表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/17

3.ドジっ子女神



「ふむふむ、で?ゲームが好きで回線に侵入して見て回っていたら私が戻ってくるためのデータ回線に足引っ掛けて脳を焼き切ってしまった?」



「ふぁいっ!!すいませんすいません!本当にすいません!謝って済むものだなんて思ってませんすいませんすいません!」



目の前の女神様は綺麗な髪をべしべししながら今なお土下座をしている



「いやいいんだけどさ」


「ですよね!!!許して貰えませんよね!!もうほんとになんでもするんで!!!!ゆるっん?ん?え?いいんですか!?」



綺麗な顔が驚きに凄まじくなっているのを見て思わず吹きそうになった






「うん、何でもしてくれるんでしょ??」

「はいもうそれはもう!!」










話を聞いている限りでは私の生きていた世界の他にほかの神様達が管理している世界が沢山あるらしい。



「私は、平和な暮らしがしたいかな、どうせなら生き物とかがいっぱい居て、緑が綺麗なとこ!」


元の世界には私の存在があるから戻ることは出来ないけど、ほかの世界に転生することは可能らしい。


どうせ転生するならあんなとこじゃなくてもっと空気が綺麗なところがいいよね


「分かりました!!」



「ユイ様の願いは、緑が綺麗で生き物が沢山いる場所で安心して暮らしたい。ですね!」


「うん。よろしくお願いします。」



女神様は両手をぐっと握って私の要望を確認してくれる


「えっと、今の空いている世界……決まりました。ユイ様はサニアという神が制御している世界に転生することが決まりました。」

「サニア……様?」


つまり宗教的なものがあるのかな?崇めたたえないといけないかんじ?私無宗教なんだけどなぁ……



「では……ユイ様をサニアの世界へと飛ばしますね。」

「ちょっと待って、その前にあなたの名前を知らないんだけど……」


そう言うと女神様は少し目を瞬いてあっとしたように言った


「言ってませんでしたっけ!すいません……予想外の出来事が立て続けに起きて処理しきれてませんでした……えっと、私の名前はエルノアです。」

「わかった、ありがとう覚えとくね、」



エルノアははい!と満面の笑みを返したあと光のモヤがかかったようになって消えた



そして目を開けた時。何故か目に入ったのは茶色い天井だった





ーエルノアの世界ー


「ふぅ、無事にサニアの世界にたどり着いたみたいですね……えーっと、あそこで安全に暮らすために……んー、この数値をもう少し上げて、ここも……ん?あと、えーっと、これは全部上げちゃおう……選べないし、んーと、新しいゲームを始める時はレベルは1だよね!」




エルノアは天然入ってます。


次から異世界です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ