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549物語  作者: チイチイノファン
マスターと東の国からやって来た巫女
57/61

帰って来たマスター

大きな黒い船が港の前に降り立った。


「久しぶりの我が家だ…」降り立ちながら若者は涙をホロリと零す。


そんな時5人の乙女と兎の紳士が出迎えているのが見えた。


「みんな!ロロイ!!」と歓喜の声を上げる若者。

そう彼が前回ゴッドヴィーンに船に乗せられて監獄島に連れて行かれた救いの鍵の少年、マスターだ。


「「マスター、お兄ちゃん!」」

「ご立派になられましたなぁ」

乙女達、ロロイがそれぞれが朗らかに口に出す。


そしてロロイが足を一歩一歩踏み入れ、マスターの元に。


そして静かに抱き寄せた。

「マスター…どれだけ我々が其方の帰りを待ち侘びていたか…」

それをマスターも抱き返す。

「心配かけたねロロイ、僕がナラカと言う子と婚約する事になってしまったの怒ってないかい?」

罪悪感を胸にマスターの声は少し沈む。


「彼女はプリンにされて食べられたのですな。彼女には同情しています」

「ロロイ…」


話が暗くなってしまう前にスフレがマスターとロロイの元に駆け寄った。


「ねえねえ、せっかく帰って来たんだしさ、そんな暗い顔して見つめあわないで!お城に遊びに行こうよ!」

とそして朗らかな笑顔、声で二人の男子を誘う。


「ティアラ姫も歓迎してくれているのかい?」

「行きましょうよマスター!」

マスターがやや戸惑っているところにラナンも声かけする。


そしてお城で楽しい歓迎パーティを行い盛り上がった。


(やっぱり549は楽しい!もうお金は無駄遣いしないようにしよう!)

マスターは心にそう固く誓った。


しかしそんなマスターに一つの影が…。

「ふふふあの男は使えるのう…」


ーーーそして。

「君達がくれた翼だから僕は君達のために戦う!」

「お供いたしますぞ!!」

事件解決に戦場に出るマスターとロロイ。


ロロイはマスターがいない間アンの使い魔にさせられていた。


「やはりアン殿よりマスターの方が息があいますな!」

「ありがとうロロイ、これも前世が恋仲と言うのもあるからかもな」

「何をおっしゃるうさぎさん。今も恋仲ですぞ」

「そうだなロロイ」


「「マスター頑張って!」」5人の乙女もマスターとロロイの無事を祈りながら魔力を送り続けていた。


「我が主の命だ!マスターの命はなんとしても守り通す!!」


『ギャオォオオオオオン!!』マスターとロロイの攻撃でボスの魔物が断末魔をあげて消滅。


「コンビネーションも衰えてませんな!」

「ああ僕とロロイは最高の恋人だ!」

両者は腕を固く結び合った。


そこで一つの透き通った声がマスターの耳に届く。

「やるのう流石は救いの鍵の少年…」

そこに降り立つは妖艶な姿をした巫女。


見事な衣装だが明らかに着ている衣装はマスター達とは一線を画く。

そして巫女はマスターに囁いた。

「お主、儂は未来を見通せる。儂を買わぬかえ?」

とこう艶かしくマスターを揺さぶり始めた。







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