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僕の1993 春  作者: まさひろ
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6

 部屋に戻り、汗臭かったので、素早くシャワーを浴びて、少し新しめの服に着替えて、部屋を出た。

 寮から5分ほど歩いて砂利の駐車場へときた。

 ここには、僕の愛車が止めてある。昔、スーパーカーにあこがれたが、さすがに高級車は買えないので、僕がかっこいいと思える車を買った。

 TOYOTA、トレノGT-Zである。

 この車は、ヘッドライトが格納式になっていて、ヘッドライトを点灯すると、サイドのボンネットよりライトが出てくる。さらに、スーパーチャージャーとゆう過給機システムを採用していて、ボンネットの中央に空気を取り込む大きなエアーダクトが装備されている、2ドアの車だ。

 僕の中で、かっこいい車はヘッドライトがボンネットから出てくるのが第一条件だったのだ。

 僕は、この車を中古屋の店頭で見た瞬間一目ぼれして、すぐに購入した。

 僕は、車に乗り込みエンジンをかけ、クラッチを踏み、ミッションの1ギアに入れ、ゆっくりと車を発進させた。

 少し加速すると、キュィーンとエンジンから音が鳴る。スーパーチャージャーの音である。

 爽快な音の中、車を走らせ近くのスーパーに寄って、ビールとおつまみを購入し、彼女の家に向かった。

 車で20分ほど走ると彼女のアパートが見えてきた。

 彼女のアパートは、住宅街から少しはずれにあり、アパートの3方向が田んぼに囲まれた場所にある。

 アパートは2階建てで、少し立地条件が悪いため、家賃が少しお手頃と以前彼女から聞いた事があった。

 僕は、彼女のアパートの前の道に車を止め、アパートの敷地内に入っていった。

 アパートの隅には、自転車置き場があり、彼女が使っている赤い自転車が止まっていた。

 僕は、アパートの2階に上がり、部屋のチャイムを鳴らすと、笑顔の彼女が「いらっしゃい」と僕を向かえてくれた。

 部屋に入るとすぐにおいしそうな香りが漂ってきた。僕は、買ってきたビールとおつまみを彼女に渡した。 彼女は「ありがとう、後で飲もうね」といい、冷蔵庫にビールをしまった。

 もう少し料理に時間がかかるので座って待っていてと言われたので、僕は、奥のリビングに行きソファーに座った。

 リビングに置いてあるオーディオからは、今はやりのポップミュージックが流れていた。

 部屋は、キッチン、リビング、寝室の3部屋あり、一人で暮らすには十分な広さになっていて、リビングにはテレビやソファーなどが置いてあるが、女性の部屋にしては結構さっぱりした部屋だ。

 僕は、まだこの部屋に来るのは2回目で他の部屋もしっかり見たわけではないが、普通女性の部屋とゆうのは、ピンク色や白色で統一したり、ぬいぐるみを置いてかわいくするとゆうのが僕の一般知識だが、彼女はあまりそうゆうのはこだわらないタイプだと思う。

 又、彼女の性格もこの部屋と同様に、かなりさっぱりとした性格にも思えた。ものすごくベタベタするわけでもなく、常に会いたいとも言われない為、本当に好かれているかたまに疑問にも思うが、部屋で手料理をご馳走してくれるので、嫌われてはいないと思っている。僕がもう少し積極的になれば恋愛内容がかわってくるかなと思案しながらソファーでくつろいでいると彼女から、ご飯できたとのお呼びがかかったので、僕はキッチンにあるテーブルへと腰かけた。

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