マスターの復活
マーの鏡に照らされたマスターは剣と化してしまう。
それを嘆くモョモト達。
………とそんな時「おおぅい!」とモョモトらを呼びかける青年の声が奥側からしてきた。
「「え?」」と一行達。
影から現れたのはなんと少年の姿のマスター本人。
そして彼は一丁の剣を持っていた。
「君達何故ここに」
「それはこっちの台詞よ!マーの鏡を照らしたと思ったら剣になっちゃって!心配したんだからね!!」
ラナンが怒り出しマスターの胸をどつく。
「ごめんごめん、僕は剣を取りに行ってたんだ。そして君達も剣を手にしてくれたんだね!」
満面の笑顔でマスターが声を上げる。
そして突き刺さった剣を抜くマスター。
マスターはその剣からマァムの「気」を感じた。
『マスター、僕の力大切に使って…!』
マスターからほろりと涙が。
「うん、君の力大切に使わせてもらうね…!」
そしてパチパチと1人から拍手が送られる。
マスターはその1人の顔を見据える。
それはモョモト、マスターのギルドの戦友だった。
「おめでとうマスター、これで君も二刀流が使えるようになった!」
そして「おめでとう!」「おめでとうお兄ちゃん!」
と次いで乙女達からも拍手が。
「ありがとうみんな…」
マスターは感極まり二丁の剣を構えて決める。
「君達がくれた剣だから、僕は君達の為に戦う!」
……とそんな時の事だった。
「モョモトーーー!!」とボサボサの髪に緑と黒を基調とした服を纏った魔法戦士風の青年が走って来た。
「トンヌラでは無いかどうした?」
「アキルンダロゥ帝国の大群が襲ってきた!」
「なんだって!!」
仰天するモョモトとアイラン。
「どうした!」
突然の緊迫にマスターが聞く。
「戦争が始まる。我々も戦わないといけない」
と険しい表情になるモョモト。
「僕も戦う!」「いやこれはパンゲアラードの世界の問題だ。ジルバラードの君達に迷惑はかけられない」
モョモトは遠慮するがマスターはそんなモョモトに叱咤をかけた。
「何言ってるんだい!君は僕に二刀流を授けてくれたんだ!だからこの戦争を終わらせる為に僕も戦う!みんなも良いね!?」
マスターは次いで魔法乙女達に問う。
乙女達も覚悟を決めて首を縦に振った。
「モョモトさんは恩人、手伝わない理由なんてないわ!」
ラナンが言った。
「そうよねみんな!」
ラナンが他の乙女達にも聞く。
「仕方ないわね私も手伝うわ」
「でもスー、戦争は怖いよぉ」
ロザリーが腕を組んで同意する中スフレは不安な様子を見せる。
「スフレさんなら大丈夫です。これまでもマスターや私達をいっぱい励ましてきたではありませんか!」
カトレアがこう労りスフレは活力が湧いてきた。
「うんそうだねスフレも戦う!」
スフレは拳をギュッと握る。
「話は纏まりましたね」とプルメリア。
「みんなありがとう!モョモト、みんなも。僕も一緒に戦います!!」
「「ありがとうございます救いの鍵の皆様!」」
アイラン、トンヌラも礼を述べる。
「さあやるぞ、勝利は我らの手に!!」
「「おーーっ!!」」
モョモトが剣を天にかざすと他の勇者達も剣や武器をモョモトの剣と重ね合わせた。




