表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
549物語  作者: チイチイノファン
チイチイを救え!
38/67

働き者の魔法乙女達

仕留めきれなかった…。

僕とノフィンさんの力を持ってしてもチイチイの浪速の破壊力の前では何も打つ手がない。


ここまで…なのか?


なんだ僕に溢れる温かいこの魔力は?


これは…マベアクの皆の翼!


これならチイチイに立ち向かえるかも知れない。


君達がくれた翼だから、僕は君達の為に戦う!

一緒に行こう!


チイチイが暴走していたその時、魔法乙女達はジルばラードの民を避難させていた。


「こっちですこっちです!」

「お婆さんご無事ですか?」


次々と避難所に導く魔法乙女達。


「こんな時にマスターはどこに行ってるのよ!」

「マスターを責めても仕方ないわ私達は私達で出来る事をしましょうよ」

魔法乙女達はそれぞれの役割分担させて避難民を助ける。


「痛い所はございませんか?」

プルメリアとかが怪我して病気した人を救ったりする。


「お兄ちゃん死んじゃったのかなあ?」

「縁起でもないこと言わないでちゃんと生きてるわよ口動かすより手を動かしなさい!」


つい泣き言を言ってしまうスフレをロザリーがしっかり叱る。


スフレも魔法乙女なので避難民を助ける役目を担っていた。


「マスター…」

ラナンは雷雲が包まれた空を見上げてマスターの無事を祈る。


チイチイが暴走を起こしている現場ではノフィンとマスターがみっともない醜態を晒している黒也んを助け、尋常ではない様子のチイチイと対時していた。


「チイチイ落ち着くんだ!街の人を危険に晒してはいけない!」

「うるさいわああああぁ!!!」

ノフィンが必死に説得するもチイチイは大きな竜巻を発生させて吹き飛ばそうとする。


「「うわあああああああぁ!!!」」

3人は竜巻に巻き込まれ宙に放り投げられる。


「この凄まじいチイチイの怒り…黒也んチイチイに何したんだ?」

「何もしてねーよ!チイチイが勝手にキレてたんだよ!それよりそれより助けてくれよう!」


黒也んが半べそをかきながら救いを求める。


「安心して、僕はどんな奴でも助けるから!」

マスターがこう言う。


「チイチイを止めなきゃならないな。マスターと二人で止めてみせよう!」

「そうですね!」

ノフィンとマスターはチイチイに向かい合う。


「ウチを困らせるなああああぁ!!!」

チイチイの暴走は止む所を知らない。


周囲は勿論、戦争か災害が起こった後のようにボロボロの状況となっていた。


チイチイが暴れる事により起こる大災害。それはそれはマスターが以前戦った黒い魔力とひけを取らぬ破壊力だった。


強風と稲妻に煽られながらマスターは翼で抵抗する。


「くっ、かつての厄災とも戦った事はあるけどチイチイさん単体からあんな黒い魔力が。しかもしかも強すぎる…5体満足で帰れるだろうか?」


「チイチイは暴れ出すとスイーツ隊が束になって止めようとしても必ず怪我人が出るくらいだ。チイチイの暴走を止められるのはチイチイ父か母しかいない!」


「チイチイ両親を呼んだ方が良いのでは!?」

「マスター君!君は救いの鍵だ!僕は君の力を信じている!だからだから二人でなんとかチイチイを止めて見せよう!」

「はいっ!」


マスターとノフィンは竜巻に抗いそれぞれに散った。


「なんでウチの事理解してくれんのやーーー!ウチは眠れる獅子やないわーーーーぃ!!」


チイチイの地団駄で大地震が起こる。


ーーー避難所

「きゃあ地震!?」

「チイチイが暴れているんですわ!」


魔法乙女達と民達は突如の地震に体のバランスを崩す。


泣き喚く子供達。それを宥める母親。


「俺達おしまいだあぁ!」

大の男までもが取り乱す。


「落ち着いてください落ち着いてください!!」

魔法乙女達は必死にどよめく民達を落ち着かせる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ