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港区の酒場  作者: ranpe
課題
17/20

【課題】恐怖

おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい

おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい

おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい

おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい


何がおかしいか分からない。そもそもなぜ俺はここにいる。

そうだマスターだ。マスターがマスターだ。マスターとは誰だ?


怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い


狂ったように甲高い声を上げながら俺は叫ぶ。

周りが目に映るが頭の中に景色が入ってこない。

何だ、何が起こっている。


俺は先ほど捨てたチラシを思い出す。


誰もが人生で一度は「この気持ちが消えたらどんなにいいことだろうか」ということがあると思います。そんな時に私ども感情の商人をお呼びください。御希望にお答え致します。

~路地裏のチラシより~


そうだチラシだ!俺はどこにやったんだ!

あわてて体のあちこちを触り青褪める。


「チラシを捨てた…」


掠れた声で言い放った後に上から一枚の紙がゆらゆらと落ちてくる。


誰誰もが人生で一度は「この気持ちが消えたらどんなにいいことだろうか」ということがあると思います。そんな時に私ども感情の商人をお呼びください。御希望にお答え致します。


チラシを一瞥し精神を持ち直す。

おかしいのは分かった。狂っていた、一時自意識が飛んでいたのは理解できた。さてどうしようか。

チラシを見ながら血液の巡回具合が知覚できるほどに考えることに没頭する。

俺への問題提起は何だ?このチラシを見て俺は何をすればいい?

マスターからの課題の答えが出た時この場所から出れるはず。出る方法を考える必要はない。

考えるは課題の答えのみ。

俺は街中の人が聞こえるくらいに声高らかに叫ぶ

「断固、否!」

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