62 仕事は静かに進め結果を引きずり出す
田中次郎 二十八歳 彼女有り
彼女 スエラ・ヘンデルバーグ
メモリア・トリス
職業 ダンジョンテスター(正社員)
魔力適性八(将軍クラス)
役職 戦士
時間は有限だ。
いつまでも偶然の巡り合わせに見とれている場合ではない。
さっさと行動に起こすべく俺は案内人の女性を伴って彼女、アメリア・宮川に近づいていく。
その彼女はステップを踏み、あの時と一緒でブレイクダンスを踊っているが、勇者としての才覚が目覚めたためかキレのいい動きを無理のない動作で止め片手で不安定さを感じさせない逆立ちを披露したタイミングでこっちに気づき視線を向けてきた。
「あ、オハヨウ!! そっちの人は……う~ん、ダレ?」
「おはようございます勇者様」
「そうなるよな普通は」
案内人の女性の方には素直に挨拶をし、俺に向かってはファーストコンタクトとしては当たり前の反応を返してくる。
確かに自己紹介も何もしていなかったのに、思い出せ、記憶に残せというのは無茶振りだろうと思う。
何せ、俺の方でも条件が似通っていなければ思い出すことのないくらい触れ合った時間はごく僅かだ。
かろうじて知り合いと呼べるかどうかというくらいの邂逅で、いきなり思い出される方が素直にすごいと言える。
「う~ん、その反応はもしかしてお兄さん私の知り合イ?」
「知り合いというレベルまで行っていないかもしれないが、東京にある公園で深夜に一度会ってはいるな」
さてどうするかと反応に困っていると、記憶にはないが俺の反応から過去に出会っているのかと当たりをつけたアメリアは、逆立ちをやめて普通に立つと左手の人差し指を頬に当て思い出そうとしていた。
いささか拍子抜けだ。
もっと警戒されるかと思ったが、俺としては意外なほどのスムーズな滑り出しに感謝することにする。
説明の手間が省けた案内人の彼女は、会話に入り込まないようにすっと一歩引き周囲を警戒し始める。
この中庭の端に当たるここは、一方向を除けば見られる心配はない。
そんな場所で素直に話そうとしている目の前の少女に対して、仮にも記憶にない男が話しかけている時点でもう少し警戒心をもって欲しいと思う。
「そうなんだ! 東京デ……東京!? 東京って言った!? お兄さん東京を知ってるノ!?」
「そりゃぁ、日本から来たからな。知っていて当然だ」
気づくのが遅い。
と言うより油断していたというのが正しいか。
イスアルで出会っていたかと記憶を探っていたら、まさかの日本で出会っていたという話に飛べば確かに驚くだろう。
「髪の色とカラーコンタクトで目の色を変えているからわかりにくいかもしれないが、二、三ヶ月くらい前に酔いつぶれたサラリーマンを介護していたやつからジュースを受け取らなかったか?」
「……アア! ん????」
流石に髪の色は戻せないがカラーコンタクトは外せる。
瞳の色を黒に戻した俺の顔をじっくりと見つめること数秒、俺の顔と記憶が一致したのか、指を差して驚いた反応を示すアメリアの表情は、次になんでこんなところにいるのかという疑問に変わる。
「どうしてこんなところにいるのかって顔をしているな」
「わかるノ!?」
「お前の顔がわかりやすいんだよ」
コロコロと表情が変わる少女だ。
「一言で済ませば仕事だ」
端的に言った言葉にアメリアはがっくりと表情を暗くする。
助けを待っていたのか、それとも別の何かを期待していたのか……
「期待に添えなかったのか?」
「sorry」
「助けに来たかと思ったか?」
「ウン」
「なら謝るな。間違ってないぞ、俺はお前たちを迎えに来たんだからな」
「え!?」
「動けるのは限られているが少なくない人員を動員してお前たちを日本に帰す準備を進めている。まぁ多少時間はかかるが少なくとも日本に帰れる」
嘘でも夢でもないことを示すように順を追って説明する。
どれほどの人員を動かすかはどこに耳があるかわからないから詳細を語れないが、既に帰るための準備が進んでいることを概要と触りで話すと彼女の表情はどんどんと明るくなる。
「だが、問題がある」
「問題?」
「ああ、少なくとも二つの国がお前らの帰還に対して妨害している可能性がある」
「why!? 私たちが悪い奴を倒せば帰してくれるって」
その表情も、問題があるという言葉で一瞬にして陰る。
良く言えば純粋、悪く言えば世間知らずのアメリアには悪いが、世の中とは、こっちが守りましたのでそっちも約束を守ってくれ、で済むならばもっと世界は平和だろう。
裏というのがいつ生まれたのかはわからないが、アメリア、いや召喚された学生たちは国から出された条件を都合のいいように解釈している。
学生たちは修業して世界を脅かす魔王ゴーレムを倒せば日本に返してくれる。
人助けの善行によってこの話は成り立っていると思っている。
あいにくとそんな都合のいい話はないだろうな。
「間違ってはないが、正しくはないな。金の卵を産む鶏を一つの卵を産ませて手放す人間がどれほどいるだろうな。大抵の人間はな、その鶏が卵を産めなくなるまで使い潰して最後は食べてしまうんだよ」
国というのは善行で成り立つ代物ではない。
人の営みは、利益がなければ回らない。
勇者という莫大な出費を払って呼び出したものを、たった一回使っただけで終わらせるか。
国という大きな生命体が納得できるか?
いや、そんなことはありえない。
「お前らは目的と結果しか見ていないんだよ」
「???」
「わからないのも無理はないがな。人によっては重要視するが仕事でも割と蔑ろにされるものがあるんだよ」
まずは誤解している点を指摘するとしよう。
俺の指摘にアメリアは首をかしげることでわからないと答える。
その彼女に端的にどうやったら伝わるかと考え言葉を選ぶ。
「過程だよ。お前たちは過程を見ていない。お前らの中では、魔王を倒すまでの過程が、修業や訓練といった『平和的』な方法で能力を身に付けることだと認識されている。対して国の面々は違うだろうな。あくまで『実益』でお前たちの行動を指示して結果を求めるだろうな」
あくまで認識の違いだろう。
無理などという言葉は、様々な方面の尺度によって簡単に上下に振り動く。
日本からきた学生たちからすれば、剣を振り、魔法を練習し、強者を打倒できるようになれば強くなったと思っている節がある。
確かに間違いではない。
それも強くなる一つの道だ。
その認識は、戦争なんてニュースかなんかの情報媒体でしか知らない日本の学生からすれば当然だ。
しかし、この世界と日本は違う。
この世界では、魔獣などの生物、襲ってくる盗賊、そして
「残酷だが、お前たちはもう少ししたら人を殺すことを指示されるだろうな」
「え?」
自国へ侵略してくる兵士などは絶好の経験値になるだろうな。
聞こえていない。
いや、認識したくないだろうな。
聞き返してくるように声を漏らしたアメリアの願いには添えないかもしれないが、ここで話を止めてまた後日というわけにはいかない。
「認識の違いだ。お前たちは自分の常識で忌避する行動を排除した過程で結果を出そうとする。だが、それに気づいたこっちの世界の住人はこう思うだろうな。何故わざわざ『遠回り』して結果を出そうとするのだろうか、こっちのほうが『早い』だろうにと」
戦争をするにあたって一番邪魔なのは常識だ。
人を殺すことに対する忌避感ほど、戦争をするのに邪魔な感情はないだろう。
だが、殺人快楽者になられても、国としては困る。
だからこそ、早急に自分の望む結果を求める奴らの行動はわかりやすい。
「そして、お前らはこう言われるだろうよ。人を国を守るためにどうかその力を振るってください。あなたの手で悪い奴を倒してくださいって」
勇者となるまでの進路を自分のスケジュールに合わせようとする。
そのために自分を許せる言い訳を用意するだろう。
言い訳というのは麻薬と似たような部分を持つ。
常識という枷を、言い訳という麻薬はそれなら仕方ないと思い込ませることで外し、常識で抑制していた行動を徐々に開放してしまう。
人間は、一回言い訳すれば同じ条件になったときに、あの時もそうだったからと、仕方ないからと、悪いと思いながらも忌避感を最小限に抑えた行動をとってしまう。
そして、これは人を助けるため、相手を倒せば喜んでくれる人がいる。
自分の行動は正しいんだと思ってしまえば、気づかぬ内に常識は塗り変わって手遅れになってしまう。
「……俺が、お前たちが召喚されたのを知って急いで接触しようとした理由はな、お前たちに人殺しをさせないためだ」
悪魔の囁きというのは時に天使のように優しく、弱者のように哀願に満ちて、人の善意をあらぬ方向に働かせる。
何を言っているかわからないと思考が停止しかかっているアメリアを現実に引き戻すためには話を進めるしかない。
ここから話すのは会社には関係ない。
俺個人の感情の話だ。
もともと潜伏して帰還するのがベストな選択だったのを蹴ってここまで来たのは、俺の個人的感情があったからだ。
会社の利益や相手へ与える損害などは、この感情を消化するためのお題目に過ぎない。
俺がやりたいことのために場を整えた。
現実は物語のように優しくはない。
勇者が活躍してめでたしめでたしと話を締めくくるまでには、見えない闇が存在する。
「都合のいい話かもしれない。信じられないかもしれない。だが、ここは俺を信じてくれ。必ずお前たちを日本に帰す。俺が全力でそれをやってみせる」
何が勇者召喚だ。
お前たちの国の都合で何も知らないガキどもをさらって、都合のいい事情だけ語って使い潰そうという魂胆が気に食わねぇ。
都合がいいから必要というだけで巻き込んだ相手を、厚化粧で隠して嘲笑う顔が気に食わねぇ。
騙されたほうが間抜け、弱肉強食、そんな暗黙のルールが介在する世界の事情など知る由もないこいつらを放って日本に帰る選択を取ってしまったら一生ものの後悔だ。
それならやって後悔する。
やらない後悔よりもやって後悔したほうがマシだ。
そうさ、これは偽善だ。
だが、そんな感情でも俺は悪いと思わねぇ。
そう恋人に啖呵をきってここに立っている。
そんな感情のもとに動いた俺をじっとアメリアは見つめる。
「お前たちはまだ汚れてはいけない。帰りを待っている人がいるんだからな。ここから帰らないとな」
「……ウン」
できるだけ真剣に語ったつもりだったが、うまく伝わったかわからない。
だが、彼女はしっかりと俺の話に耳を傾け何かを飲み込むように納得し、それからゆっくりとだが頷いてくれた。
少なくとも、ここに居る学生たちは全員親兄弟が心配して帰りを待っている。
観光で来たのならまだしも、こんな血なまぐさいところからはさっさと連れ帰るのが大人の務めってやつだろうよ。
ま、本音を言うなら義侠心と報復が半々といったところなんだが、アメリアたちからすればどっちに転んでも問題はないだろう。
「難しい仕事は俺が引き受ける。お前には」
「お前じゃないヨ。ア・メ・リ・ア、アメリアって呼んで」
何かがあったのか、彼女は一つ一つ丁寧に発音し名前を呼ぶように求めてくる。
それに応えるのは問題ないのでそのまま名前を呼ぶ。
「ハイハイ、アメリアまずはこれを持って味方を増やしてくれ」
「ナニコレ?」
「お前たちが帰りたくなる道具だよ」
そのまま帰るための裏工作をさっさとやるとしようかね。
ここまで持ち込んだ一つのファイル。
それを、勇者の一人、それも帰還願望のあるやつに託した。今回の計画に役立つ代物だ。
「中には、今回の事件に関する新聞の切り抜きや探し人のチラシが入っている。これを使って勇者なんて白昼夢からお前のクラスメイトを覚まさせてやれ」
今は勇者なんていう特別な肩書きに浮かれているだけで、理想と現実の差を知ればそんなものはあっという間に冷めてしまうだろう。
これはそのための冷却材といったところだ。
そうすれば冷静に現状を考えるやからが増えるはずだ。
「……」
「どうした?」
そっとファイルを抱きしめて困り顔を見せるアメリアに俺は視線をあわせて問いかける。
この場でなにか問題があるなら解決しておきたい。
「あのね、私、最近まで日本語がうまく話せなくて、それで、その……アメリカと日本じゃ勝手も違くて……その……今回のキャンプも先生に言われて……ソノ」
「ああ」
アメリアの言いたいことはなんとなくわかった。
要するに
「友達が少ないのか」
「……ウン」
ダンスをしているときはテンションが高くてアメリカンなノリで会話はできていても、日常は違うし、そのテンションが万人受けする訳はないということか。
日本人の中には、そういった距離感がつかめない相手に対しては距離を置いてしまう人もいる。
正直少ないと言ったが、それも定かではない。
すなわち、アメリアのクラスでの立ち位置は微妙と言わざるを得ない。
まさかの誤算、最初の印象から予想できなかった問題を抱える彼女に切り札とは言わなくても確実に結果を左右する札を渡していいのかと自問するが。
「……なんとかなるかね」
「え?」
割とあっさりその決断は下った。
どっちにしろこっちは初対面の相手にこの札を渡して行動を起こさせる予定だったのが、ヘタをすれば宝くじを当てるよりも低い確率で顔見知りの相手を引き当てたのだ。
これも何かの縁、彼女に託すのもあながち悪い賭けにはならないだろう。
「こっちはこっちで動くが、サポートがいるな……」
「何か?」
「その銭マークをやめろ、仮にも聖職者だろうが」
「はっ、祈りで腹が膨れるとでも?」
「不安しかねぇ」
不確定要素が混じる分ある程度のトラブルは覚悟するが、それでも少ないに越したことはない。
だがコイツに頼んでもいいものか。
裏ギルドは内容によってはしっかりと働いてくれるが、この名前も名乗らなかった女を信用していいものだろうか。
祈りを全否定している時点で聖職者失格で金を払えば神にすら中指を立ててくれそうな予感がするあたりで行動力には信用を置けそうだが、少なくともアメリアにかけるよりも不安がある。
具体的に言えば、土壇場で裏切るのではなく全ベットして賭けたギャンブルに負けそうな予感だ。
「だ、大丈夫! 私、ガンバルカラ!!」
「……おう」
全く、大人が子供を不安にさせてどうするんだよ。
素直にここはコイツを信じたほうがいいだろう。
「それで、報酬は?」
「頼むわけねぇだろ」
「なん、ですと!?」
「異世界でもそのネタあるんだな」
信じられないようなものを見たような案内人の女を無視して、そろそろ時間的にやばいので話を進める。
「やって欲しいことはファイルに書いてあるが、なに、安心しろ。気楽にやればすぐに終わるような内容だ」
この密談を誰かに見られるとヤバいので、俺は最後にアメリアの頭をポンポンと叩くと。
「無事成功したら東京で美味いアイスでも奢ってやるよ」
「Yes! その時はtripleでお願イ!」
「サラリーマンの財布をえぐってくるなぁ。まぁいいか、頼むぞアメリア」
「イエッサー!!」
少しポカンとしたアメリアを見て、もしかして外したかと一瞬焦るも、すぐにニコッとした笑顔でさらっと野口一人ではなく二、三人はヤられる約束をさせられる。お国の約束がサラリーマンのアイスを奢る約束に負けた瞬間だ。
下手な敬礼だと思いながらこちらも了解だと敬礼を返し、アメリアを先に中庭から立ち去らせる。
何度か振り返っていくアメリアを笑って見送った俺は、表情を引き締めここにはもう用はないと次の行動に移る。
もういいと案内人の女に告げ俺たちも中庭を去る。
「臨時収入が」
「頼むから真面目にやってくれよ。それで魔法による監視はあったか?」
「魔道具には反応はないが注意しなさい。何かあったら私も巻き込まれるので」
「了解、ならさっさとここから脱出するとしようかね」
ここで注意するのは監視網だ。
万一何かがあれば全てがご破産だ。
それを避けるために監視や警戒に敏感な人材を紹介してもらい侵入してきた。
最後の最後で失敗とかの演出は正直いらない。
この守銭奴は大丈夫だろうかと不安になるが、仕事は確かのようで、無駄口を叩きながらも迷いなく流れ始めている人の動きに逆らわないように目的の場所に連れて行ってくれたことに一先ず安堵しよう。
「どうぞ、ここを抜ければ裏口に出ます。近くにあるゴミの入った麻袋をもって出れば違和感を抱かれることもなくそのまま外に出られる」
「さりげなくごみ捨てをやらされるとは思わなかったな」
「怪しまれないためよ。嫌ならやらなければいいわ」
「おまえ、最初とだいぶ口調が違うな」
「金を払わないのなら丁寧に対応する必要がないからよ」
「この守銭奴が」
「褒め言葉ね」
選択肢はない。
裏ギルドの連中は薄情なのか仕事に忠実なのか、さっさとしろと行動を指示する視線に渋々従って道を進む。
チラリと背後を振り返れば既に女の姿はない。
仕方ないと割り切りゴミまで近寄る。
日本とは違いビニール袋などという便利な物はなく、妙に湿っていて異臭のする正直言って嫌悪感しかわかない代物には口を引きつらせそうになったが、どうにか集積地まで運んだ俺は後を追跡されることもなく教会を後にすることができた。
「ククク、無事に帰ってこられたようだな」
「お陰様でな。次はあの守銭奴はやめてくれよ、いつ金をせびられるかヒヤヒヤしたぞ」
教えられたセーフハウスで待っていたのは、教会までの屋根上の道のりを教えてくれた男だ。
「荷物は部屋に運び込んでおいたぞ。それで? 首尾はどうだったよ?」
「種は蒔いてきた、決行は一週間後だ」
「ククク、お前が帰れるかそこらでくたばるかの結果もその時に見れそうだな」
「おいおい、あいにくと美人の嫁さん候補が待っているんだ、死ぬ気はない」
「それを言って生き残るヤツの方が珍しいんだがな」
「しまった」
ネタでもなんでもなく素で言ってしまったセリフに少し後悔したが、吐いた唾は飲み込めない。
「精々俺たちを当てにするんだな」
「そうさせてもらう」
「ククク、あいつらのド肝を抜く計画だ。しくじるなよ」
「期待は裏切らねぇよ」
もう用はないと部屋を出ていく男を見送ることもなく、俺は荷物の搬入されている部屋に向かう。
「まさか、こっちでこれを着ることになるとはな」
目的のものはすぐに見つかる。
トランクケースに入っている目的の品物を見た俺は、当初の目立たないようにするという指針はどこに行ったのやらと中身のフォーマルスーツを見ながら思うのであった。
田中次郎 二十八歳 彼女有り
彼女 スエラ・ヘンデルバーグ
メモリア・トリス
職業 ダンジョンテスター(正社員)
魔力適性八(将軍クラス)
役職 戦士
今日の一言
久しぶりに袖を通すとするか。
今回は以上となります。
今回の章はだいぶ長くなっていましました。
もしかしたらどこかで区切るかもしれません。
これからも本作をよろしくお願い致します。




