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549物語  作者: チイチイノファン
チイチイを救え!
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空に見える少女

マスターはチイチイと味方側が戦っているのを見る。


「黒也?いや違うな。知らない人達だ…え?もう一人は女の子!?」

マスターは驚く。


なんとか弱そうな女の子が武器を持ってチイチイと戦ってるでは無いか。


「なんて無謀な…いくら武器を持っててもあのチイチイと戦うなんて命取りだぞ!」


そうその女の子はトーマと共闘している千恵と言う少女である。


彼女はミサイルやロケットなど近代科学武器を用いてチイチイと激しい戦闘を繰り広げていたのだ。


「ノフィンさんがいりゃ援護も可能だろうに。あの人は優しすぎてチイチイさんには本気を出し切れないみたいだ…ここは僕がなんとかせねば…!」


マスターは覚悟を決めてギリリと拳を握りしめた。

ーーーいっぽうのノフィン。

空模様の天気は人々のメンタルにも影響を及ぼす。

ノフィンもまた例外ではなくノフィンはトラウマに悩まされていた。


「食パンが不味すぎる…汁もカルキ臭い…というより最近妙に味覚が変になってしまっている…?」


そうノフィンはコンサータからストラテラに薬を変えた。


そのせいなのかは知らないが味覚がおかしくなっているように感じるのだ。


食パンはご飯とローテーションで出るのだが食パンがものすごく不味くコーンスープもまるで味が無い。


味噌汁などは出るがそれがカルキの味しかしなくなっている。


それがストラテラのせいなのか?

ノフィンには知る由も無い。

気持ちが楽になるかと言えばそんな事は無く、またADHDが落ち着くかと思えばそんな事も無い。


只々味覚が以前より変わってきた…。


そんな気が凄くするようになったのだ。


ストラテラもやはり合わなかったのだろうか?

ノフィンはそうつくづく思うのだ。


「うっ…」

雨が降ってきた。


ノフィンは顔に冷たい何かが落ちたのを感じる。


それはそれは大降りになりだしそれは地面をたちまち水浸しにする。


「チイチイはまだ暴れているのか…マスターは無事なのだろうか…痛っ!」


ノフィンは立ちあがろうとしたが足に激痛が走りうずくまる。


(味覚がおかしくなったのもあるが元々無い体力も無いからな…酒でも飲みたい…)


ノフィンは極限の状態の為か、チイチイが放つ電磁波のせいなのか、現実世界と物語の中を行き来していた。

ーーー再びチイチイの戦場。


その時も千恵はチイチイと激しい戦闘を繰り広げる。


「ウチが止めなウチが!!」

千恵は持ち前の責任感でチイチイの暴走を止めに行く。


「そこの女の人!殺されちゃいますよチイチイに向かっては駄目です!!」

マスターが叫ぶ。


「せやけどウチが止めな!ジルハラードは救われへんっ!」


千恵はマスターの言葉も耳をかさず止まりもしない。それどころかそのままチイチイへと突進していく。


「キラキラが……消えてまうーーーっ!!!」

チイチイの雄叫びが2キロ先まで轟き振動が起こる。


チイチイを取り囲む瓦礫の「輪」は彼女の元にはいかせんとばかりに行く手を阻む。


このまま進んだら千恵が命を落とす事は火を見るよりも明らかだ。


それでも千恵には今のチイチイ同様周りが見えておらず視点はチイチイだけが映っていた。


「死にたいのかあの人は!」

マスターはいてもたってもいられずチエチエを救いに行く。

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