プロローグ
はい!初めましての方は初めまして!お久しぶりです。または、また会いましたね!のお方は三作品目書いちゃいましたw
今回もバトル物ですが、主人公の設定が心に傷を沢山持っていた少女になっております。どうぞ。楽しんで行ってください。
中学校の校庭に一人の少女と黒く恐ろしいオーラをまとった輩が戦っている。その戦いに起きた大きな音に教室にいた生徒達が窓から校庭を見下ろす。
「貴方達みたいな低脳の頭で世界を滅ぼそうとしか考えていない敵に負けてたまるかって!!」
叫び叫び叫び続けながら、銃やナイフ、爆弾、そして、異能力というものを使い戦う一人の少女。
「いい加減負けたらどうだ?苦しいんダロ?辛いんだろ?壊れそうなんダロ?ボスから情報はたっぷり聞いてるから弱み握ってるんだよナァ〜」
黒い人が言った。
校舎の窓から声が聞こえた。
「何してるの!?授業始まってるよ!!!」
空気の読めない馬鹿が声の主だった。小学校から一緒の少女だった。
「いやいや、そこじゃないでしょ。普通。」
その少女の隣にいた少年が言った。
「おい!!何してるんだよ!一体何をして…」
少年はそう叫んだ。どいつもこいつも空気の読めない馬鹿め。
「てめぇらなんぞの戦えねぇクズは黙っててください。こいつは地球の人類を滅ぼして自分達の者にしようとしている低脳なクズ。世界を壊そうとも思ってるような低脳ですよ。まぁ敵であり、この日本を滅ぼす担当の輩ですよ。」
「なっ!おまっえっ!今クズって言いやがったな!?」
「あぁ。言ったよ!言ったさ!貴方達のせいで私はボロボロだって心も!体も!知りもしないで呑気に過ごして。」
その言葉に一瞬言いかけた少年。だが、言葉の意味に不思議に思ったらしい。
「どういう意味だよ!誰に向けてクズだって言った!?しかもなんだよその服!!」
「あぁ〜もう!!戦っている最中に話しかけないでくれるかな?君達全員に言ったの!分かる?!ねぇ!分からないでしょ!!クズだから?クズだもんね!もうあたしの中全てボロボロに壊れてるのに…」