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林間学校

2050/05/20 JPN

「ハヤト、ハヤト!もうつくよ!!」

 体を揺さぶられて無理やり起こされた。まだ眠い。周りがうるさいけど目をつむっていよう。

「ハヤト!!」

 うるさい女の声だなぁ。誰だよ。目を開けるとアキホがいた。

 そうか、今日は林間学校か。この騒音はバスの中。

「おはよぅ」

 欠伸と一緒に返事した。

 学校丸ごと都市から離れた保護エリアで生活をするのが林間学校ってやつだ。

 先生いわく「昔の学校と違って全部で200人くらいだから、全員まとめてした方が早い。」だそうだ。

 今はバス10台で生徒と教師丸ごと移動中で右は崖というスリリングな状況。。。といっても、バスはコンピュータ制御の安全運転だから事故はない。

「ほら、みんな早くジュースとか飲んだ後片づけてよ。ダイゴ、ごみをまとめて。」

 てきぱきとアキホは周りに指示を出している。そういや、学級委員だもんな。

「ハヤトも早く手伝え!」

「へいへい。」

 アキホに促され、片付けを始めた。

 片付がおわったタイミングで担任のニシノが話し始めた。

「今回の林間学校は世界中から生徒が集まったこの学校が世界初の訓練を行うために行うものであ~る!」

 おー。という歓声とともに西野は自慢げに質問しろと言わんばかりのポーズをとっている。

「何の訓練さ?」

 生徒の1人が質問すると待ってたとばかりに答え始めた。

「知りたいか?知りたいか?!知りたいだろう!じゃぁ...」

 あれ?なんで??

 バスが右に向かってる?

 あれ?


 ものすごい声が響いた後、視界は真っ暗になった。

 あっれ~?

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