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詩、あるいは詞

馬鹿みたいに綺麗な空の下で

作者: 志賀飛介

馬鹿みたいに綺麗な青空を見て

平和だなぁって思ったんだ

この空の下にみんないるとか

気持ち悪いことも思ったりした


平和が一番とか愛こそ全てとか

そんな綺麗なことは言いたくない


馬鹿みたいに綺麗な空の下で

馬鹿みたいな歌を聴いてさ

綺麗なだけの言葉がやけに染みるんだ

ロックンロールってやつだろうか


馬鹿みたいに綺麗な夕焼けを見て

切ない気持ちになったんだ

夕焼けを歌った歌はたくさんあるけど

みんな同じ気持ちなんだろうか


愛してるとかありがとうとか

そんな綺麗な言葉は聞きたくない


馬鹿みたいに綺麗な空の下で

馬鹿みたいな日々を生きてさ

綺麗なだけの言葉じゃ足りないが

他に言うべきことも見つからない


馬鹿みたいに綺麗な理想を掲げるあいつらは馬鹿なんだろうか

そんなことはないか

綺麗なだけの言葉は大切だからこそ綺麗なんだろうか

そんなこともないか

今日の空は一段と綺麗だ


馬鹿みたいに綺麗な空の下で

馬鹿みたいなことを思う

ただ漠然と思う

馬鹿みたいに綺麗な空の下で

馬鹿みたいに空を眺めた

そろそろ冷えてきたし帰るか

今日は秋晴れ


『馬鹿みたいに綺麗な空の下で』

タイトル気に入ってます。ちょっと熱い曲っぽいタイトルではありますが。


よく見たら『大きな玉ねぎの下で』と似たタイトルですね。


公園のベンチで空を見上げ、ふと思ったこと。綺麗なこととか愛と平和のロックンロールとか。

そういうイメージで書きました。実際には公園とか行ってないんですけどね。

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