を発生させる「ヘビーミスト」、敵の動きを鈍らせる「ウィルオーウィスプ」など多彩な能力を持つ。青い人魂を使って一時的に人間の姿になることも可能。
当初は阿須那に日給100円(後に250円)で雇われていたが、今では真の仲間として絆を深めている。
◇ ハヤテ(令和の股旅) ◇
謎多き股旅姿のA級探索者。三度笠を被り「ござんす」口調で話す。
圧倒的な実力を持ち、危機に颯爽と現れては人々を救う真の「影のヒーロー」的存在。しかし自身は「ヒーローになれなかった男」と称し、過去に深い後悔を抱えている。
「アンナ」という女性との関係に複雑な感情を抱き、その正体や目的には多くの謎が残されている。
◇ 白雪志桜里 ◇
阿須那の同級生で銀髪の美少女。
兄を亡くした悲しみから探索者を志す。兄の形見である高級魔銃「スターバースト」を所持。
夢はアイドルと探索者を両立する「Dtuber」になること。歌で探索者たちを勇気づけたいという優しい想いを持つ。
当初は弱々しい印象だったが、探索者認定試験を通じて内面の強さを見せるようになった。
◇ 橘慧 ◇
記者を職業とするCランクのディフェンダー。鋭い観察眼と冷静な判断力を持つ。
MPK事件の真相を追うため潜入調査を行っていた。
探索中は常にメモを取り、ボイスレコーダーで記録を残す職業的習慣がある。スキルカード【HP自動回復+100%】により高い生存能力を誇る。
一見怪しげな風貌だが、根は仲間思いで正義感が強い。煙草を愛飲し、危機的状況でも冷静さを失わない頼れる存在。
【簡単な世界観・設定】
・ダンジョンの出現:約20年前に世界各地に突然出現。内部の素材や鉱物が有用なため「探索者」という職業が誕生
・探索者ランク制度:F~Sランクまで存在。Dランクでも学生には珍しく、Cランク以上になると相当な実力者
・スキルカード:モンスターを倒すと稀に入手できる能力向上アイテム。市場価値も高い
・阿須那のスキルブック:敵にトドメを刺すとスキルカードを収納でき自由に使える特殊アイテム。使用枚数が10枚までと制限あり。
・現在のスキルカード編成:
【光魔法LV+2】
【不死種族耐性+30%】
【スキル『スケープゴート』使用可】
【最大MP+100 MP回復量+10%】
【クリティカル発生率+20%、クリティカルダメージ+25%】
【移動速度+100%、常時発動】【スキル『ヒーリング』使用可】
【魔法反射80%】
【闇属性で攻撃時、DEF&MDEF50%無視】
【物理耐性+50%、魔法耐性-50%】
【基本命中率に絶対命中+20%】
・アストラルの決め技:【フラッシュディバイナー】【アビスブレット】【カタストロフィ・コフィン】等
【第一部の重要な未解決要素】
・アンナの正体と目的:詩歌を操り「革命」を企む謎の女性。ハヤテとの過去に深い因縁
・銀のペンダント:サンクティア・アンデッド召喚に使用された謎のアイテム
・ハヤテの過去の罪:「ヒーローになれなかった」と自称する彼が背負う重い過去
・MPK事件の真相:詩歌の死により一応の解決を見たが、根本的な黒幕は不明




