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549物語  作者: チイチイノファン
チイチイを救え!
35/56

マベアクの願い

黒也んとチイチイの罠にハマってしまったノフィンさん。

僕は彼を助けに向かったけどそこには黒也んの仕掛けたゲートが。


ゲートにかかった僕らは真っ逆様に落ちていってしまう。


そこで見たものとは?


そして僕達は元の世界に戻れるのか!?

マスターは翼を広げてノフィンの手首を掴んだ。

そして宙に上がろうとするもゲートが閉じられていてそれと拍子にマスターの翼も消える。

「うわあああああぁん!!」二人は地上に落下した。

ーーー

一部始終を見ていた魔法乙女達。

「マスター!マスター!応答して!駄目だわ繋がらない…!」

「どうしようスー達がいないとお兄ちゃんお空を飛べないよ?」

「マスターはどこに行ったのかしら?」

と魔法乙女達。

そんな時そんな時黒也んが言った。

「あっはっはこれはエミナーの能力だ!アイツらは夢の世界に行ってしまった!永遠に夢でも見ていろ!」

「流石黒也んやぁ♪黒也んだぁい好き♪」

チイチイが黒也にスリスリする。

「あっはっはくるしゅうない存分に楽しもうぞおいそこ酒持って来い!」

黒也んがギルメンに命令する。

「黒也んは未成年じゃ…「うるせい!ここに来たら未成年だろうが成人だろうが関係ねえやい!早く持ってこい!」

黒也んは乱暴にマグカップを投げつける。

(くっそー…)

ギルメンは泣く泣く酒を注ぎ持ってきた。

ーーー

そしてそして、マスター達はフワフワとした、何が何やらわからないモヤのような世界で目を覚ました。

「う、ここは…魔法乙女達の魔力が感じられない…くっそはぐれちゃったのかな?ノフィンさん起きてください」

「う…どこなんだここは…?」

「わかりません。ギルドでも無さそうですし…」

「それより僕はショックだチイチイのクリエイターページで僕が消されてるなんて…」

「今はそんな事言ってる場合じゃありませんここから出る方法を考えないと…」

ノフィンとマスターが話し合っている間に人影が現れた。

「貴方がたは現実世界から来たのですか?」

少し高めの透き通った声。

女性のようだった。

「あ、はい僕はマスター「おぉ、こんな所に美しい女性が。僕はノフィン白馬の騎士と呼ばれています」

マスターが軽く自己紹介をしている間にノフィンがナンパしてくる。

「あらまあ、私はエミナー。魔女の館に住んでいますが全ての能力を手に入れてしまった黒也んにここに閉じ込められてしまいました」

女性、エミナーはそう語る。

「おおなんて可哀想に…貴女はこの僕が救い出して見せます!」

とノフィンは少しオーバーに演技じみたリアクションでエミナーを慰める。

(さっきから何やってんだこの人…)

マスターは冷めた目でノフィンを見ていた。

謎の美女エミナーはノフィン達に言った。

「どうか黒也んを倒してください。そして黒也んを元のモブに戻してください」

と。

続いて、背が低めの冴えない感じの少年が現れて「僕からもお願いします」と言ってきた。

「君は?」

「僕は上野飛華流うえのひかる、黒也んにこの世界に閉じ込められたんです」

そしてピンク色の髪の可愛らしい女の子も現れる。

「俺もヒルと一緒だ!」

「この子はワンダ。僕の義理の妹です」

飛華流は小さな女の子の肩に手をやって紹介した。

「俺もだぜ。あの野郎イナズマ組を荒らしてきやがって許せねえ」

「しかししかし夢の世界に閉じ込められて手も足も出せないんだ。救いの鍵のお前ならここから救い出せると思ってな」

後から不良っぽい若者が現れた。

「貴方達は誰なんですか?」

「おっと自己紹介が先だったな。俺は菊谷茂きくやしげる

「俺は三島永戸みしまえいとだ」

不良青年達は名乗った。

「僕はノフィンだ。しかししかし僕は救いの鍵じゃない。それはその少年だ「アンタには言ってねえよ」

ノフィンが弁明しだすと菊谷は強めの口調で遮った。

「うぐぐ…」

「ノフィンさん抑えて抑えて…」

マスターはノフィンを宥める。

そしてそして優しそうな女性が後から現れた。

「初めまして。私はこの子達の産みの親です」

女性はそう言う。

「産みの親?お若いですねお嬢さん。この僕とランデブーでも」

ノフィンは一輪の薔薇を差し出してプレゼントしようとする。

「その件はまた今度で今はお見送りさせてください」

若い女性は苦笑いして遮った。

「貴女は…?」

荻野亜梨沙おぎのありさです。黒也んをラスボスにする設定は無かったのですが突然マベアクで黒也んが暴れ出し、マベアクランドを荒らしてきたのです」

マスターの問いに亜梨沙はこう答えた。

「それにしても産みの親と言ってる割には随分とお若いですね」

「産みの親と言うのはこの作品を考えた人という意味の産みの親です。私が実際に産んだのではありませんよ」

亜梨沙はこう言って朗らかに笑った。

「黒也んを倒したら僕と付き合っていただけるのですね?」

「えーと…」

ノフィンが迫ると亜梨沙は困惑した様子で目を泳がせていた。

そうすると菊谷がノフィンを凄みにかかる。

「おい兄ちゃん亜梨沙さんが困ってるじゃねえかよその汚ねえ手を引っ込めやカス!」

「こ、この白馬の騎士の僕をカスだとう?君達のような薄汚い青年達は許せないな!」

ノフィンがそう言って剣を抜きかけたその時亜梨沙がノフィンの手首を掴む。

「私の子供達においたしたら私がゆるしませんよ?」

亜梨沙は表面上はにっこりとしながらも影を作りノフィンにそう忠告する。

「す、すみませんすみません…」

ノフィンは亜梨沙や菊谷の気迫に押されて大人しくなった。

「とにかくとにかく、救いの鍵さん。ノフィンさんと協力して黒也んを元に戻し私達を夢の世界から救い出してください」

エミナーはノフィン達は置いといてマスターに言う。

「わかりました。僕達で黒也んを倒しあなた方をここから救い出してみせます!」

マスターはこう言った。

「いや、その必要はない」

そしてノフィンがこう言った。

「必要ないってどう言う事ですか?」とマスター。

「血迷ったのか兄ちゃん?俺達がずっとこのままで良いと言うのか?」と菊谷。

「フッ違うな。寧ろ黒也んの方から逃げていく。そう宣言出来る」

とノフィンは口元を上げる。

「本当ですかノフィンさん?」

「本当だとも。だからだから見守っていこう」

ヒカルンの質問にも冷静にノフィンが答える。

一方ギルドではさっきまでいちゃついていた黒也んとチイチイの場の空気が変わりつつあった。




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