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小説を書こう

どんな風に小説を書いているのか。


それは人それぞれに方法があると思います。

今回は自分がどんな風にお話を作っているのか、書き散らしてみたいと思います。

ただの自分語りなので、生温かい目で見守っていただけると嬉しいです……。




まず、私の場合は3パターンのお話を作るキッカケがあります。


1つ目は、「こんな話を思いついた」という、ストーリーから入る場合。


この場合は、頭の中でオチまでの流れが出来上がっているので、これを紙に書き起こします。

それから、そのお話に合う主人公を考え、主要な登場人物の数とキャラ設定を詰めていきます。この作業を進めているうちに、キャラに因んだエピソードが浮かんでくるので、それを別の紙に書き留め、最初に作っておいたストーリーに組み込めそうなものは足していきます。


2つ目は、キャラクターを考えついた場合。


その場合、アクの強いキャラである事が多いので、そのキャラを活かすためのエピソードをまず考えて、そのエピソードが無理なく入れられる様なお話を考えます。

それから、そのキャラを引き立たせるための登場人物を考えていきます。


3つ目は、エピソードやキャラのやり取りが浮かんだ場合。


これが一番大変。

どんなキャラならそのやり取りになるのか、そのエピソードが発生するのかを妄想力を駆使して考え、全てのパターンを紙に書き留め、一番しっくり来るものを選んで、先ずはキャラ設定を作ってしまいます。

後は、そのキャラ達を頭の中で遊ばせ(妄想して)ていたら、なんとなくストリーが出来上がるので、それを紙に書き留めていく。



どの場合も、妄想いる間に飽きてしまってボツになる事も多いのですが、テンションが持続した場合のみ、『小説』として日の目を見る事が出来るのです(笑)

特に、2つ目と3つ目の場合は、ある程度妄想すると満足してしまうので文章になる事はほとんどありません。

今「なろう」に書いてるお話だと、『召喚獣』や『魔法使い』は、キャラから生まれたお話で、『いじめないでね?』はエピソードとやり取りから生まれたお話ですね。

この辺りは、こね回してこね回して、いろいろなエピソードが沢山あるのですが、ストーリーの根幹が微妙で物語としての大筋が無いので、気が向けば(書きたくなった時に)書き散らかしていたエピソードをお話として纏めています。


こんなフリーダム過ぎる事をしているのは、私だけじゃない筈。


その言葉を胸に、日夜妄想を繰り広げている私ですが……。

一応ストーリーありきで考え始めた小説については、結構細かい所まで作り込んではいます。

ただ、それを全て文章にしてしまうと説明だけで文字数を多量に消化するし、話数が増えてしまうので、ストーリーに関係する必要最低限の説明だけを話に組み込む様にしています。

ただ、その作業が下手すぎて、説明が足りない小説になってしまうのですが……。


まぁ、その辺りは数ヶ月後とかに読み返して、「ここ、意味わからんよね?」となって修正したり改稿したりするのですが……。

書いている時は、脳内補正が効いているのでその辺りが解らないんですよねぇ。


とまぁ、そんな感じでストーリー全体の骨組みを仕上げていくわけですよ。

そうやって出来上がったストーリーの骨組みを、今度はキリよくいくつかに分割して、連載の話数を大まかに決めてしまいます。次にその話(1話)の中で書きたいエピソードや、小ネタ、情報、伏線を箇条書きで書き出してから、一度見直して、不要な物を除去してしまいます。

(この時除去した物は、別の紙に残しておくのを忘れずに!)


ここまで下準備を済ませたら、後は文章で肉付けをしていくのですが、不思議と長くなってしまって1話じゃ収まらなくなります(笑)

私の場合ですと『1話何文字程度で!』と決めているので、それを大幅に超えてきた場合、次話として繰り越してしまいます。

そんな事をしているから、無駄に話数が増えてしまう……。



ただ、今回『攻略対象』の改稿をしている時に、削りに削ったエピソードややり取り、設定説明をジャカジャカ追加したら、我ながら元より面白い物になったりしたので、最近はあまり削らない方向でお話を書いています。

1話辺りの文字数も、3000〜6000文字程度とかなり大雑把な枠組みで考える様にしているので、さらにフリーダムになりつつあります。


そして、何よりも大幅に変わったのは……。


パソコンの導入、でしょうか。


今までは、『新規作成』でお話を書き貯めたり、ストックなしの連載なら『直接入力』で書き込んで、文章コピーで保存等とおバカな事をしていたのですが、色々と使い勝手が悪い。

なので、パソコンを使いやすい環境を整えて、ワード書き切ってから新しい話の連載をする事にしましたよ。

まぁ、出先やお風呂で作業が出来ないのも嫌なので、『新規作成』も利用しているんですけどね!



話が逸れましたが……。(それてないのかな?)

そうやって文章を書いたら、次に推敲作業。出来れば翌日とか、時間を空けてから行いたい所ですが、大体は1時間ほど休憩してからその日の内にやっちゃいます。

そこで変な言い回しや、伝わりにくい文章がないか、言葉足らず(説明不足)になっていないかを確認して修正したら、校正作業をして、投稿。となる訳です。


余談ですが、私は、この最後の校正作業がとても苦手だったりします……。

何度見直しても誤字脱字がorz

なので、誤字報告はとてもありがたいです。いつも感謝しております!





次に、ストーリーの作り方ですが……。

長編の場合も短編の場合も、大まかなストーリーの流れが決まったら、最初に『起承転結』の結を具体的に考えます。

これだけは、3つのパターン全ての筋書き作りにおいて、共通しています。


最後をどんな風にしたいのか、先ずはそれを決めてしまうのです。

例えば学園恋愛モノだとすれば、『最後はキスシーンで終わらせたい』と思ったとします。(私の作品ではまずあり得ない終わり方の気もしますが……)

そうしたら、次にそのキスシーンの状況、キスをするまでの成り行きを決めます。

そうしたら、そのキスシーンが盛り上がる様に転を具体的に考え、上手くそこに結びつく様に承を考えて、最後に起を作ります。


大まかなストーリーとして、幼馴染の男女が性格の悪い美少女に邪魔されるけど、最後には結ばれる。という風に決めていたとします。

最後はライバル子もいる教室での『壁ドン、顎クイ、そのままキスのフルコンボだどん』と決めたら、どうしてそういう状況になったのかを考えます。


理由は、男の子の独占欲からくる周囲への牽制と、ライバル子へのざまぁ(結)→→何故、其処まで牽制が必要? どうしてライバル子は『ざまぁ』されたのか?→→ライバル子の陰謀でヒロインの事が好きなクラスの男子に、放課後の教室でキスされそうになった。その上それをヒーローに「あの子が誘ったんだよ」等と嘘をついて、ヒーローとヒロインを引き離そうとして失敗(転)→→ライバル子の企み期間と、ヒロインを好きな男子(天然で騙されやすい)の登場。そして、お互い好きなくせに、中々素直になれない2人の描写(承)→→2人の出合いなどの設定説明(起)


という様な感じで、ストリートの骨組みを作っていく訳です。

後はこの中に、どういう伏線をどのタイミングで入れるのかとか、小ネタをぶち込んでいく訳ですよ。




現在の私はこの様にお話を作っているのですが、来年の今頃には、全く違う事を言っているかもしれませんね(笑)



他の方が、どんな風にストーリーを考えているのか、ぜひ知りたいです!

良ければ教えてくださいね?

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