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上司にするなら綺麗系よりおっとり系

「大丈夫でございますか?」


 来て直ぐに地面にへたり込んでいる俺の額に手を当て治療をしてくれる。たゆんたゆん、改め東京神。呼んで直ぐ来てくれるんだ、良い神様って事は間違いない。どっかのチビ神様とは天と地ほどの差があるな⋯⋯


「っと、これで大丈夫でございますね! まったく何があったのですか?」


 回復作業を終えた東京神が俺に尋ねてくる。


「ありがと。栃木神に頼まれて2mほどの悪魔倒しにきたんだけど、出会って早々に吹っ飛ばされてこの有り様だよ」


 よっこらせと、立ち上がり体のあちこちを確認しながら東京神の質問に答える。うん、どこも痛くない、初めての体験だけど凄いな回復っていうのは。


「2mでございますか!? はぁ~、2mを越える場合は危険って伝えたのに⋯⋯」


「いや、栃木神が大丈夫だって言うからさ」


 そう答えると東京神は、栃木神を半目になりながら見始める。


「い、いや。いばの奴が言ったのだ! 赤城は超強いと⋯⋯。な、ならば2m位は一瞬で倒せると思ったのだ。わ、私は悪い、悪いのはいばの奴だ」


「はぁ~⋯⋯、いばちゃんの話しは、話し半分に聞きなさいよ。⋯⋯いばちゃんですよ」


「うっ⋯⋯すまん⋯⋯」


 そんな姿をぼ~っと見ながら、神様の中でも上下関係があるのかなって考えてた。東京神って実は偉いんでは無いだろうか、回復ってとんでもない加護も持ってるし。


「と言うかですよ、何でこんな時間に悪魔退治なんですか? 赤城さんを昼間に呼んだらいいのに」


 あぁ、確かに。


「まぁそうなんだが⋯⋯野木町は、茨城、栃木、群馬の交わってるいるだろう。埼玉も直ぐそこだし他の県に迷惑かけかねない⋯⋯だから少しでも早くと⋯⋯」


 あれ? 栃木神って良い神様じゃないか。バカエロ神様と勘違いしてた、改めなければな。⋯⋯まぁどこか抜けてはいるけど。


「そうだとしてもですよ。今度からは一度相談してくださいね。私は戻るのでちゃんと赤城さんを家へ送ってあげてくださいね。赤城さんもまた今度でございます」


 そういうと、目の前から消えていった。んじゃさっさと家に帰って風呂入って寝るかな。と、背伸びをしていると、


「すまなかったな⋯⋯。それと、ありがとう」


 栃木神が申し訳なさそうに謝罪とお礼を言ってくる。


「いや大丈夫だよ。アイツがアホな結果だからさ。まっ、とりあえず送ってくれるか? ここに長時間いても仕方ないしさ」


「うむ捕まれ」


 と言われ、二の腕を掴むと一瞬にして自宅へと戻る。神様の力って体験するとわかるけど、本当に凄いな。


 ***


「また何かあったら連絡するかもしれん。番号は登録させてもらったのだ。赤城も何かあったら連絡してこい」


 前から気になっていたけど、スマホを触らずにどうやって電話番号登録してるんだろう。神様ってなんでもありなのか。


「では、夜も遅いそろそろ私は戻るとする」


 あ、そうだ言うの忘れてた。


「あ、そうそう、この容姿は本当の俺ではなくて、アイツが構築した姿だぞ。だから、品が良いのも容姿がそこそこなのもアイツの力だぞ」


「な、なに~!? ふざけおって! いばのくせに、いつの間にそんな力を身に付けたのだ。47位の癖に⋯⋯。問いただせねば、では私は行くさらば!」


 そう言って目の前から消えた。ランキング順位って能力にも差が出るんだろうか? スマホでランキングの調べてみた。


 ⋯

 ⋯⋯


 アイツの事を下に見てたけど栃木って44位じゃねーか。たいして変わらねえよ。


 ⋯⋯まぁ、何にしても死なずに戻ってこれたのは良かった。お尻も良かったし、二の腕も。普通に生きてたらあんな美人に触れることなんて無かっただろうからな。茨城にきたのも悪いばかりじゃないな。


 あっ! そう言えば悪魔を倒した時の特典ってやつを聞くの忘れたな。まぁ、また聞く機会もあるだろうから今度でいいか。


 そんな事を思いながら、シャワーを浴びた。風呂場の鏡で全身を調べたけど、やはり傷一つ見つからなかった。回復の凄さを改めて実感したけど、回復に頼りすぎるのだけはよそう⋯⋯。普通の生活に戻ったときに支障が出るかもしれないからな。


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完結作です。
是非こちらもご一読を!

俺TUEEE出来るって異世界では常識だよね?

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