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名前の強奪と支配  作者: 豊田直輝
26/55

その26

天神のダメージも抜けたようなので町を出る

天気も良くウォーキングにはもってこいの日和

「直彦。俺たちの旅をウォーキングで括るなよ」

「何でだ?俺たちはウォーキングの旅だろ?」

「ふざけてるのか?俺たちの旅は神を収納する旅だろが」

「まあそれは付随の目的だよ。俺たちはウォーキングして健康になるべく旅をしてるんだ。そうだよな天神?」

「いえ、違うと思います。」

「なんだよ、なんだよ。皆ノリが悪いな。だからお前らは性格が堅物なんだよ。」

気づけば俺たちは沼地を歩いている

「この沼地厄介だな。靴がかなり汚れるぞ」

「靴だけならまだいいだろ。どこかに底なし沼でもあったら大変だ。」

「直彦は心配性なんだよ。底なし沼なんてある訳ないだろ」

「いやあるだろ。何で底なし沼がないと言い切れる?」

「この世が出来た時から底なし沼なんて無いんだ!」

ナルカミがそこまで言い切ると急に沼の中に沈んだ

沈んだというより引き込まれたのか

「この沼の下に凄まじい魔力を感じるぞ。ナルカミは神に引きずり込まれたんじゃないか?」

「まずいですね。沼の中では呼吸出来るのかも分かりません。ナルカミさんは諦めますか?」

「馬鹿か、九頭龍!ナルカミは俺の分身だから死んだらマズイんだ。沼に潜るぞ」

俺は一気に沼の底に潜り込んだ。

息が出来ないと思ってはいたんだが不思議に呼吸出来る

そうか九頭龍の水魔術で呼吸が出来るのかもしれない

俺は巨大な魔力を持つ神の所まで行き着いた

「まさか沼の底まで追いかけてくるとはな」

「九頭龍。ナルカミも呼吸が出来るようにしろ!」

するとナルカミは無事に呼吸出来るようになった

「とりあえずナルカミの件は置いておこう。おい、神!俺たちを沼の底に引き込んでんじゃねぇよ。」

「俺は沼の神なんだ。沼に引き込んで何が悪い?」

「何が悪いだと?善意のカケラも見当たらないな、お前」

「沼の中でひと勝負といこうか。お前らのパーティーでは現世の人間、お前が最強なんだろ?」

「だったら何だ?」

「最強であるお前が闘え。俺は戦闘狂なんだよ。」

「戦闘狂ね。後悔するなよ!」

背中から天叢雲剣を引き抜き一気に振り抜く

天地を揺るがす斬撃が沼の世界を断絶し轟音と共に地底が壊れる

神の水魔術空間が解けて俺たちは地上に戻る

気づけば沼が全て消えている

神の魔術が沼を作り出していたのか

仰向けになって神が倒れている

「……お前の魔力だけに焦点を当てていたら霊力も異常じゃねぇな……」

「そうだ。俺は黒魔術師であり剣士でもあるからな。お前の名前を教えろ」

「……シュー」

神の腕輪が光りシューが収納された。

「沼地がなるなるとかなり歩きやすくなりましたね。」

「そうだな。これでウォーキングも捗るだろ」

「あくまでウォーキングなんですね。」

やがて遠くに町が見える

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