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暗闇ヲ駆ケル花嫁  作者: 喜多見一哉
話之参 〈二人旅 (フタリタビ)〉
14/35

side:Hime 其の伍

 「え…、ここが事務所って…」

あたしは、絶句してしまった。本当に、文字通りの"絶句"だった。

 木造の二階建て、部屋数が、外見から確認出来るだけで、玄関を中央として一部屋…二部屋…片側六部屋、両側で一二部屋。磨りガラス窓には、全て明かりが漏れている。ベランダすらもなく、窓に物干し竿を掛けるための小さな金具が付いている。窓の一部が欠けていたり、割れていたりする部屋もある。あれかな、家賃一万円とかの、トイレ共同、お風呂ナシとか…。

 玄関の扉の上には、木の板が貼り付けてあり、こう殴り書いてある。「神滅荘」と。

ってか、築二〇年どころじゃない、下手すると五〇年、いや、一〇〇年とか経ってそうな建物じゃない…。

「昭和時代くらいの…なんか、こんなの、教科書とかで見たことあるような…。ほんとに、ここが神滅関西支部なの…?」

 大きく口を開けて、唖然としているあたしと八雲の横で、弥生さんがけたたましく、それもお腹を抱えて笑った。

「ビックリした?ビックリしたやろ!?でも、ここが正真正銘、神滅関西支部事務所やで!ウチらのホームベースや!まあ、笑かしてもろたお礼に、説明したるわ。」

 あたしと八雲が、唖然とした顔が戻らないままに、ほぼ同時に弥生さんの顔を見る。

「まず、ここは何県やろ。奈良県やな!」

二人で、コクコクと頷く。

「京都・奈良っちゅうたら、なにが有名やろ。そう、お寺さんとか、神社とかやな!」

更に、コクコクと頷く。

「ちゅうことは、や。市民の間で、そないに信仰が薄れてへん、っちゅうことや。」

再び、コクコクと頷く……って、え?

「ってことは、関西には神憑が出現しない…」

八雲が、いきなり真顔に戻って呟く。

「ちゃうねん、出るよ」

弥生さんが否定する。

「出るけど、数が少ないってことやね。だから、関西支部は、回される予算が大幅に削られてんねん!寂しい思いしとんねやで!現に、関西支部で活動しとる神滅メンバーはたったの二組や!たったの二組で、大阪、兵庫、奈良・京都、滋賀をカバーしとんのや!大変なんやで~」

「でも、その二組で、今のところは何とかなってるってことでしょ?」

あたしが突っ込む。

「お、ナイス突っ込みやね。関西人の素質あんで!まあ、今回案内役を買って出たのはなぁ…」

弥生さんが一息置く。そして、いきなり拳を握りしめて…

「本部の人におべっか使うて、おもてなししてやな、こっちの現場知ってもろて、なんとかして予算増やしてもらおか!っていう、超が付く下心からや!」

と、叫んだ。

 こ、これが関西人…。

あたしは呆れると同時に、その図太さに感心した。それに、おもてなしって…二〇二〇年の塔京オリンピックかぁ!

「あはは、まあ、入ってぇな。更にビックリするで!」

弥生さんが、先陣を切って玄関のドアを開けた。あたしと八雲は、顔を見合わせて、ため息をついてから後を追った。


 玄関を入ると、そこは暗い廊下のような場所だった。照明は一つもついていないけど、外見から考えるに、明らかに雰囲気が違う。先に入っていた弥生さんが、手前の壁についていたスイッチをタップした。

 廊下の照明が一斉に点灯する。

 そこに現れたのは、塔京スカイツリーの地下にある、神滅総本部と同じディティールの廊下だった。違うのは、塔京は一番奥に事務所の扉があっただけだったが、こっちは両側に一つづつ、そして、奥に一つの扉があることだ。規模としては、確かに塔京よりは小さいだろうけど、とても予算が削られているとは思えない。

 あたしと八雲は、再び二人で弥生さんの顔を見やった。そして、隣で大爆笑する弥生さん。

「な!せやから、ビックリする言うたやろ!」

「えっと、弥生さん、どこからがホントで、どこからがウソなのかな…?」

あたしが尋ねる。

「ああ、建物の外観のフェイクと、予算が"大幅に"削られてるっちゅうことだけがウソや。それ以外はホンマやで。これくらいのギャグを流せへんようでは、関西ではやってけへんで~!」

で、再び大爆笑。

八雲がうんざりした顔で、あたしを見た。

「なあ…オレ、関西人は好きになれねぇわ…」

「ああ、あたしも…」

ふたたび、顔を見合わせてため息を漏らした。

「一番奥が事務所や。その手前は、倉庫やな。事務所は二階まで吹き抜けやけど、そこの階段から二階に上がれば、四部屋宿舎があるんや。そこに、アンタらの部屋が取ってあるから、好きに使うてな!とりあえず、ウチのボスを紹介するわ。ついてきて」

確かに、玄関横に二階へ上がる階段があった。鉄製の階段だが、なんか工場のようなイメージを醸し出している。

 弥生さんは、一番奥まで歩いていくと、扉の脇についていた開閉スイッチをタップした。そして、大声で一言。

「おとん!連れてきたで!」

おとん?おとんって、お父さんってこと?

 あたしたちは、続いて事務所に入っていった。

 事務所内は、塔京の事務所と造りがほとんど変わらないように見えた。奥の赤鳥居も一緒だ。ということは、その奥には、ここにも神様がいるって事なのかな。

事務所の右手奥に座っていた四〇歳手前くらいの男性が、立ち上がって近づいてきた。

「やあ、関西支部へようこそ!」

…あれ、標準語だ。

「速水八雲くんと、名椎比女さんだね。本部のトップメンバーにお会い出来て光栄だ」

言って、あたしたちに握手を求めてくる。八雲、あたしの順番で握手を交わし、男性に勧められるまま、その脇のソファに腰を落ち着けた。あたしは、神滅メンバーじゃないんだけど…。ま、いいか。

「私の名前は、近藤(こんどう)暁彦(あきひこ)。関西支部の支部長を務めている。元は、本部の木村課長の部下でね。出身がこっちだったせいか、言われるがままに返事していたら、いつの間にか支部長になっていたという不運な男さ。そこにいる弥生の父でもある」

そして、はははと笑う。

「塔京での話は聞いている。八岐大蛇(ヤマタノオロチ)…だったね。ずいぶん大変みたいじゃないか。」

「ええ、その八岐大蛇を浄化するための、武器を授かりに来たんです」

「それも聞いているよ。神剣"天羽々斬(アメノハハキリ)"、石上神宮の神宝だ。すでに、大宮司(だいぐうじ)(すが)さんには連絡が入れてある。今日は休んで、明日訪ねるといい。」

「はい、ご厚意、ありがとうございます」

あたしはぺこりと頭を下げた。

「あ、そうだ」

手をパンと叩いて、近藤支部長が切り出してきた。

「もし、まだ元気なら、是非とも弥生に稽古をつけてやってくれないかな。八雲くんは、格闘戦(インファイト)においては相当な腕だと聞く。弥生もどっちかというと攻撃(オフェンス)気質でね。どうだろう、お互いの手の内を見るのも、いい経験だと思うけど?」

 あたしが後ろを振り返ると、ソファの後ろに立っていた弥生さんが、目をキラキラと輝かせていた。なるほど、それも狙いなのか。でも、八雲の格闘戦(インファイト)技術(スキル)は、素人のあたしが贔屓目なしに見ても相当なものだと思う。弥生さんがどれだけの腕なのかは判らないけど、勝負になるのかな。

 八雲はしばらく考えて、答えた。

「いいですよ。誰かさんのせいで、ちょっとムシャクシャしてたところですし。軽く揉んでやりますよ」

誰かさんって…弥生さんの事だよね、間違いなく。不敵に微笑む八雲の顔が見える。あ、こりゃ手加減しないなぁ。後ろから、驚喜の声が響いた。

「ホンマ!?ホンマなん!?嬉しいわぁ、さっそく手合わせしてもらってええか!?」

ぴょんぴょんと跳びはねる。

「どこでやるんですか、外ですか?」

「いや、鳥居の奥を下ると、道場になってるんだ。ウチは、そこでメンバー同士の鍛錬を行っている。そこに行こうか」

近藤支部長が立ち上がり、鳥居に向かう。そして、相変わらず飛び跳ねながら弥生さんが続き、鳥居の奥に消えてゆく。

「八雲…?」

それを見送りながら、あたしが声を掛ける。

「なんだよ?」

八雲が、ニヤニヤとして答えた。

「手加減、忘れちゃだめだよ。絶対する気なかったでしょ」

「わ、わかってるよ」

やっぱり、図星だったようだ。まあ、言ったところで手加減するとは思えないけど、一応…ね。

 あたしと八雲も、鳥居の奥に向かった。

 

 道場と言っていたけど、そこは相当な設備だった。ベルトウォーカーやシットアップベンチ、エアロバイクやウェイトトレーニング用マシン…ちょっとしたトレーニングジム並みの機器が部屋の周囲に並び、中央に一〇m四方の試合場があった。試合場の床は堅めのマットでできていて、転んだりしても衝撃を吸収するようになってるみたい。弥生さんと近藤支部長は、そこであたしたちを待っていた。

「八雲くんの武器は、剣だったね。そこの壁に、演習用のクッションが付いた剣が掛けてある。好きな長さのものを使うといいよ」

壁を見ると、長さ三〇cmくらいのものから一m越えのものまでの"棒"が、何本も掛かっていた。八雲はその中から、八〇㎝くらいの棒を手に取る。

「ルールは、負けを認めること、場外へ出ること、倒れて一〇カウント、この三種類だけで敗北にしよう。一本取りはなし。それ以外は、自由にやってくれ。あと、比女さんは、八雲くんに助言など与えないこと。いいね」

敢えてあたしにも言うってことは、この手合わせの中で、あたしが関わる機会があるってことなんだろうか。この支部長、何か企んでるな…。

 あたしは、近藤支部長の顔を見上げる。支部長は口に一本指を当てて、ウインクを返してくる。

 …なるほど、そういうことなのね。あたしはその仕草で、この"手合わせ"の真の意味を理解した気がした。

「では、両者中央に!」

支部長が合図をかける。八雲と弥生さんが、試合場の中央に進み出た。八雲は棒を青眼に構え、弥生さんは…

「あれ、弥生さんは、武器を使わないんですか?」

そう、弥生さんは、黒い小さなグローブを着けているだけ。すなわち、素手同然だ。

「ああ、弥生は古武術をたしなんでいてね。神憑と戦うときも、グローブのみなんだよ」

弥生さんが左足を後ろに引き右手を前に、左手を腰に構える。

「始め!」

そして、手合わせが始まった。

 八雲が自分の間合いに詰めるより早く、弥生さんが素早く動いた。棒をを振り上げた八雲の懐に、腰を落として入り込む。そして、左足を前に踏み込み、左掌が八雲の右みぞおちに向けられた。

 それを察知し、すぐさま右腕を下げ、右肘でみぞおちを防御する八雲。掌が右肘にヒットし、そして、あたしにだけ見える、黄色い神力が遅れて…。

 めきゃっという音と共に、八雲が"吹っ飛んだ"。そりゃもう文字通り、数mきれいに吹っ飛んだ。八雲は頭から床に転がる。

「試合なら、一本ってところだろうね」

支部長が静かに言った。

 開いた口がふさがらなかった。八雲が、防御したのにもかかわらず、あれだけ綺麗に飛ばされるなんて。それに、更に驚いたことは、弥生さんの神力だった。

「支部長、性格悪いですね。ホントに全部聞いていたんだ…」

「この意味に八雲くんが気づけたら、今後の足しになると思ってね」

言って、フフリと微笑む。

 そう、弥生さんの神力は、昨晩の手力男(タヂカラオ)八岐大蛇(あたしのからだ)と同じ。神力を固形化して、相手にぶつけるという類のものだった。

 神力を視ることのできない八雲にとって、最悪の相手というべきか。だから、あたしに助言禁止だと言ったんだ。

 八雲が立ち上がり、腰に棒を構えて低い姿勢で弥生さんに突っ込む。弥生さんは再び同様に構え、八雲を迎撃する。棒の間合いを利用して一歩早く振り下ろすけど、弥生さんの右手が、その棒をいなして弾いた。そして、また閃く左掌。八雲は体勢を崩していたが、崩れるままに身体を捻って左掌をかわし、棒を足下に大きく振り抜く。弥生さんは小さく跳んでかわすが、八雲は振り抜いたそのまま小さく横に一回転し、跳んだ弥生さんの足に一撃を当てる。今度は弥生さんが体勢を崩すが、そのまま両手を床に付けて、反動で後ろに飛び退いた。そして、直ぐに八雲の目の前まで飛び込む。そして、左掌の一撃を加えるが、一足先に体勢を整えていた八雲が、バックステップでかわした。

 そして手力男の様に、固形化した神力がバックステップした八雲を襲う。八雲は再びそれに当たって、小さく飛ばされる。

「…なるほど、あんたら性格悪いぜ。オレが手合わせしてやるんじゃなく、手合わせされてるんじゃないか」

 あ、八雲も理解したみたい。たしかに、手力男と同様の、いえ、それ以上の神力固形化で攻撃してくる八岐大蛇に対して、こういった訓練は役に立つに違いない。ただ、八雲は神力が視えないって欠点があるから、あたしが代わりに指示を出すって条件がつくんだけど。

 この条件さえ八雲が理解すれば、後は手力男同様、"攻撃させない"攻撃に切り替えるだけだった。突撃し、接近戦に持ち込み、相手の攻撃を神力が飛んでくる前に流す。身体が開いた時に小さく攻撃を加え、再びアウトレンジに飛び退く。ただ、相手は同じ人間、同じ戦法が長い間通用するわけがない。弥生さんは直ぐに大振りの攻撃から、細かい連打の攻撃に切り替え、八雲を圧倒していく。

 お互いにクリーンヒットが出ない状況が五分ほど続いた。視ると、神力を使い続けている弥生さんの方に、疲労が見え始める。小振りの連打が徐々に大雑把になっていき、その隙をついてどんどんと八雲が棒を突き入れた。

 そして、決着の時間がやってくる。

 弥生さんが右掌で八雲の顔面を狙う。八雲は左手でそれを自分の顔左横に引き寄せて彼女の体勢を崩すと、そのまま右肩を捻って、相手の勢いと、自分の全体重を乗せた棒の束を、彼女のお腹に突き入れた。

「かふっ!」

弥生さんの口から、嗚咽が漏れる。そしてそのまま、八雲の足下に崩れ落ちた。

「はい、1~2~3~…」

近藤支部長がカウントを始める。

「いや、おとん。もうええわ…」

言って、弥生さんはひっくり返り、大の字で横になった。

「ウチの負けでええ~。やっぱ強いわ、さすが本部のお方や~」

かく言う八雲も、どっちかというと満身創痍だった。肩で息をし、両膝に手を付けて、無理に上半身を支えている感じだ。

「いや、強かったぜ。接近戦(インファイト)同士の戦いが、こんなにきついなんてな。でも、何か掴んだ気がする」

「お役に立てて嬉しいわぁ。あ~、対人戦闘で、負けたことなかったのになぁ。むっちゃ悔しいわ~!」

大の字のまま、弥生さんが地団駄を踏んだ。

「二人とも、いい経験になっただろう。八雲くんは、これを今後に生かしてもらいたい。そして弥生は、八雲くんを負かせるくらいに精進することだな」

支部長が、弥生さんを助け起こす。

「せやなぁ。八雲さん、次は負けへんで!またやろうや!」

「おう、いつでもかかってこい」

言って、二人は握手を交わした。

 う~ん、こういうのもいいものだなぁ。

「じゃあ、気を取り直して…」

支部長が、弥生さんに頷いた。

「せやね。今夜はゆっくり休んでもらわな!二階の部屋に案内するから、ついてきてな!」立ち上がった弥生さんが、事務所に続く階段を昇り始めた。

あたしは彼女に続きながら、八雲に微笑んだ。

「手強かったね、弥生さん。序盤、負けたと思ったでしょ。お疲れ様」

「ああ、そう思った。手力男と戦ってなかったら、為す術がなかったかもな。でも、マジでいい経験だったよ」

そして、苦笑する。

「今度は、あたしが神力視なくても、いけるんじゃない?」

「あ~…」

八雲が言葉に詰まる。

「そりゃ無理だ。なんせ、ヤツはでっけぇからな。サポートしてもらわんと、攻撃が見えん」

「でも、いずれあたしは、あんたと離れるんだからね。神力視る訓練とか、してもらわないと」

その言葉に、八雲が一瞬表情を曇らせたように見えた。

「あ、ああ。そうだな。頑張るよ」


 二階へ続く階段を昇って、弥生さんが立ち止まった。

「一番手前の二部屋で休んでな。内装は一緒だから、どっちの部屋でもいいで!」

「あ、ああ。ありがとう。」

八雲が返事をする。さっきから、様子が変だ。

「ん、八雲さん、もしかして…」

そして、弥生さんが意地悪そうに笑って続ける。

「比女ちゃんと、同じ部屋がよかったんか!?ごめんなぁ、空気読まんで!」

その一言に、あたしと八雲が怒鳴った。

「そ、そそそそんなわけないでしょ!!あああたしと八雲は、その……」

「そ、そうだ!なんでオレがコイツと!」

その姿を見た弥生さんが、三度大爆笑した。

「ほな、おやすみ!からかってゴメンなぁ!」

あたしたちは真っ赤になった顔を見合わせ、無言で背を向けると、それぞれのドアを開けて入っていった。

 …あ~、恥ずかしい。って、ほんとになんで、あたしはこんなに慌てるんだろう。おかしいなぁ。


ちなみに、決して関西の方をディスってる訳ではございません!すみませんでした!


明日up分で、この章は終わる予定です。

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