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鍵師  作者: 蓮 流人
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プロローグ

初投稿です!

投稿は亀ペースかと。


この世界では『鍵師』は一般的な職業だ。

いや、職業というのも少し語弊があるかもしれない。

鍵師になるには生まれもった資質がいる。

その資質を持って生まれなかった人は、どれほどなりたいと切望しようとも鍵師になることは出来ない。実際、それを悔しがる人は多い。それほどに待遇の良い職業なのだ。

鍵師の他にも資質が必要な職業として魔術師や魔導師などの職業も存在するが、現在この世界が直面している事態も合間って、国は鍵師をより手厚く支援している。

そのため、資質を生まれもった人は鍵師になる。


では、鍵師とはどんな職業なのか。

それはその名の通り『鍵を掛ける職業』だ。

とはいっても、鍵を掛けるのはそこらの建物ではない。鍵を掛ける対象は『この世界』だ。

この世界には『闇』と呼ばれる影のような世界がある。

闇についてはその世界の様子も、住む生き物も、そもそも住んでいる生き物がいるのかも、分かっていない。それが世界であるのかどうかさえ明らかになっていない。

人々は仕方ないのでそれは世界であると仮定し、我々の世界と平行に存在するパラレルワールドとして闇を認識している。

その闇が少しづつ、こちらの世界を侵食しつつあるのだ。

これもまた未だよく分かっていないが、二つの世界の間に綻びのようなものがあるらしい。そこを通って闇がこの世界に流れ込んでいる。

その闇を押し返し、綻びを塞ぐ、それが鍵師の役目。



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