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町で何してるの?③

勢いだけで書いてます!

アサナさんのご要望の防具屋に行きます。


「テンションが下り坂です。ミジンコがチョーシのってます」


ふん!別にテンション上げて欲しいわけじゃないんだからね。高いテンションでのツッコミほしい訳じゃないんだから!

そこんとこ勘違いしないでよ!


「あ~~~(グダグダ)ど~~~でもいい~~~」


♪荷馬車がゴート、ゴート、アサナを乗せていく~♪


「荷馬車じゃない!首っ、首にロープ!引っ張るな~~~っ」(ズルズル、ズルズル《ゴンッ》ズルズル)


妖精なんだから、空を引かれてればいいものを、律儀に地面引きずられて。


「お前が、巻き付けたのが、ロープ(飛行能力奪う。飛べない豚はだだの歩兵だ!一生這い蹲っているがいい!)じゃなければ、飛べたんだ!それに石ころや木の根が張り出した所ばかり歩きやがって!」


嫌だな~。人(妖精)を引きずってるのに、道の真ん中歩くってどこの羞恥プレイ?『もっと、端っこ歩きなさいよ』なんて言えないから人の邪魔にならないようにすみっこ歩いてたのに……。


「それでも、他にやり方があっただろ!」


お姫様抱っこ。(手のひら2つ分)


「…………」


ピンセットでつまむ。


「(T_T)もう、いいです。……(常識)諦めました。」


それならば、元気を出して貰うためにあま~~い物を食べていただきましょう。


「えっ?」


見えてきたのが甘味カフェ《さとう吐きますか?》です。

「《さとう吐きますか?》……立派な建物だね。ログハウス風?」


(聞こえないように小声)都合上、1時間で建てて貰いました。

(大声)さあ、存分に浴びて下さい。


「おわっ!急にデカい声出すな!耳、キーンてなるやろ!キーンて!」


予約してたんですけど~。


「いらっしゃいませ。どうぞこちらに」(にっこり)


「初めから外のビニールシート敷かれてる上に案内されたのが、嫌な予感しかしないけど。あれ?オネーさん?アイテムショップのオネーさんですよね」


「あら、あの子(少し、がに股)に合ったの?粗相をしなかったかしら?」(ザクッ、)


「いえ、ありません。いいキレなければでしたよ」


「あの子がお店を初めてから、少し心配だったから」(ザク、ザク)


あの~。ちっ、注文は取ってくれませんか?((-.-;)あぶら汗)


「あら、すいません。予約ではスペシャルメニューとなってましたが、変更は?」(ザク、ザク)


ありません。(ダラ、ダラ←あぶら汗)


「それなら、ご用意の方を進めさせてはいただきます。スプーンなどは、こちらからお抜きになって下さい。(くるり)」


「おわっ!おまっ、背中にナイフ、フォークが何本も刺さって、おまえは、ハリネズミか!しかも血だらけ!(°□°;)(アワアワ)」


早くぬいて~。目の前が、くら――(しょ☆う☆め☆つ)


「ひとりだけ消えやがった!違う!死に戻りか?にっ逃げ――さっきのロープ、いつの間にか縛られて――」


「それではお召し上がり(死んで)下さい」(にっこり)


「今、かっこ内で死んでって言わなかった?!えっ?ログハウスに駆け戻って鍵掛けやがった?何か知らんが、ヘルプッ、ヘルプ、ミー」


『ヴウ~~~。(警報)カフェ《さとう吐きますか?》でスペシャルメニューのドラム・プリンが注文入りました。付近の住民の皆様は近くのバリゲードに避難して下さい。繰り返します。カフェ――』


「ヘルプ。何か知らんけどヘルプ」


『ドゥン、ドゥン、ドゥルルルル(エンジン音)』


「クレーン車がきた。ドラム缶釣り下げてるけど、下の方肌色のがプルっプルしてる!」


『当店、自慢のドラム・プリンです。地上100Mから、プッチンプリンの要領でお客様の真上に落下させます』(←スピーカー)


「殺す気かぁぁぁぁぁ!客の上落としちゃダメだろぉぉぉぉぉ!」(ジタバタ、ジタバタ)


『無駄なことするのは無駄に無駄で無駄だから無駄無駄無駄無駄無駄………』


「ジョ☆ノ~~!てっ違う!離せ~!」


『ドラム・プリン落下、3秒前。3。2。1。(ポチッ)』


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――(ベシャッ!)」


◆◆◆◆◆◆


その後、水晶の台座で発見された。


「プリン……怖い」

この先、無事に防具屋に着けるか心配です。

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