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プロローグ

 *プロローグ*

「来たな」

 

 男が言った。

 

「何がだ?」

 

 もう1人の男が話しかける。

 

「選ばれし者が」

 

「なんだと!あの伝説は本当だったのか。なら長へ伝えなければ…」

 

「ほら、これに乗っていけ」

 

 辺りにバサバサという轟音が響いたと同時に空に大きな影が現れた。

 

 それはドラゴンだった。

 

「これは黒竜か」

 

 ドラゴンたちは色によって名前が付けられている。

 

「ありがとう。行って来る」

 

「あぁ」

 


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