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名前の強奪と支配  作者: 豊田直輝
9/55

その9

俺は疲労疲れでグッタリと寝ていた。

俺の勤務日は毎日であり今日も10時から仕事だ。

だが俺はそんな事も関係なしに眠り続けていた

まるで森に住んでいる眠り姫のように。

「おい、佐藤!いつまで寝てるんだ。さっさと起きろ仕事の時間じゃないか!」

「ふああ、眠い。副店長、おはようございます」

「おはようじゃねぇよ。とっとと今から仕事しろ!2日目から早速遅刻してるんじゃねぇ!」

俺は顔を洗う事もなく仕事に入る事になる。

10時から仕事だが客が入ってくるのは11時

その空白の時間は事前の仕込みや清掃になる。

ナルカミはまだ部屋で寝ている

あいつは働いた訳でもないのにいつまで寝てるのか

「副店長。ナルカミはまだ寝ていますから俺も寝てきていいですか?」

「なんだと?どう考えたらそんな発想を口に出来る?」

「でも俺が働いているのにナルカミが寝ているのは癪なんです。」

「そんなお前らの内輪の事に首を突っ込む余裕はない。仕事しろ。」

そんな訳で俺はホールの清掃を始めた。

昼になると客が沢山入店して来た。

普通は客が来ると店が繁盛して儲かるから経営者としては嬉しい限りだが、俺は単なるアルバイト。

店が繁盛しなくてもバイト代だけ貰えればいい

だから客が来ない事をひたすらに祈った

そんな祈る日に限って沢山の客が来た

天地は俺が願う事と反対の事をするものなのか?

それならもう2度と祈る事はやめよう

仕事はかなり忙しく3階に住んでいるという事で

仕事を朝から晩まで毎日働かされた

目が回るような忙しさで人生をエンジョイ出来てない。

そんな日々で2ヶ月経った。

今まで店を仕切っていたのは副店長であったが

この日初めて店長が来店し出会う事になる

俺はその時ただならぬ事をすぐさま感じた。

この店長の魔力がすさまじい

俺の魔力霊力探知は範囲が半径100メートルだから

至近距離にいる者の魔力霊力はハッキリと分かる。

「あんた何者だ?」

「おい、佐藤!店長に失礼な聞き方してるんじゃねぇ!」

「店長?あんたが店長なのか?」

「そうだ。私はこの店の店長だ。新人は君なんだって?」

「そうなるな。ひょっとしてあんた人間じゃないんだろう?」

「何故そう思う?」

「魔力の値がずば抜けている。他の人間は誤魔化せても俺の魔力霊力探知は一級品だ。能力の高い奴はすぐに分かる」

「なるほど。別に私が神だろうと何だろうと関係ないだろ。私は焼き肉屋の店長なんだから。」

「俺は神を支配する為に神界滞在してるんだ。働きたいから働くのではなく、この世界の金を稼がないと神界で生活が出来ないからな。」

「私を支配するだと?どうやって?」

「お前の名前を言え!」

「なるほど。本当に神の支配する方法を知ってるようだな。」


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