↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
街角聖女 木彫りの小さな聖女像のお話  作者: 葉月秋子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/50

その4

その4



 おとうさんのおでしのひとりがきれいなおよめさんをつれて戻って、おとうさんのこうぼうを継ぎました。


「またよろしくな、嬢ちゃん」


 おでしだったマリクはそう言って、おとうさんみたいにあたまをなでて、おかしをおそなえしてくれました。


「なんてかわいい聖女さまなの」

「親方のお嬢さんの姿なんだよ」

「聖女さまに見守られた家に住めるなんて、幸せだわ」



 わたしのきにいりのこうさぎの寝台は、マリクの赤ちゃんたちが使うようになりました。

 



 わたしのおそなえをぬすみ喰いしてたマリクが、しっかりおとうさんになって、「聖女様のおそなえを盗るんじゃない」とこどもたちを叱るようになりました。



 マリクとおよめさん、三人のこどもたちと二匹の猫。


 おうちはにぎやかになりました。



「おはよう聖女さま」「せいじょさま」「まー」

『きょうも一日げんきですごせますように』

 わたしはみんなに答えます。


 三人のおんなのこはわたしのまえでご本をひろげ。

 わたしもいっしょにおべんきょうします。


 

 おきにいりはきれいな絵がついた「ゆうしゃとせいじょのものがたり」


 白いおようふくに青いまんとのきれいな聖女さまが、せいけんをもつゆうしゃさまと共に、しくふくのちからでくにのへいわをまもるのです。



 わたしももっとしゅぎょーして、みんなをしくふくしていきましょう。


 

 しっかりとりょうてを拡げて。もっともっと力をつけて。


 おうちのみんなを、まもれるように。


 わたしはこのおうちの聖女なのですから。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。