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01



仕事を終えて自宅へ戻って来た時には、時計の針は既に8時を回っていた。

ポストから回収したチラシや封筒類をテーブルに置き、ほっと息をつく。



「…ん?」



チラシの隙間から見覚えのある名前が見えた気がした。

探ってみると、茶色い封筒の表に「浅香中学同窓会」の文字。

裏には、当時の学級委員の名前が書いてある。



「ああ、そう言えばもうそんな時期…」



浅香中学を卒業してもう10年。

同窓会が行われてもおかしくはないだろう。



「来月の第3土曜日…」



毎週土曜日は早めに帰る事が出来るし、そっからだったら間に合うか。

あ、場所は居酒屋を貸し切ってするんだ。

この店のだし巻き美味しかったな確か。



返信用葉書にチェックをいれ、仕事用の鞄に丁寧に入れておく。

「参加する」にチェックを入れた葉書は、明日仕事前に出そう。

そう考えながら、大きく伸びをした。




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