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見られていから自主規制

 テレビから食器まで必要な物はもらった300万からお金を出して買った。家電製品は家電量販店で、生活に必要な物をオススメされたジョイフル山○で揃えた。


 ジョイフルは平日の昼間だというのに駐車場は混んでおり、茨城って案外賑わっているのではないだろうか? ちなみに全てこっちに来たその日に全て買い集めた。


 情報を集める為にテレビを見たり、コンビニやスーパーに行ったり、スマホで情報収集。ネットが開通してからは主にパソコンでネットサーフィンして調べてみたが、死ぬ前の世界と何ら変わらない事がわかった。

 そして、茨城では車が無いとまともに行動が出来ないことがわかったので、50万も出して中古車も買うはめになった。


 まぁ、景色も交通のべんも物価も全然違いはするけど、それはそれだ。日本ってだけ随分とマシではある。


 そしてなにより、鏡で全身を確認したが身長はそのままな感じだが体型が細マッチョになっていた。しかも顔は少しイケメンになっていた。

 以前の顔にどことなく似ている感はあったので全くの別人ってほどの衝撃ではない。そのうちなれるだろう。


 まぁ色々調べた結果として、変わったのは俺という存在だけだ―――


 それに、電話番号が代わりアプリも全て消えていたため、最初からやり直しになってた。また、以前の知り合いが誰一人として思い出せない。勿論両親の事も⋯⋯芸能人の名前や顔は思い出せるのに。こればっかりは不思議でならない。


 しかし、それはそれとして。重要なのは、彼女の存在だ。



 記憶が無いだけなのか、いなかったのか―――



 ただ不思議なことに俺が童貞だろうなということはなんとなく、なんとなくだが覚えている⋯⋯いやね、ピュアな恋愛もあるだろう。それにあくまでも何となくだ。違う可能性だってある!


 なあ、そうだろう? 考えすぎると悲しくなるから一旦忘れよう⋯⋯


 さて、茨城に来て一週間たったが色々とわかったし、ある程度は思い出せた。んじゃ、何しようかな。


 とりあえず電気屋で買ったゲームをしよう! ニートなら時間は沢山あるからな――


 ~~~~~


 ――あれから、さらに1ヶ月たった。ゲームもクリアしたし、アニメも片っ端から見た。定期的に1P処理もしている。今の時代はパソコンとスマホがあれば1P処理は出来るのだ。ふぅ~と一段落したタイミングでスマホがなる。


 ぶぶぶっ。ぶぶぶっ。ぶぶぶっ。



 ディスプレイには、【茨城神】だ。賢者タイムの俺に何かようなのか? 今なら冷静に話しを聞けそうだ。


 ――ピッ


『もしもし~、ちゃんとご飯食べてるか~?』


 相変わらずのお気楽口調で第一声目を投げ掛けてくる。


「なんだ、心配してくれてるのか? 飯なら食ってるよ。物価安いし、野菜は上手いし」


『ならいいんだけど、ブルドックソースは必須アイテムだから用意しときなよ』


 急に呪文かなにかを行ってくる茨城神。


「なんだそれ? この世界はRPGかなんかなのか?」


 勘違いしてるだけで異世界って事なのか、ここは⋯⋯


『バカじゃない? そんな世界あるわけないじゃん。ソースよソース。茨城のソウル調味料!』


 ⋯⋯バカって。誰のせいでこうなってると思ってやがる。

 ってか、ソウル調味料って言葉は存在しないぞ。


「そのブルドックソースとやらはどこに売ってるんだ?」


『どこでも売ってるよ。ソウル調味料だから』


 ⋯⋯だからソウルフードみたいに言うなよ。



『ってか、そろそろ動きなよ~。ゲームばっかりしてないでさ』


 ⋯⋯なぜ知っている? 思わず部屋をキョロキョロと見回してしまう。


「⋯⋯お前、もしかして見てるのか?」


『ん~。たまにね』


 なんだと⋯⋯? どこまで見てる? どこまでだ⋯⋯。

 そんなソワソワしてしまってる俺とは対照的にお気楽口調のまま、


『あぁ、でも安心していいよ~! 臨機応変に見ないようにしてからね』


 ⋯⋯おっけー。それだけで十分だ。


 カーテンなんて意味が無いこともわかった。ソワソワしながらカーテンを締めてた俺のピュアな気持ちを返してほしい。そもそも茨城には人権と言うものが無いのか?


 すぐにパシャパシャとスマホで取る人達だって、場をわきまえはするだろう。⋯⋯いや、そうでもないか。


「いや。まだ金はあるしまだ働かなくても⋯⋯」


 実際まだ100万以上は残っているのだ。引きこもってればあと一年はいけると思っている。


『でもさ~働かないと死ぬよ? 餓死とかじゃなくて、言葉通りの意味なんだけどさ』


 おい聞いてないぞ⋯⋯

 お気楽口調を崩さずサラッと爆弾を投下してくる。


「⋯⋯いつまでに働きゃならならないんだ? つーか、死ぬってなんだよ」


『あと二週間くらいかな~。死ぬって言うかなんて言うの、消えるのよあなたの魂がさ』


 ⋯⋯嘘だろ?


「そういうのはもっと早く言えよ!」


『うん、言うの忘れてた』


 だろうな。コイツいい加減だからな。とりあえずあと二週間の猶予はあるんだ、片っ端から応募すれば普通に間に合うだろう。それはそうと⋯⋯



「ってか、前回話したときと声変じゃね? 声が聞き取り憎いんだけど」


 声が反響してるって言う方が正しいかな。電話だと神様の声っていうのはかわるのか?


『ん? お風呂入ってるからじゃない?』


 お風呂だと⋯⋯。


 お風呂で電話すると声が変わるものなのか。そんなことより俺が賢者タイムに入ってなかったらソワソワしちゃうところだったぜ。神様の入浴タイム⋯⋯うん、実に胸がドキドキする言葉だ。


『とりあえず早く探した方がいいよ~。じゃあ!』


 プツ。


 あと二週間でどんな仕事が見つけられるんだ⋯⋯。面接とかまで考えたら正社員は無理だ。アルバイトか、派遣かだな。

 なんで、転生までして就職活動しなきゃなんないだよ。スーツも買わなきゃだし、また金を使うのか⋯⋯。


 そもそも帰れる方法まだみつかんねーのかな。はぁ、とりあえず死にたくはないから、就職先をネットで調べるとするか。

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完結作です。
是非こちらもご一読を!

俺TUEEE出来るって異世界では常識だよね?

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