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第39話 呼ばれてないけどジャジャジャーン

 オリオス連峰。「魔族領」有数の標高と、随一の面積を誇る山脈。四合目あたりまでは緩やかな傾斜で登りやすく、七合目までは山道が整備されている。そこから上は整備されているとは言い難く、酸素も地上の半分以下の濃度になるため、非常に危険な領域となる。


 そんなオリオス連峰の四合目、鬱蒼とした森林の奥地、ポッカリと開けた広場がある。住み着いたナキウが侵食した結果だ。


 その広場に、ナキウが集結している。広場を囲むようにしてひしめき合い、中央付近へ向かって声援を送っている。




「フゴォ! フゴフゴ!」


「ビコ! ビコビコ!」


「プユ! プユプユ!」




 声援が送られる先では、幼体たちが我先にとゴール代わりの蔦を目指して疾走している。六匹が一組となって、足の速さを競っている。




「プコー! プコプコ!」


「ピキー! ピキピキ!」


「プニュー! プニュプニュ!」


「ポコー! ポコポコ!」


「ペケー! ペケペケ!」


「ポニョ! ポニョポニョ!」




 人間の赤ん坊のハイハイに匹敵するほどの速さで、抜きつ抜かれつ、再度、抜き返すデッドヒートを繰り広げる。五十メートルもの距離を疾走し、額から流れる汗など気にも留めず、わずか六十秒ほどのタイムで走り切る。


 この手に汗握る熱闘に、周囲の成体たちは拍手喝采を贈る。


 全百組の幼体が走り、各組の勝者一匹が次の競走へ。そうやって、全幼体の中で最も足が速い者を決める。




「プコォォォォォォォォォ!」




 勝利の喜びに酔う幼体もいれば、




「ピコォォォォォォォォォ!」




 敗北の苦さに泣く幼体もいる。


 一年に一回だけ開かれる競走大会は、この山に暮らすナキウたちの格好の娯楽だ。


 幼体の部が終われば、次は成体の部。少年体や青年体は観戦はするが、本能としての引き篭もりによって参戦することは無い。


 成体たちは、幼体の倍の距離を走る。百メートルもの距離を、遅い者でも七十秒もの速度で走り切るため、その迫力は幼体の部とは比べものにならない。




『フゴォォォォォォォォォォ!』




 走る成体は、最早、怒号とも言える咆哮を上げながら、コースを走り切る。足を大きく動かす為に、身体が左右に大きく揺れる様は言い様の無い迫力がある。




「ブゴ」




 熱狂している広場に、どこからか不気味なナキウが姿を現した。腹部辺りがボコボコに膨れており、両目は焦点が合っていない。口の端からは涎がダラダラと垂れ流れている。


 その不気味なナキウに気付いた観客たちは、その不気味さに気圧されて、道を譲る。そうやって、不気味なナキウは最前列まで進んでいった。そこにいるのは、先に競走を終えた幼体たちが集まっており、目の前の成体の競走を応援している。




「ブゴ、ブ、ブギィィィィィィィ」




 その不気味なナキウはより多くの涎が垂れ流され、ボコボコになっている腹部が輝きだす。


 大気が震えるほどの爆発音とともに、大爆発が起こる。木々は吹き飛ばされ、爆発をモロに受けた幼体たちは悲鳴さえ上げられないまま、消し飛ばされた。


 競走へ注がれていた声援は、突然の爆発に対する悲鳴へと変わった。


 それを合図にしたかのように、あちらこちらから同じような不気味なナキウが現れ、同様に大爆発を起こす。




「ピ、ピコォ?」


「プ、ププ、プコ……」


「ペコ……ペコ……」




 会場から離れて用を足していた三匹の幼体が、爆発音を聞いて急いで戻ってきた時、そこに広がっていた光景は地獄のようなものだった。


 会場はクレーターのような穴が穿たれ、広場が二回りほど広くなったように思えるほど木々が薙ぎ倒され、会場にいたはずの家族や仲間たちは身体が粉々になっている。


 三匹の幼体は呆然とした様子で、会場へと踏み入る。踏まないようにと気を付けることができないほど、ナキウの体の何かが散らばっている。




「ピ! ピィ……! ピコォォォォォォォ!」




 三匹の内の一匹が、辛うじて残っていた親の頭部を見つけて駆け寄る。頭に抱きつき、




「プユ? プユユ? プユゥゥゥゥゥゥゥ!」




 盛大に泣き声を上げる。


 楽しいはずだった競走大会だったのに、用を足しに行っている間に、地獄へと成り果てていた。


 その大号泣に釣られて、他の二匹も涙と涎を垂れ流して大号泣する。




『ピキィィィィィィィィィィィィ!』




 三匹の悲痛な泣き声は、雄大な山脈の中に溶けて消えていった。








「なんか、凄い爆発音だったね」




 額に薄っすらと浮かんだ汗を拭いつつ、光一が言う。




「掘削でもしてるの?」




 汗一つかかずに、涼しい顔でルビエラが言う。




「いや……そんな…………案件は…………聞いてない…………よ……………」




 光一とルビエラの荷物を担ぎ、汗を滝の如く流しながら魔王が言う。ジャンケンに負けた末路である。山を越えるまでは頑張らないといけない。




「あの、魔王様? 俺の分は俺が持ちますよ」


「いや〜……いいよ……。こういう…………ルールでの……ジャンケンだったし……。君は、君の………修業に専念…………してなさいよ」


「そうよ、光一。魔王を甘やかしたらダメ。書類仕事にかまけて、すっかりヘタレになってしまっているんだから。大戦中の方がマシだったわね」


「返す…………ゼェ…………言葉も……………ありま…………ハァ…………せん……………!」


「ほら、本人もこう言っているんだし、光一は結界に集中!」


「はい」




 光一は結界に意識を戻す。光一が結界を張れないことを知ったルビエラに、結界の張り方を教わり、今に至る。三人を覆うように結界を張り、山越えの間は張り続ける。夜間だけは、ルビエラが代わりに張ってくれることになっている。


 そんな三人が坂道を登っていると、木々が焼け焦げた臭いが漂ってくる。森林の奥から漂ってきているらしく、そこが先ほどの爆発音の発信源のようだ。




「行ってみよう?」




 興味本位で言ってみた光一の言葉を受け、森林の中へと入っていく三人。尚、この間だけ、魔王は荷物を下ろすことを許された。結界を張って盗難防止をするように、ルビエラから言いつけられたけど。








 三匹の幼体は、巣の中に生き残りがいることを信じて、親の遺体に後ろ髪を引かれつつ、巣へと向かっていく。




「ピッコ……ピコ……ピキィィィ……」


「プコ……プッコ……プコォォォ……」


「ポッコ……ポコォ……ポッキィ……」




 競走をしていた広場には、一匹として生き残りはいなかった。幼少体から成体まで、尽くバラバラになっていた。


 せめて、巣に生き残りがいてくれれば。いてくれないと、心が折れそうだ。


 そんな気持ちで巣の洞窟に辿り着くと、そこにあったのは、天井が崩れ落ちて、無残な姿になった洞窟だった。




「ピ……ピコ? ピコォォォォォォォォォ!」


「プコォォォォォォォォォォォォォォォ!」


「ポキョォォォォォォォォォォォォォォ!」




 三匹は瓦礫へと駆け寄って、悲痛な悲鳴を上げる。瓦礫を叩いて、必死に瓦礫をどかそうとするも、微塵も瓦礫は動かない。小さい物でも二キロもの重量はあるのだ。幼体では動かせるわけもない。


 その時だ。




『ピキィ? ピキピキ?』




 瓦礫の向こうから声がする。声質からして、少年体のメスだろう。




「プッコ! プコプコ!」


『ピキィ! ピキピキ!』


「プユゥ? プユプユ?」


『ピッキ! ピキピキ、ポコポコ!』




 そのメスの少年体は、眠くなってグズりだした幼少体を巣へと戻した時に、入り口が爆発で崩れたらしい。巣の中に生き残りはこのメスの少年体と、三匹の幼少体だけのようだ。


 幼体たちは少しばかり元気を取り戻し、改めて瓦礫をどかそうとするが、幼体程度が元気になったところで瓦礫を持ち上げられるわけがない。




「ピコォ……」




 三匹で力を合わせても一個の瓦礫も動かせないことに落ち込んでいると、後ろから足音が近付いてきた。




「プコォ?」




 成体が生き残っていたのかと思って振り向いてみると、そこにいたのは人間だった。成体に連れられて、麓の村をこっそり覗いたことがある。体が大きく、力も強く、とても凶暴で危険な生き物だと教わった。


 それでも、この状況で迷うこともできず、その人間へと駆け寄った。








 爆心地と思われる広場は凄惨な状況だ。木々は薙ぎ倒され、地面はボコボコ。ナキウが尽くバラバラになっている。




「ナキウを一掃するために爆破したのかな?」


「この山でかい? 自殺行為じゃないかな」


「この辺りを縄張りにしている魔獣に喧嘩を売るのと同じだからね。ナキウを殺したら、それを口実に抗争に発展するのも珍しくないし」




 ルビエラの言う通り、オリオス連峰は複数の魔獣が縄張りを持ち、冷戦状態になっている。もしも、その縄張りの中でナキウを殺そうものなら、それが宣戦布告となって、魔獣同士の抗争が始まってしまう。むしろ、この拮抗状態のおかげでナキウが安全に暮らせている。


 そんなシビアな状況のオリオス連峰でナキウを爆殺した奴がいる。相当な実力者か、考え無しのバカか。


 触らぬ神に祟りなし。


 魔獣の抗争に巻き込まれない内に退散しようとした時、森の奥からナキウの幼体の声が聞こえてきた。




「戻ろうよ」


「いや、あの……」




 意見としては魔王が正しい。


 しかし、光一の「察知」スキルが妙な反応を示す。はっきりとは分からないが、無視してはいけないような〝感覚〟を流している。




「こういう時の感覚は大事よね」




 ルビエラの言葉もあり、三人は森の奥へと進んで行く。


 そこにいたのは三匹のナキウの幼体であり、洞窟があったのか、瓦礫に向かって「プコプコ」と鳴いている。その動きを見るに、瓦礫をどかそうとしているようだ。小さな石さえも、幼体では動かせないようだ。


 ナキウの幼体も光一たちの存在に気付き、一匹の幼体が歩み寄ってきた。




「ピコー、ピココ! ピコピコ、ピコー!」




 瓦礫の山を指差し、上から下へと何かを動かすようなジェスチャーをする。瓦礫をどかすのを手伝ってほしいのだろうか。




「は?」




 ここが、もしも、オリオス連峰じゃなければ殺していただろう。


 しかし、あれ程の爆発ならば確実にこの辺りを縄張りにしている魔獣は気付いているだろうし、ここでナキウの幼体を殺せば、爆発の容疑まで掛けられるだろう。


 殺したい衝動を押し殺し、光一は幼体を無視する。必死に光一の裾を引っ張り、瓦礫の山へと誘導する幼体の手を振り払う。




「ピコォ! ピコピコ! ポッコ!」




 涙を流し、必死に助力を求める幼体。


 それに対して殺意を溜め込む光一。


 妙な感覚のことは忘れて、この場を去ろうとしていた時、どこからともなく謎の声が響いてきた。




『よくぞ、ここまで来て下さいましたな! 光一様!』


「誰だ?」


『私です! 淵谷家の者です!』


「何で会話できるんだよ。そんで、あのババアの身内か?」


『こういう術式です! あと、本人です』


「嘘つけ。随分と若い声じゃん。あのババアの聞き取りにくい枯れた声と違うぞ」


『色々ありまして! とにかく、そちらへ向かいます!』




 そう言った直後に「回廊」が開き、二十代くらいの女性が現れた。黒髪であることもあって、日本人のように見える。




「呼ばれて飛び出てジャジャ」


「呼んでねぇ。でも、お前のその顔……見覚えがある」


「完全に前世の記憶が戻ったわけじゃないようですね。淵谷家は『裏七家』の〝存続〟を任された家系ですので、予備の体は山程ある……」




 女性は後ろへと仰け反って、奇襲を躱す。


 奇襲を仕掛けたのはルビエラだ。辺境の町での怒りは収まってはいなかったようだ。




「え、なに? 勝手に私の息子を変な世界に誘うのやめてくれる?」


「厄介な奴だよ、ルビエラ!」


「だから、誰だよ! 何で私を知ってんだ!」


「貴様ほどに暴れ回る奴のことなど、嫌でも情報が集まるわ!」


「もー、照れる!」


「言いながら攻撃するな!」




 うっかりナキウの幼体を殺さないように手加減しているとは言え、ルビエラの攻撃を全て躱す淵谷家の女性。相応に実力は高いようだ。




「貴様にはあの町で邪魔された恨みがあるが、今はそんな事に構ってはおれん」


「あの町? 辺境の? あそこにいたのはババアでしょ」


「えぇい。予備の体だ。あの時の身体は骨格も内臓もグチャグチャになったから直せなかったんだよ!」


「よく分からない術式ね。どういう魔術よ」


「魔術じゃない、科学だ」


「…………? ふーん」


「興味無しか。まあ、いい。これでも」




 淵谷家の女性がルビエラに向けた両手の掌に、猛烈な魔力が集約されていく。




「喰らえ!」




 収束された魔力流が一筋の光となって放射される。


 ルビエラと魔王は軽々と、光一は「回避」スキルを発揮して躱す。その際、光一は幼体たちを風の魔力を用いて回避させる。




『プキィ!?』




 魔力流は瓦礫にぶつかり、爆発を引き起こす。爆風は光一が張っている結界に阻まれ、瓦礫だけが消し飛ばされた。




「ちっ」




 光一は忌々しげに舌打ちをする。既に、魔獣の気配が集まり始めている。だからこそ、無用な殺生は防ごうとして、ナキウの幼体を庇ったが、実に不愉快だ。ここが魔獣の縄張りでさえなければ、ナキウの幼体など助けなかったのに。




「プコォ……?」


「ピキィ……!」


「ポコォ………」




 三匹の幼体は光一を見上げ、徐々にその瞳を輝かせる。人間に対して恐怖心を抱いていたが、光一から助けられて、その認識が変化したのか。或いは、光一に懐いたのか。


 淵谷家の女性は、人差し指を光一に突き付け、その指先に魔力を込める。


 光一は、その込められた魔力に何かしらの魔術が書き込まれていることを感じ取った。「察知」と「回避」を発動させる。


 その直後に、指先から赤い閃光が発射された。その弾速は速く、光一の行動が一瞬でも遅ければ命中していただろう。




「ピッキ!」




 何の奇跡か、瓦礫の向こう側に閉じ込められていたメスの少年体は生きていたようだ。


 そして、運が良いのか悪いのか、赤い閃光はメスの少年体に命中した。




「ピィ!」


「ピキ!」


「ピコ!」




 三匹の幼体が慌てて、少年体へと駆け寄る。少年体はヨロヨロとしながら立ち上がる。腕に抱いている、三匹の幼少体も無事だ。


 その様子を見て、光一は不可解に思う。




「攻撃じゃない……?」


「えぇ。何事も実験が大事ですので。光一様、私と来て頂けませんか? 『裏七家』を再建しましょう」


「断る。興味無い」


「そんな……! ……! とにかく、今は引きます。私は諦めませんからね!」


「いや、迷惑」




 光一からの抗議の声は淵谷家の女性には届かず、淵谷家の女性は「回廊」の向こう側へと消えていった。


 目的は分からなかったが、光一たちにそれを考えている余裕は無い。今は、まだ、距離はあるが、魔獣の包囲網が狭まってきている。


 光一たちは踵を返し、森から抜け出ることにする。


 荷物を置いていた場所へと向かって歩いていると、後ろから足音がついてきた。


 ナキウだ。幼少体を抱いた少年体や、その少年体を姉と慕う幼体たちが、必死に走りながら光一たちを追いかけている。




「何でついてくるんだ?」


「光一に懐いたんでしょ。ほら、助けたから」


「ここじゃなければ殺しているのに」




 そう言いながらも、荷物を置いている場所へと戻ってきて、荷物の中から水筒を取り出し、乾いた喉を潤す。


 そこへ、全力疾走してきたナキウたちが追いついた。座り込んで、「ピーピー」と息を切らしている。




「プッコォ! プコプコ、ピコ?」




 一匹の幼体が光一へと近付いてきて、光一の太腿辺りを叩きながら、何か鳴き声を上げている。もしかしたら、抗議でもしているのか。




『ちょっとぉ! 僕らにも水ちょうだいよ!』




 こんな感じの抗議であれば、光一は一瞬の迷いも無く、真っ二つに斬り裂いているだろう。


 魔獣の縄張りであることを有り難く思えよ、と思いながら、光一たちはナキウたちを無視して、荷物を背負い、歩きはじめた。




「プッキ! プココ!」




 メスの少年体が声を掛けてくるが、光一たちが構うはずもない。


 幼体がそれぞれ一匹ずつ幼少体を抱き、メスの少年体が幼体たちを押しながら、光一たちを追いかける。




「ピキー! ピキピキー!」


「プコー! プッコプッコ!」


「ポコー! ポロンポロン!」




 幼体の鳴き声を聞きながら、光一はタイミングを計る。




「ピィ! ピコー!」




 わざと歩みを遅らせた光一に、ナキウたちが追いついた。もしかしたら、光一が待ってくれたとでも思っているかもしれない。光一は見ていないが、その表情には満面の笑みが浮かんでいる。


 幼体の手が光一のズボンに届きそうになった時、「回廊」が開かれ、ナキウたちはその「回廊」の中へと飲み込まれた。




「ふー。スッキリした」




 ナキウたちを「回廊」で、この世界のどこかへと飛ばした光一は、速度を上げて魔王とルビエラに追いついた。



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