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3 勇者と少年の邂逅③

「なら言わせてやろうぜ」

声が聞こえたほうを見るとそこには村に来た勇者がいた

「正直、あいつらうざいし、ここはいっちょお前がやってみようぜ」

「なんで、あんたがここにいんだよ」

「村長の狙いなんかは、見え見えだったから

とりあえず、お前の保護をしようかと思ったがお前にやらせた方がおもしろそうだと思うし、あいつらのアホ面が拝めるかもしんねぇからな」

勇者はにやけながらそう言った

「だが俺は何もできることはないぞ、魔法の適性も、身体能力も並以下だぞ」

「マジかよ、黒髪黒目って転生チートとか持ってるもんじゃなかったのか?

あの神さん言ってることと実際に起きていることと違うじゃねぇか」

転生チート?なんだそれはと悩んでいると

「もしかしてお前転生者じゃないのか?」

「あんたが言ってる転生者とかいうのはわからないからたぶん違うんじゃないのか」

「こんなこともあるんやな

とりあえず、お前の ステータス 見せてくれよ」

「どうやってだすんだ?」

「ステータスの出し方も何も教えてもらってないのか、ステータスオープンって念じてみろ」

(ステータスオープン…)

目の前に半透明な板が浮いた

名前:

種族:人間ヒューマン7歳

LV:1

HP:9/9

MP:57/68

STR:4

DEF:7

INT:2

AGL:5

DEX:11

LUK:1

称号:転生者?・呪われし者・無能者

スキル:生活魔法Lv1


「名前が空白だぞ、もしかして名前がないのか?」

「ないな、今まで誰にも呼ばれたこともなかったから気にしたことはなかったな」

「なるほどな、ちなみに俺の名前は上野 嵐

名前の欄が空白だしハクって名前はどうだ?」

するとステータスの名前の項目にハクと書かれて

「ステータスに書かれたからそれでいい」

「おう、んでハクのステータスはほんと身体能力は並以下だな」

この世界では、Lv1で平均10程度はあるハクのステータスはMPとDEXだけが10を超えているだけだ

嵐はステータスをいじると

転生者?:転生者かもしれないとだけで転生者じゃない場合もあるお\(^o^)/

呪われし者:悪魔、魔神に目をつけられたものにつけられる 効果 MP使用時低確率でMP最大値上昇

無能者:極まれに生まれた際に所持している場合がある 効果 全ステータスマイナス (大) スキル成長速度マイナス (中) 

「うん、この無能者って称号のせいだな、とりあえずハクにはこれからちょっと付き合ってもらうぜ」

「魔物を倒してあいつらに一泡吹かせれるならな」

「その心意気やよし、んじゃちょっと目閉じてな」

しばらくするとそこには真っ白な空間が広がっていた



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