第二回定例会議
今回は世界観と新キャラ、そして感情変化や関係変化したキャラの紹介していきます。
1 世界紹介
日本
ジャパニメーションと呼ばれるくらい娯楽文化が盛んな国
基本、平和で表面上はファンタジーは過去の幻想
だが、MAOcorporationのように、隠れたファンタジーが最近になって現れ始めた。
幾多の神隠しの正体のいくつかは勇者召喚だ。
イスアル
MAOcorporationが帰還を目標とする世界
大多数は人族、俗に言う人間が人口の割合を占めているが、少なくない数の亜人国家も存在する。
俗に言う典型的なファンタジー世界。
魔法有り、ダンジョン有り、王国有り、神有り、科学は存在しないが魔法によって近いことはできる。
2 組織紹介
MAOcorporation
魔王軍が経営する会社。
表向きは鉱物などの希少鉱石を取引する貿易企業であるが、実情対勇者ダンジョンを設計するための日本に作られたダンジョンメーカーである。
魔王軍
イスアルに帰還し国家設立を目的にする亜人の組織。
その種族は、魔族と呼ばれるような種族で形成されているが元はイスアルにおいて月の民と呼ばれる。
現代においては、邪神の眷属、絶対なる悪としてイスアルでは伝承されている。
3 人物紹介
①
田中次郎 二十八歳 独身
彼女 スエラ・ヘンデルバーグ
職業 ダンジョンテスター(正社員)
魔力適性八(将軍クラス)
役職 戦士
この物語の主人公
この度めでたく、スエラと付き合うことになった勝ち組になろうとしている男。
自力で勧誘したパーティメンバーと共にダンジョン攻略をしている。
鍛えられた太くなく細くもない程よい引き締まった筋肉と刈り上げた髪、そしてそれなりに高い身長から兄貴と言われるような容姿をしている。
ステータス(21話終了時)
力 504
耐久 663
俊敏 358
持久力 447(-5)
器用 369
知識 62
直感 88
運 5
魔力 300
状態
ニコチン中毒
肺汚染
スキル
猿叫
武器 鉱樹
防具 若武者の黒鎧
一言
「だんだんと、自分の体がファンタジー寄りになっている実感はある。
この前なんて冗談半分で二段ジャンプしようとしたらできてしまったよ。
だが
一向に教官たちに勝てる気がしねぇ」
②
スエラ・ヘンデルバーグ 二百十歳 独身
彼氏 田中次郎
職業 人事部主任(正社員)
魔力適性六(副将クラス)
役職 精霊魔法使い
魔王軍に所属するダークエルフ
廻りに廻って、主人公である田中次郎と交際を開始し、親友であるケイリィに心の底から安心されたヒロイン。
ちなみに、次郎と交際を開始してから仕事の稼働効率が二倍になった。
某親友からのコメントによると
『あれは間違いなく、残業をなくして彼氏のところに行くつもりよ!』
とのこと、目下その目論見は上司の悪魔による追加仕事で潰されている。
銀色の長髪に褐色の肌、理知的な顔立ちは一見クールで頼りになりそうな仕事ができる女を体現している。
だが本質は、誰かを支え甘え人並みの女の幸せを求めている。
一部の女性から平均を大きく上回るスタイルに嫉妬されている。
ステータス
未公開
一言
「一時はどうなるか不安がありましたが、今は充実しています。
まもなく、新しく開発した思考加速魔法が完成しますので仕事の方は問題ないのですが、なぜでしょう嫌な予感がするのです。
ええ、ライバルというか、同じような立場の人が現れるような気がするのですが」
③
海堂 忠 二十五歳 独身
彼女 なし
職業 ダンジョンテスター(正社員)
魔力適性 四(隊長クラス)
役職 魔法剣士
次郎の前の会社の後輩
舎弟口調が板についているお調子者の社会人、入社当初は異世界美人に鼻の下を伸ばし有頂天だった。
強制的に、教官たちに強制鎮火された。
しかし、商業施設の最奥にあるR指定の施設を発見すれば再燃する可能性アリ。
戦闘能力は目立つところはないが、近中遠と双剣と魔法を使うことによって万能に対応することができる。
一見するとチャラ男、もう一度見てもチャラ男、ホストクラブでナンバースリーくらいに入りそうな容姿をしていて、モテそうに見えるが態度で損をしている。
服装と髪型には気を使っている。
ステータス(21話終了時)
力 78
耐久 103
俊敏 66
持久力 99
器用 55
知識 28
直感 30
運 3
魔力 43
状態
特になし
スキル
なし
武器 鋼の双剣
防具 鋼の軽鎧
一言
「教官が、鬼が骨がくるくる、きっとくぅるぅぅぅぅ!?
っは!? 俺は何をやっているっす?
とりあえず、何か怖い思いをしたような気がするっすけど、え? 何か一言?
ん~、やっぱりこれしか思いつかないっすねぇ
異世界美人最高っす!(清々しいほど爽やかな笑顔とともに)」
④
所沢 勝 十六歳 独身
彼女なし(被保護者有り) 高校生
職業 ダンジョンテスター(アルバイト)
魔力適性 五(準副官クラス)
役職 回復魔法使い(モンク)
海堂を除いて次郎がスカウトに成功した人物
根が真面目で、世話好き、だんだんとパーティメンバーからはオカンだと思われ始めている。
昔から幼馴染の南を世話していたせいで身につけた家事スキルは既に主婦レベル。
どうしてそこまでの技術を身につけたかは後日。朝のチラシ確認は当たり前、重曹でエビをプリプリに仕上げる主婦的豆知識にも精通している。
戦闘スタイルは回復職だが、護身用として最近キオ教官による鬼式格闘術を履修中。
校則に反しない程度に伸ばした髪をまとめ、三白眼に近い鋭い目つきは歳以上に彼を大人のように見せる。
身長はさほど高くはなく、百七十にはもう二歩届かないのが悩み。
時々身長の高い次郎にどうやったら伸びるか聞いている。
ステータス(21話終了時)
力 58
耐久 66
俊敏 50
持久力 90
器用 87
知識 42
直感 5
運 8
魔力 33
状態
特になし
スキル
なし
武器 亜竜の皮手袋
防具 魔導礼服
一言
「異世界に行っても豚肉牛肉鶏肉はあるのはあまり驚きませんでしたが、じゃがいもの味がするキャベツみたいな野菜とか、トマトみたいなのに唐辛子みたいに辛い野菜とか、興味は尽きないです。
え? 一番印象に残ったことですか? 一瞬で部屋の塵埃を集めてくれる魔法とか、窓を綺麗にしてくれる魔法とか、転移魔法とか家事が手早く済むのですが普段では使えないのです……どうにかこっちで再現できないか?」
⑤
知床 南 十九歳 独身
彼氏なし(保護者付き) 大学生
職業 ダンジョンテスター(アルバイト)
魔力適性 七(準将軍クラス)
役職 付与魔法使い
所沢 勝をスカウトした際に社会復帰という名の強制連行によってアルバイトの面接に来た大学生。
勝とは幼馴染で、オムツを取り替えた経験もある。
そのため、気心知れたなかで時々ツーカーのなかのような会話を繰り出す。
大学には一応通っているが、一定のラインを引いているためコミュ障だと思われるものの、ラインを越えると途端にオープンになる。
主人公たちとは勝が橋渡しをしたため一気にラインを越えた。
生粋のオタク、ただしBLはストーリーは好きだが恋愛観は普通、主にファンタジー系のRPGやMMORPGなどを好む。
とあるネトゲでは大規模ギルドの副マスをやっていた。
画面越しでは無敵の軍師だった。
パーティでは紅一点であるが、俗に言う残念美人、おっとりとした容姿に少しパーマのかかった茶色の長髪、そして泣き黒子と男心をくすぐる胸部装甲を兼ね備えているがもう一度言うほどの性格にクセがある残念美人だ。
ステータス(21話終了時)
力 10
耐久 15
俊敏 9
持久力 35
器用 120
知識 156
直感 12
運 7
魔力 270
状態
特になし
スキル
なし
武器 彫金嶺樹の杖
防具 魔鬼族の革鎧
一言
「勝は俺の嫁でござる!!」
全力の笑顔とともに、ダイコンが後頭部めがけて飛んでくる。
⑥
メモリア 年齢不詳 独身
彼氏なし
職業 MAOcorporation 商業施設雑貨店店員
魔力適性 不明
役職 店長
ダンジョンテスト開始時から雑貨店を営む吸血鬼少女。開店に間に合わなく雑多状態の店内の整理を次郎に手伝ってもらってからの付き合い。
クールで表情の動きが少ないが、無感情というわけではない。
冗談も口にするし、雑談も好む。
吸血鬼と聞いても何も変わらず接してくれる次郎に何やら思いを抱いている様子。
戦闘能力などは未知数、実際店の外ではどのような存在なのか不明。
色白に薄い青色のなめらかな長髪、一見人形のような容姿をしている。
その整い方は美術館に展示されていてもおかしくない。
ステータス
未公開
一言
「……一言ですか、では僭越ながら。まずはスエラさんおめでとうございます。そして、イスアルを知らない皆様に一つ知識を。イスアルでは重婚は割とメジャーです。そして魔王軍は子供ができにくい種族が多いので(ニヤリ」
吸血鬼らしい小さな笑みは誰に向けて?
⑦
エヴィア監督官 年齢不明 独身
彼氏の有無不明
職業 魔王軍近衛頭兼人事部部長
魔力適性九(準魔王級)
役職 不明
最近になって次郎がお気に入りだと判明、悪魔らしくあがく人間を好み、挫けない人間を屈服させたい願望を持つ。
冷徹、冷静、ツンドラとクールを通り越す三拍子揃っている。
しかし、自分以外に貶される次郎の姿を嫌悪し、活を入れる程度の好意は判明している。
そして、MAOcorporationのダンジョンマスターだ。
絶対強者、女傑、言い方は様々あるだろうが、濃い紅色の髪をまとめ邪魔にならないようにした効率的な服装と髪型、性格を表すかのように他者を見下す表情、女王と言いたくなるような整った美女。
ステータス
未公開
一言
「ふん、『今』はくれてやる。
せいぜい今の幸せを噛み締めることだ」
とりあえず、今回は以上となります。
次回から新章に突入していきます。
皆様の感想や評価、ブックマークに応援されながらこれからも執筆していきたいと思います。
勇者が攻略できないダンジョンを作ろう!!をよろしくお願いします。