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空竜学園  作者: 佐々木 聖花
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模擬戦 Ⅰ

『転入生』との間隔が開いてしまい、すみませんでした。リアルが忙しく、なかなか打ち込む時間がなくて、、


更新はいつになるかわかりませんが、気長に待っていてくださると嬉しいです!

3日間が何事もなく過ぎた。

竜牙は相変わらず孤立していて、他人と群れたがらないようだった。

(その点では僕と似ているな)

今のところ、彼にこれと言った才能は見あたらない。

850点となると、身体能力のテストで相当点数を稼がないと届くはずもない点数だが……

まあ、その「才能」も次の授業で明るみに出るだろう。

何せ、次は『飛行戦闘訓練』なのだから。


『飛行戦闘訓練』とは、浮遊魔法を自身にかけながら、チーム対抗で殺しあう訓練のことだ。

「殺しあう」といっても本当に殺すわけではなく、一時的に心拍数を下げるだけの、いわゆるバーチャル戦闘訓練である。

この授業(訓練)は、通常は学年縦割りでチーム分けがされ、戦力が同等となるようにした上で、各チームの『キー』となる人を倒すというルールだ。

しかし、今回は特例となり、地面に置かれた『フラッグ』を倒したチームの勝利となっていた。


いつものように、時雨は魔刀『我狼鬼』を持ち、広大な訓練場の第一拠点へと飛んだ。

今回Sクラスは、防具を禁じられていた。

それほどまでに、Sクラス生と、それ未満のクラス生には差があった。


(ちなみにSクラス未満の生徒であっても、Bクラス以上ならば通常の攻撃で、厚さ1mのコンクリートの壁を粉砕することができる)


第一拠点で、13人のSクラス生と作戦を確認する。まず、何故かいつも司会というかリーダー的な位置を取りたがる鈴ヶ森 怜衣が声を上げた。

「え〜っと、まず私達1班と2班の8人で敵の戦力を分散させます。その隙に速鳥君達3班は敵のフラッグを狙いに行ってください。倒すかどうかはその場の状況で判断してください。あ、今日が初陣の息吹くんは1班でいいですよね」

いつの間にか編成してある班編成の表を指しながら説明する。

『また、いつも通りか』と思った、正にその瞬間だった。

「僕、1班じゃなくて、速鳥くんに同行する3班がいいです。」と竜牙が口を挟む。

拒否するかと思いきや、今回は余裕で勝てる相手(もっと言うと圧勝出来なければおかしい相手)だからか、クラスメイトは簡単に承諾してしまった。

(まったく、僕の意向はどうでもいいのか?)


しばらくして配置につく時間になると、時雨は自陣の中央へ向かうために、まず上空へと上がった。

それに気づいたクラスメイトが全員上がってくるのを確認し、『散!』と忍のような掛け声で四方八方へと散る。

時雨の眼下で丘や川、谷などが流れていく。

後ろに竜牙達がいることを気配で確認しながら、加速する。

自陣の中央部の上空までつき、時雨は改めて空を見上げた。

ウンザリするほどの晴天で、遠くまで見渡すことができる。

少し経って、クラスメイト13人全員が位置についたとの連絡が入った。

我狼鬼から、そのギラリと光る刀身に似つかわしい狼の遠吠えを出し、仲間へ『降りろ』と伝える。


残り10秒。8、7、6、、、いつもは速く感じるはずの10秒間が、やけに長く感じられた。


ーーカチッ


秒針が時計の文字盤の『12』に重なった。


ーーー戦闘開始だ。


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