前へ目次 次へ 3/7 採掘船アンバー その2 ■アンバー続き アンバーのメンバー達は、「別に採掘が嫌な訳じゃない、けれど何かが物足りない」という「漠然とした鬱屈感」を抱いている。なぜなら1年前の「冒険」を、「失態」にされたから。そしてガチ真面目な護が来て採掘監督になったから。…日々繰り返される「護と穣のケンカ」と、結局何も変わらない現実。それを見ていて「どうせ何を言っても無理」と学習性無力状態になってしまった。 「日々まぁまぁ楽しくて、何事も無ければそれでいいや…先の事は考えない」、と。