飛翔!戦いの空へ
「「じゃあ私達はマスターに魔力をあげるわ!」」
そしてそして魔法乙女達がマスターに手を突きかざす。
「光の魔力よ!」「闇の魔力よ!」「水の魔力よ!」
「「真少年マスターに力を!」」
3人の乙女の魔力がマスターを覆った。
「君達がくれた翼だから僕は、君達の為に戦う。一緒に行こう!!」
「お供致しますぞ!」
そしてマスターとロロイは異空間に飛び込む。
魔界ーーそこは薄暗く黒いモヤのような雲がかかり不気味な獣のような鳴き声がそこらかしこに響く。
中には魑魅魍魎の魔物達がいく手を阻むように立ちはだかっていた。
『来たか真少年!この先は行かさぬ…!』
ギョロついた目の魔物や岩の塊のような魔物が唸る。
奴らはマスターがここに来るのを見計らい、置かれたボスの軍団らしい。
「残念ながらか弱い乙女達が待ってるんだ先を進ませてもらうよドラゴンドーン!」
真少年マスターは3人から貰った魔力で弾幕を発した。
「私も忘れてもらっては困りますぞツイストクロー!」
ロロイも魔物達に剣を振るう。
その時予測不可能な箇所から魔物の攻撃が放たれた。
「マスター氏危ない!」
ロロイがマスターを救う。
「ありがとうロロイ!」
「ふっまた借りを作りましたな」
「必ず生きて帰ってデートいっぱいしよう!」
マスターは次にロロイとデートする為に精一杯魔力を振るった。
また様々な色をした巨大なキューブもマスター達を翻弄する。
「これに当たったらひとたまりもありませんぞ!」
「散り散りになりたくないけどこの際仕方がない!!」
ロロイは言った。
「成長しましたなマスター氏、出会った頃は最後まで私から離れようとしなかったのに」
「過去を思い出させるのはよしこさん!なんとしてもスーとラナンを救い出すぞ!」
「わかり申した!」
マスターとロロイは魔物達を掻い潜り乙女達を救いに出た。
ラナンが目を覚ます。
「あれ?私眠ってたの?ここはどこ?ここはどこ?「あれ〜お兄ちゃん助けて〜!」
甲高い悲鳴が聞こえた。
「あ、貴女スーに何しているの!?」
なんと女の姿をした魔物がスフレを襲っていた。
『うふふ焦らなくても次は貴女も存分に可愛がってあげるわ♪』
笑う女の魔物。
「どうすれば良いの?マスターはそこにいないし…」
ラナンは迷う。
ラナンが逃げようとすると魔物が立ちはだかる。
『進めないわよ私の優秀な親衛隊が見張ってくれているから♪』
と女の魔物。
「や、やめて…そこは…」
スフレが悶える。
「あらあらそこね貴女の弱い所は♪思う存分可愛がってあげるわ♪」
「ああぁーーーーっ!!!」
スフレは泣きながら叫んだ。
『良い声だなあのお嬢ちゃんさてさて、アンタはどんな声で泣くのかな?』
魔物の手がラナンに伸びる。
(チイチイだったら喜びそうだけど私達は違うわ。だってだって、乙女なんですもの!)
ラナンは焦った。
ーーー
そしてそして戦場ではマスターとロロイが猛っていたが…。
「ホロロッ!!?」
「ロロイ!!」
ロロイがダメージを受けマスターが救いに出た。
隙ありと襲ってくる魔物をマスターは弾幕で迎撃。
「どうした!?」
「すまない変なものが見えてしまって…」
「変なもの?」
ロロイは鼻血を垂らしていて何故か目が輝いていた。
「ロロイしっかりしろ!」
「大丈夫だあっちは見ないようにするから…」
「あっち…?」
「気にするな行くぞ!!」
ロロイは誤魔化しながら強がる。
マスターも空気を読み何も無かった事にしてロロイと共闘を続けた。
「これは…手厳しい…!」
「ロロイ無理はするな!」
叱咤激励しあいながら戦場を潜るマスター達。
ーーー
「や、やめて….っ!」
襲われる二人の乙女。
魔物達のヨダレやら体液が二人を汚す。
「ウフフウフフ♪」
ニヤニヤして魔女も交わる。
「ラナお姉ちゃん…」
「す…スー…」
二人が互いを求めるように手を伸ばす。
ーーーいっぽう寝室。
「ヴェアーーーーーあああぁ!!!スー様が取られるううううぅ!!!」
突然カトレアが騒ぎ地面に崩れた。
彼女の口から大量の泡が噴き出る。
「カトレア大丈夫!?」
「あらまぁなんて事でしょう…」
ロザリーとプルメリアが。
「どうしようマスターの魔力が一人抜けちゃったわよ」
「仕方ありませんわ二人だけでもマスターに魔力を送り続けましょう!」
ロザリーとプルメリアは継続してマスターに魔力を与え続けた。
マスターは魔力を使っているうちにカトレアの魔力が消えている事に気付いた。
「カトレアの魔力が…っ!」
「どうしましたっ!?」
ロロイが駆け寄る。
「カトレアが戦線離脱してしまったみたいだ。何があったのか分からないが…」
「おそらくスフレ嬢に付きっきりで看病していたのが響いているのでしょうな。交代していたとは言え一番スー嬢を溺愛し心配していたのがカトレア嬢ですからな」
「それもそうか…」
カトレアは確かにスフレの事が大好きだ。
普段は知的でクールだがスフレの事になるとまるで人が変わる。
彼女も彼女でスフレの事が心配でならなかったのだろう。
とマスターは思った。
魔物がそれにも構わず襲ってくる。
「閃光ソードくっ!カトレアが抜けると中々厳しいな…」
マスターが弾幕で応戦。
カトレアの力をそこでしみじみと感じた。
「さて我らもカトレア嬢の分まで頑張りましょうぞ!」
ロロイも剣で魔物を斬り裂き先を急いだ。
ロロイ「あっちのようですぞ!」
ロロイがスフレ達がいるだろう場所に指を差す。
「あそこだなっ!?確かに二人の魔力を微かに感じる…しかししかし弱まっているみたいだ!?」
「弱まっている!?これは一刻の猶予を争いますな!急ぎますぞ!」
マスターとロロイは魔物達を殲滅させながら捕らわれた乙女達を救いにめがけた。
そしてそして、巨大な魔女と複数の魔物が乙女達を弄んでいる姿が目に映る。
「二人から手を放せ!」
「お遊びはほどほどに…」
マスターとロロイが魔女に言った。
『真少年とその使い魔!やっておしまい私の親衛隊!』
親衛隊に命令を出す魔女。
『グオオオオォォ!!』
魔物達はマスター達を倒しにかかった。
魔女の親衛隊が襲いかかってきた。
いずれも姿は醜悪でオドロオドロしい姿の魔物ばかりである。
こんな魔物達に滅茶苦茶にされた乙女達には同情を禁じ得ない。
(ラナンにスー可哀想に…)とマスターとロロイは思った。
『ガオオオォ!!』
その魔物が大岩を投げてくる。
「クソっ!!」
マスターは弾幕を張って岩を防ぐ。
「ホロロッ!!」「ロロイ!」
ロロイがぶっとばされる。
その隙にマスターも岩の直撃を喰らう。
『よく見たら貴方も可愛い顔してるわねぇ』
「ホロロォ!やめろやめろ!!」
ロロイが花の姿をした魔物に襲われる。
ロロイはダンスフラワーを喰らった感じで拘束を受け責められる。
「ホロロホロロ…や、やめろ私の身体はマスターだけのもの…」
ロロイは悲鳴を上げながらも黒い快楽を味わう。
「ろ…ロロイッ!」
愛するロロイが襲われている。
マスターはロロイを救いに行こうとするが親衛隊の岩攻撃でひたすら弾幕を撃ちながら逃げ惑う事しか出来ない。
『全く、見てらんないわね!』
そんな時ロザリーの声が。
「ロザリー!力を貸してくれ!!」
『あれを潰せば良いのよね?』
そしてロザリーは念じる。そして放った魔力を。
『鬱陶しい!消えなさい!!』
ロザリーの魔力がフラワー魔物に降りかかる。
『グオぁぁ!!』
フラワー魔物が大口を開け、そこから大量の唾液が飛び散る。
「ホロォッ!!」
ロロイが魔物の口から飛び出た。
身体中唾液塗れだ。
「大丈夫かロロイ!」
「ホロォ…なかなかの強敵ですな…」
マスターがロロイを抱擁する。
一方寝室ーーー
「スフレ様…」と寝言を漏らすカトレア。
業を煮やしたロザリーは引っ叩いてでもカトレアを起こす。
「起きなさいアンタがいないとマスターもまともに戦えないのよ!」
「はっ、私は…っ」とようやくカトレアが目を覚ます。
やはり水晶玉の奥ではマスター達は苦戦していた。
「皆さん苦戦してらっしゃいますね…」
「私達もお手伝いしなければ…」
「みんな気を抜いちゃ駄目!マスターに魔力を送り続けるのよ!」
3人は祈り続けた。
マスターがロロイを介抱する間にも魔物達が飛びかかってくる。
『魔力解放!!』
今度はカトレアが水の魔力を使い場を凍りつかせる事によって進撃を食い止めた。
『光の力よ!』
続いてプルメリアが光の魔力でロロイの体力を回復させる。
「おおありがとう乙女達、おかげで元気が出て来ましたぞ!」
『これ以上世話焼かせないでよね!』
ロロイの礼にロザリーはこうツンデレ発言をする。
「さあ行こう!」
「お供致しますぞ!」
そしてマスターとロロイは手を繋ぎ合い、デコピタをする。
「「ラブマーックス!!」」
マスターとロロイのラブマックスが炸裂し親衛隊がボロボロと崩れ去った。
『なかなかやるわね坊や達、しかしこれ以上近づいてみな?この小娘達がどうなっても良いのかい?』
「くっ!」
魔女がスフレ達を人質にしだした。
マスター達はまた手をこまねく事になる。
二人を人質にした魔女の容赦無い攻撃がマスター達に降りかかる。
「くそっどうすれば良いんだ!」
「ホロッ!」
攻撃を受け止めたり、躱したりしか出来ない。
魔力を送り続ける乙女達も魔力が尽きかけていく。
「貴女達もうちょっと頑張りなさい!」
「も、もう駄目です…」
「わ…私も…」
魔法乙女達の魔力がついに尽きてしまう。
マスターの魔力が弱くなってしまった。
「くそっ魔力が…ぐわぁ!」
マスターは魔女の一撃を喰らう。
「マスター氏!!」ロロイが叫ぶ。
そして落下するマスターに身を乗り出しロロイはマスターの手を握る。
「ロロイ…」
「マスター氏…死ぬ時も一緒です。共に参りましょうぞ…」
「あぁ生まれ変わっても恋人同士でいような…!」
マスターとロロイは落下しながら口付けをする。
『諦めないで!』
『そうだよお兄ちゃん!!』
そんな時マスターの脳裏に二人の少女が。
「ラナ!スー!」
(そうだ僕はまだ死ぬわけにいかない!)
マスターはロロイの手を掴みもう一度翼を広げて飛翔した。
飛翔!戦いの空へ!
マスターは魔女の下まで舞い戻る。
『何…小娘の魔力が…あれ程弱らせたのに…』
魔女はたじろぐ。
ラナンとスフレは気を失っているように見えたが魔力は生きていたのだ。
「マスター氏…」
ロロイが目を開けるとそこには一層の魔力の輝きを灯したマスターの姿があった。
「ご立派になられましたなぁ…」
ロロイは微笑みかける。
「まだ諦めちゃいけない!ラナンにスフレがいる!」
「そうですな!」
マスターとロロイは再びデコピタをする。
「三度目の正直!ラブマーックス!!」
二人のラブマックスが魔女に炸裂。
『ば、馬鹿なーーーーっ!!』
魔女は断末魔を上げながら崩れ去った。
寝室にてーーー
ぐったりしている3人の元にマスター達が舞い降りた。
ラナン、スフレをマスターとロロイがそれぞれ抱き抱えている。
「みんなお休みのようだね」
「そうですな」
マスターとロロイは魔法乙女達をベッドに寝かせ、毛布をかけてあげた。
その時カトレアは悪夢にうなされていた。
ーーー夢の中。
「あ、貴女がた何をしているのですかっ!」
カトレアの目線ではスフレとラナンが抱き合っている。
「スーはこれからラナンお姉ちゃんについて行く♪」
「うふふスーちゃん可愛い♪ずっと私達一緒だよ♪」
「うん♪」
「スー様あああぁん!!!」
カトレアは大粒の涙を流しながらうずくまり、ラナンに懐くスフレに向かい悲鳴を上げた。
ーーー
「スー…様…」カトレアは寝言を漏らす。
マスターはニコリと笑いカトレアを撫でた。
「スーは無事に助けたよ」と。
そしてそしてマスターとロロイはお城の舞踏会に出席する。
「ロロイこんな素敵なサプライズしてくれるなんて…」
「水臭いことはよしこさん。当然のサプライズですぞ」
マスターとロロイは音楽に合わせて踊る。
他は男女だがマスターとロロイは男同士で踊っている。
他の男女は笑う。
「男同士で踊ってどう言う神経してるんだ?」
「余っちゃったのね可哀想に」
見下されても構わない。
僕達はこれからも一緒だ。
「ロロイ、愛してんぜ」
「私も永遠に愛していますぞ」
マスターとロロイは互いに微笑みあった。
そして真夜中の城の上にてマスター達は夜景を楽しむ。
「綺麗だねロロイ」
「そうですなマスター、しかししかしマスター、其方の方が何倍も綺麗だ」
ロロイはそっとマスターに手を重ねる。
「ロロイ、お前もかっこいいよ。夜景も恥じらうほどに」
「愛してんぜ」
そして二人は大勢の人が見ている中で深い口づけを交わした。
ーーーとある場所。
「なんですって?私の息子が同じ男の子とデートをしている?」
「はい、しかとこの目で見ました」
召使いの報告に女性が眉間に皺を寄せる。
「ウチの息子でありながらなんと恥知らずな…」
女性はピキリと棒を割る。
「許せません。なんとしてもマスターとあの子の仲を引き裂くのです!」
恐ろしい形相で魔女アンは召使いに命令した。
to be continued…?
これはこれは「ゴマ乙」と言うゲームのイベントが元になった。
ノファンはその時同人誌に描くのに夢中になっててスーがイベントに出てたのだが同人誌の方に気が向いてたからゲームはログインしなかった。
スー「うわあぁん馬鹿ああぁ!!」
プルプル「あらまぁなんて事でしょう…」
スーごめんね(謝)
あとあと半分若草ネタが入っている。
その後マスターはデートに出かけるけど…?
お楽しみに!




