トラウマjk
死んだ。死んだはずなのになんか考えられる、感情がある、脳が動いてる?
「いいかげん起きなさい、●▲■の貴方が寝坊なんて…」
はいちょっと待って。私、自殺失敗か?水より密度小さいの私?ぷかぷか浮いてたの?クラムボンなの?
私の瞳孔はやっぱり光が欲しくて反射的に目が空いてしまった。
「あら、おはよう」
ハートが語尾につきそうな喋り方をしてるひとがいた。
「…」
「あら?今日は無口さんねぇ」
あ、すごい有難いそれ、今何言ったらいいのかわかんないもん。いやこれ転生だよな??てかこの人誰?私もまず誰だよ
「おはよう」
なんとなくこれしかなかった
「はい、おはよう
さっさと着替えなさいよ!」
そう言って性別不明のあの人はドアを閉めたが…
うん。転生だね。
まず出来ることといえば散策かな?と思い部屋を散策すると
「学生手帳?」
異種属性総新学園高等学校
1年2組 ガブリエル・ガルシア・ノアール
属性 人狼
宗派 パッシオーネ
はぁ…成程、私は人狼、名前がクソ長、宗教に入ってて
またjk。
この後私は制服に着替え、前世にそっくりな顔が写った鏡を思いっきりにらみつけてから
「行ってきます。」
と言ったのだ。
次回 学園