表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/17

2.これはもしかして転生と言うやつでは……


ギリギリボスを倒し、100レべになった結衣は暗転した暗い世界の中現実の体へと意識が乗るのを待った。



…だが、それは待てども待てども来ない


(あれぇ、緊急メンテでぎりぎりまでログインしてたからバグってメンテ中のゲームの中に取り残されちゃったのかな、)


そこまで考えていやいやと思い直す。そんなことがあったら現実(リアル)のVRMMOにログインするためのヘッドセットのセーフティが作動して意識が戻るはずだ。


再び結衣はうーんと悩み始めた


本当ならあごに手を当てて言うだろうがここではあいにく体がなかった。






だが、ふと気を抜いた時、回り一面が真っ白になっていた





「なっ……!!」






なんだ、ここは……



「はっはっはっ、新フィールドは天空?天界?まさかっ……翼が生えた天使族のモンスターとか!!!!神様からクエスト依頼来たり!?!?」



そう、なんか、何だかすごく神様が出てきても驚けないような、そんな場所である




「はー、それにしてもなにもないな……」




とりあえず今どこにいるかマップで見ようかな



「……ん?」


「なんで?なんでこんな……?」




マップが、砂嵐みたいになってる……


レアフィールド?的な……?

でも、モンスターはリポップしないし、武器も持っていない。それに……




「うわっ!!」




自分のステータスを表示するウィンドウを開こうとした時、急に目の前にそれは現れた




「だっだだだだだただれっ」




私の目の前には土下座した人がいたのだ。





そして急にバッと顔を上げた


わぁ……綺麗な人……


「ごめんなさいごめんなさいチートでもなんでもあげますから許してくださいごめんなさい!!!!!」




と思ったのもつかの間、私と同じくらいの歳と思うほどの女の子は綺麗な金髪をヘドバンかと思うくらいに頭を上下して超早い土下座をしてきたのだ。




ウルトラスーパーシャイニング土下座かな……





結衣は半ば思考回路がぶっ飛んだ頭で壊滅的ネーミングセンスを発揮した



「えっ、で、え、あの、なんで?」




目の前の女の子が過激すぎて言葉が出てこなくなりつつも疑問に思ったので聞いてみた




「そっれがぁ〜……」









お話を聞いていたら金髪碧眼のかわいい女の子は女神様っぽい



そして私は死んじゃったんだって











ん?????






死んだ????これゲームじゃなくて?







かわいい女の子の胸ぐらを掴むほど自分の気性が激しかったなんて知らなかったわ私





「どういうことですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?!?」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ