ギルドバトル
周りの電灯も消え、サイマも眠ろうとしていたその時のこと、マスターのスマホのアラームが鳴り出す。
「なんじゃ、こんな時にアラームが?」
サイマはアラームの音に気がつき水晶玉を見る。
「ギルバトの時間だ!」マスターは背から翼を生やし颯爽と飛ぼうとしていた。
「お供いたしますぞ!」
ロロイも後からやって来た。
「ロロイ君もついてきてくれるのか、共に戦おう!」
とそんな時真下から女性の声が。
「お主達どこへ行くつもりじゃ!?」サイマは窓を開けマスター達を呼び止めてきた。
「ギルドバトルです!僕はそこの主でもあるから戦わないとなりませんそうだ。良かったらサイマ様も一緒に戦いにいきませんか!?」
マスターはそうだと言うふうに誘い出した。
「うむ行きたいのはやまやまだがもう夜の10時ゆえもう寝たいのじゃ…」
サイマは目を優しく擦り窓を閉めようとする。
「わかりました。ゆっくり休んでください」
そしてマスター、ロロイは戦いの空へと飛翔した。
「本当に忙しい男達じゃな…ふわぁ」
サイマはそのまま眠りこくった。
サイマは巫女ゆえに夢の中の世界でもギルドバトルの様子を見る事は出来る。
「そうじゃ夢の中でもマスター達の戦いの様子は見られるから寝ながらでも向かおうかの?」
そしてサイマはベッドにくるまり、瞳を閉じた。
暫くするとサイマの体から半透明の幽体が現れる。
生身の体では無いのでどれだけ動こうが体力は消耗しない。空を飛ぶ事も出来るのだ。
サイマは魂の状態のままマスターの様子を見届けることにした。
一方その頃魔法乙女達はというと…「むにゃむにゃ…全部燃えちゃえー…」「…スフレ様…」「もう食べられないよう…」「タコさんに襲われるうプルプル〜」「すぴー…あんた馬鹿ぁ?」とそれぞれ寝言を呟きながら寝息を立てていた。
ゴシックパーティと言う試合会場に降り立つマスター。
「マスター!」「みんな、よく来てくれたね!」
マスターとギルメンが対面。
やがてゴシックパーティがはじまる。
「一緒に行こう!」「お供いたしますぞ!!」
マスターとロロイが飛翔!戦いの空へ…っ。
『はじまったようじゃの。マスターは…なんじゃ手こずっておるでは無いか』
マスターがなんと苦戦していた。
「くっ強過ぎるっ!」「多勢に無勢ですな…っ!」
そう自身のギルドと相手のギルドは同じ数だけいるのだが相手のギルドはガチ勢で皆が皆団結してマスター達のGPを消耗していっているのだ。
ーーー
結局マスターは負けてしまった。
「うぐぐ悔しい悔しい…」
「でも皆さんご協力ありがとうございます。今後もよろしくお願いします」
労い合うマスターとメンバー。
「私も途中で落ちてしまった。すみませぬ…」
「ロロイもよくやってくれた。本当に助かったよ」
「悔しい悔しい」と嘆く強敵ロロイには甘えて良いのよとスタンプを押しロロイを励ました。
サイマはその様子を見て目を細めた。
『ふむ勝っても負けても素晴らしいパーティじゃ。儂は好きな夢でも見ようかの?』
ーーーそして翌日。
ここからは日常のマスターの戦い。
549は降りるがマスターの戦いは常にそこにこそあるのだ。
ではマスターの日常を見て行こう。




