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200文字小説集 vol.2

いつも私の横に居るのは…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 合格発表を見に来た私はある男の子に声を掛けられた。

「どうだった?」

「合格です」

「嬉しいな。君みたいな可愛い子と一緒に居られる」

「あなたも合格したんですね…」

 彼の姿はもうなかった。


 入学式、教室に入ると私の横に彼が居た。

「このクラスなの?」

「そうだよ。ずっとね」


 帰りに友達に彼のことを話した。

「そんな人居なかったよ」


 後日、噂で聞いた。

 昔、この教室で亡くなった生徒のことを。


 そして、今日も彼は私の横に居る。

 



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― 新着の感想 ―
[一言] え? このあと、主人公はどうなっちゃうの? ハッピーエンド? それともバッドエンド? これって、幽霊のストーカーですよね? いろんなその後が、頭の中を駆け巡っております♪ でも第一希望は…
[一言] 三年間限定の彼女ですね。 そういう設定で、学園ミステリとか読んで見たいです。 コメディタッチで、ちょっと怖いの。
[一言] ちょっとなるほどと納得しました(笑)
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