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桃の戦旬

作者: 裸形炉

大きな桜の木が大地に根を張る世界~天守閣がある城は親近感が沸いた。二人の男性が此方を向いている。顔はよく見えない……瞬きをすると場面は変わる。火の手が回る。大きな桜の木が燃えている。「……ご・″“♪これζ◯,!!」淀んだように煌めく日本刀が目の前に顔がハッキリと見えた………「ハッハッ……夢……また同じ夢でも………何で?」この所目覚ましは必要なくなった。同じ夢を見るから………「おはよーうさん、うんマタネブソクかにゃ」声をかけてきたのは同じクラスの「トキッチか?うんまぁーね」目を擦りながら応える。“葉桜 加ト“少し黒い肌は父方が外国の出身なのだそうだ「早耳!!(≧ω≦)bもー似」気安く肩に触れる背の高い角刈りの青年に「気安いわよ、離して」と手を叩く「付き合って半年もたつのにさ♪」そんな言葉に振り向かず「出会って半年でしょ、付き合ってねーし」まぁまぁという角刈りの青年「野市も飽きないねーあたしなんてどぉよ」という加トに「俺は雌株一途なんだぜ」と笑顔がまぶしい。“酒巻 野市“モデル並みのルックスは全学年問わず人気である。「以上で来週からの校外学習の組み分けは終わりだ。各自ミーティングを済ませるように」4人組のグループ分けトキッチと野市そして私残る一人は「何で故御坂君なの?」そういう私に「パシりパシり必要書類しょというわけでミーティング修了………帰りにモールに決め込もうぜはい解散」故御坂君を置いて歩き出すトキッチと野市とぼとぼと家路に向かう故御坂………「なーに黄昏れてんの?」夕暮れ前の公園下校前なので人はいない故御坂が座るブランコの横から大きくブランコを漕ぎ出す音「パシりいやなら嫌っていいな」「どうして?酒巻君たちとそれにこんな所酒巻君にみつかるとイジメ…………」「こっちこそどうして故御坂君といるとイジメられんの?」「だって二人は付き合って」「いやいやないないづくしでしょ」「だって酒巻君カッコイイから二人のこと美男美女だって」ブランコから走り幅跳び着地「新記ーー録樹立、世間のイメージはイメージでしかないよだってさ(故御坂の方を振り返りながら)“きみに毎晩殺される夢見てるんだから“………そう桜の木が根を張る世界の夢………炎に包まれる最後あたしに刀を振り下ろす青年の顔は紛れもなく故御坂君その人だった………何度見ても同じ表情を変えず涙を流しながら刀を振り下ろす「ご、ごめんなさい!!」頭を下げる故御坂くん以外な答えに「いやいや、そこは“はっ、わけわかんねーし“トカげだし何で謝るのかな?」………「つーか補習ながー、外真っ暗だし」次の日一人赤点回避できなかった私は居残り補習、トキッチはギリの赤点回避して野市は秀才型なので高得点うートイレ教室を出るとビックリマーク藁で出来た馬が怖ーよ暗いと尚更か確か校長先生のお土産だったかな………スッキリした!あれワラの馬は?懐中電灯が照らされる「早耳さん?」「って故御坂君じゃない補習じゃないよね?」「うんちょっと忘れ物して高波先生の許可で探させて貰ってるんだ」「高波先生?そういえばあたしに補習させっぱなし忘れ物は?」「うん見つかったから職員室の高波先生に報告して帰るつもりだけど」私も便乗して帰ろうと職員室に「それにしても高波先生ヒステリックおばさんよね、ありゃモテないわね子供いなさそうだし」談笑しながら職員室に「先生かえるでごじゃるしーんとナール、おトイレにはいなかったけど?!」驚いたバスケットを覗くとアラーまぁー可愛い女の子がいる「高波先生の子供?」「そうだよ」「しゃべった!!?」「少しね、喋れる」驚いたな今時の子供って喋るんだ。「キャーーー」高波先生の悲鳴「マージックの気配する、向こう」高波先生の子供が指を指す。急いで向かうとそこには藁の馬がうごいとる傍らには気絶した高波先生の姿こちらに気づいた馬は突っ込んでくる故御坂君は避けられず失神然し馬は走り去る「故御坂君?!」呼びかけるも起きない「しょうが無いここはマージックっで」と高波先生の子供が手をかざした瞬間運悪く起き上がる事故発生子供ビンタ炸裂馬が戻ってっーか1週してきた。起き上がる故御坂君私の方を向いたも思うと「変な夢もう見ないはずだから」うわぁーーと叫びながら廊下を走って逃げる。後を追う藁馬だが行き止まりで追い詰められる。やられると思ったが藁馬の下に「あれって……」藁馬は動かなくなった。高波先生が目を覚ます「歩波!歩波!」廻りを見渡す「マーマ、マーマ」抱きかかえた愕は子供を高波先生へ「よかったよかった本当によかった………!!」事の重大問題に気付くと頭を下げ「お願い、お願いしますこのことは誰にも言ってないの」言ってない?「先生達にも秘密なの?」頷く高波先生「シングルマザーで産んじゃって私が働かないといけなくてだから今保育所探してるので、お願いそれまで黙ってて欲しいんです」頭を下げられ「分かりました。僕に協力出来ることあるなら」ありがとうという高波先生「私もいいですよ。補習な件は予期に計らってもらえれば」もちろん考えていると高波先生………教室では「あの先生早耳が来てないんですけど病気とか?」「其れ言うなら故御坂君も来てないんですけと?」トキッチと野市が進言する「二人は謹慎処分を下しました。“愕 早耳“は補習のサボりプラス深夜の学校の探索“故御坂 刀筋“はタバコを吸った疑いとしてです。二人とも停学処分は重すぎるとして第二指導室で自習及び整理を1週間言い付けてあります。決して近づかないように私語が認められた場合同罪かそれ以上の罰が貴方達だけではなく二人にも適用されるのであしからず、回答は以上ホームルームを終わります」颯爽と教室をあとにする高波先生。外には校長先生が「高波先生いくら何でも重すぎるのでは愕くんは補習やり直せばいいだけなのでは?故御坂くんもタバコの殻があっただけで吸った証拠はありませんよね」そんな校長先生の言葉に「そういう事ではありません他へ生徒への示しがつかない!!すみません声を荒げてですが他への生徒の規律をただすためにも第二指導室は部屋が二つで区切られてます。部屋のドアの鍵はここに在ります。年ごろな男女考えていますよ」ソレナラと胸を撫で下ろす………「謹慎処分?えぇー停学とか?」「いえそんな重い罰しては意味がありません先生の子供さんの世話をその部屋で行います。部屋に生徒本生他の先生も近づけない状況をつくる。先生は1週間で歩波ちゃんを預けられる場所を見つける。これでどうですか?出来ますか?」続けられる質問に「分かった他に無いみたいだから、二人ともよろしく」私もなの?と早耳「ごめんなさい一人だとトイレや用があって部屋を出るとき歩波ちゃんが一人になるから見つかるリスクも高いだからその」「分かったわよ、1週間ナンでしょ」「ありがとう」と言葉をかえす故御坂君あれ?なんか雰囲気変わった?

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