男は男、女は女 仲良くね
本当に高松が自分のことを好きなのかは分からないけれど華蓮だけを大切にします!
見てます!というオーラが強すぎて気があるようにしか思えない。
華蓮は自分もこういう性格なので気持ちは分かるが好きにはなれない。
やはりこういう積極的な人は恋愛は上手くいかないのではないかと高松広大を見て思うのだった。
七ちゃんは高松が私に気があることを知っているのだろうか?
そんなこと聞くのは怖いし、知らないかもしれない。
それともライバル宣言か?絶交か?どうなんだろう…。
「そそそっか七ちゃんにも好きな人がいるんだね。やっぱり恋しちゃうよね誰かにっ」
「何か華蓮、あわててない?」
「ふぇ普通だよ」
「私の好きな人は教えたんだから次は華蓮の番だよ」
「私はまだ好きなのか分からないからいいよ」
「華蓮!高松が好きなんでしょ 華蓮のこと見てたら分かるよ。華蓮は恥ずかしがりやだから素直になれなかったんだよね。本当は二人は両思いなのに」そう言って七ちゃんは勝手に私のことを判断して泣き出した。
「ちょっと待って、想像力豊かすぎるよ!
私は高松のこと好きじゃないよ!高松は私にとっては迷惑なだけだよ」
「違ったの!でも高松は華蓮のこと・・・」
「本当ごめん私がいるせいで友達でいるの嫌になった?」
「華蓮、何言ってるの私達は友達だよ。たとえ好きな人が華蓮のことを好きでも私は仕方ないと思ってる!それとこれとは別、男が悪いのよそれと私の心も」
「七ちゃんありがとう大好き。ところでさ高松のどんな所が好きになったわけ?」