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悲嘆の追憶  作者: 捺魅
3/13

妖怪喫茶


「いらっしゃいませー!」


文化祭当日、俺のクラス三年六組は妖怪喫茶というものに決まった。

カフェとお化け屋敷で中々決まらなくて、もうこの際一緒に混ぜてしまおうとのことだった。

まぁ、普通にお化けの恰好をした生徒が食べ物や飲み物を出しているだけのものだ。


でも、異色のコラボがうけたのか昼からは来客数が少しずつ上がっている。

一人三百円以上の注文をしたお客様にはサービスで好きなお化け店員と写真を撮って持って帰ることができる。


お昼時もさって、ちょっと落ち着いてきたなと思ったところに、


「あ! 高野先生だ!」

「え! うそ!?」

「わぁ、久しぶりですね!」


「ほんと、みんな久しぶり」


智子が来た。


「あ、今佐城先生いないんですよぉ。校内の見回りやら案内にいっちゃって」

「別にいいわよ。毎日会ってるんだからっ」






   ◆




楽しかった文化祭も終わって、普段通りの日常が戻ってくる。

一般投票の結果、妖怪喫茶は二位という成績をもらった。


打ち上げだー!とはしゃいで、缶ジュースを飲みまくる。

そのお金は俺が出す羽目になったが、まぁよかったなと思う。







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