表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名前の強奪と支配  作者: 豊田直輝
35/55

その35

俺たちは町でくつろいでいた。

戦闘ばかりしていても疲れるだけだ。

吹き抜ける風が目にしみる

俺はバトル狂なんだろうか?

「なあ、ナルカミどう思う?」

「何がだよ?」

「何がって1つしかないだろ?」

「1つって何だよ?」

「俺の分身精霊のくせにそんな事も分からねぇのかよ」

「精霊だからって何でも分かるって思うなよ!」

「俺はバトル狂なのかなってさ」

「そんなの決まってるだろ。バトル狂だよ」

「そうなのか?」

「どこからどう見ても、そうだろうが」

「そーなのかな。自分では自覚がないんだが」

「バトル狂じゃなければ天神とか九頭龍に闘いは任すだろ、普通」

「任してるぜ。たまに」

「たまにだろ」

俺はそこまで言われると黙ってしまった。

言われてみればそうだ。

戦闘はほぼ俺がやってる気がする。

なんでそんな事に今まで気付かなかったのか。

これは自己中心的というものなのだろうか?

そんな狭い括りで自分を当てはめたくない

じゃあ次の戦闘は九頭龍にやらせてみるか。

「おい、そこの人間。お前、現世の人間だろ?身に付けてるのは神の腕輪じゃないのか?」

「何だ、急に?そうだと言ったらどうする?」

「やっぱりそうか。神の腕輪なんだな。俺はついてるぜ!ずっと神の腕輪を探してたんだよ。世界に1つしかないからな」

「神の腕輪を探してる?たしかに俺は持ってるがそれがどうした?」

「俺が貰ってやるんだよ。俺は強いからな。寄越せよ」

「んだと?やるってのかよ?」

「おい、直彦。またお前が闘うのかよ?」

「当たり前だろ!あんな事言われて引き下がれねぇ!」

「別に闘ってもいいがな。俺には勝てねぇよ。」

男は剣を取り出した。

「こいつはな、時雨鮫の剣って言うんだ。普通の奴じゃあ扱えねぇ代物だ。」

男の霊力が鰻登りに上昇していく

「お前、神だな!」

「当たり前だ。神以外に時雨鮫の剣なんて扱えねぇよ」

すると姿が消えた

消えた。いや違う左に高速で回ってる!

神速の剣が振りかぶるが俺は受け止める

時雨鮫の剣と天叢雲剣がぶつかり合う

激しい霊力の均衡状態

大気が激しく揺さぶられ

町の人達が思わず集まってきた

俺たちは民衆に囲まれる中でのぶつかり合い

均衡が破れ両者が跳ね除けられる

反動を活かし神が一気に間合いを詰める

しかし俺の左腕の方が速い

黒魔術 牢獄炎天下

暗黒の帷の中に神が押し込まれた

と同時俺は帷諸共、剣で薙ぎ払う

牢獄が破れ神が倒れた

「……神の俺を上回るだと?」

「現世の人間だからといって侮ったな。それがお前の敗因だ。名前を言う気になったかな?」

「俺はいさぎよい。負ければ抵抗はしない。ネイト」

神の腕輪が光り、ネイトが収納された。

民衆に囲まれながらの試合だったので歓声に包まれた

「そんなに喜ばれる試合だったのか?」

俺は民衆に囲まれる中から離れていく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ