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その1
闇夜の照らす満月の晩に俺は生まれた
過去の歴史を振り返れば精霊という存在がいたそうであるが
現代では極めて珍しい。
そんな分身である精霊は俺と共に誕生した。
俺の名前は佐藤直彦で精霊の名前はナルカミ
俺は勉強というものに疎く
周りの皆がチラホラ勉強する時期になっても
全くと言っていいほどに勉強しなかった。
勉強する事に意義を見出せなかった。
中学3年時でも勉強しなかった為に、学力の低い不良高に通う羽目になる。
俺はその高校で番長にまでのし上がった。
わずか高校1年時であるのに関わらず。
俺は勉強しないので後々の未来を見据える上で社会の粗大ゴミになるのではという見解を持つ人間もいる。
俺の親がそうだ。
ろくな大人にはならないだろうと予見していた。
俺は高校時代でも勉強をしなかったが
一応大学生にはなったんだ。
大学名は自慢出来るものではないので伏せる。
現代は学歴社会であり
学歴のない俺の将来展望は薄い
ここまでの情報だと俺は極めて無能に見えるが
実は2つの才能を持っている。
これは生まれながらに備えたものであるので、努力によって獲得したものではない。
魔力と霊力だ。




