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549物語  作者: チイチイノファン
チイチイを救え!
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自分に打ち勝て!

虹色の卵が2体割れる。


「な………な………」マスターは愕然とした現れたのは比較的高級ではあるもののありふれた、あまりポテンシャルの無い魔物。


「ほら見ろ新しい使い魔にこだわらないで任務に集中しろ!」

「それは出来ない!可愛い女の子型の使い魔だっているんだぞ!」


マスターの言葉にノフィンは注意する気持ちが失せだす。


「そうか、君の思いを拒む権利は僕には無い。君の願望を見守って見せよう」

とノフィンは言う。


一方魔法乙女達はノフィンとマスターのやりとりを見てて茫然自失となる。


「ノフィンさんもチン騎士ってやつね…」

「チン騎士って何?」

ロザリーの溢す突っ込みにスフレが質問する。


「まだまだ使ってやるぞ」

マスターは更に万札を注ぎ込もうとする。


そんな時そんな時ノフィンの持っていたプルパが光出した。

プルパ、これは以前にノフィンがタイムスリップして迷い込んだ女性から貰った大切な法具だった。


(これは以前に兼見さんから貰った法具…何かあるのかあるのか?)

と思っていたノフィンの側に、一人の美女が姿を現した。


『ちょっとアンタ!マスター様を助けなさいよ!』

と美女は言う。


「君は…?」

『アカネよ、以前悪魔乙女達のマスターをしていた美女。悪魔乙女達は私が美し過ぎるあまり好きになってしまい皆で私を喰らい私は命を落としたのよ』


「確かに君は美しい、美しいと言うのは思わぬ不幸を作ってしまう。美人薄命とはよく言ったものだよ…」


ノフィンは目を伏せた。


『優しい美女の私にもよく無いところはあったわ。魔物達のマスターになった事で調子に乗ってね。今マスターがこうなっているように…マスターにはかつての私のように死んでほしく無いの』


いっぽう魔法乙女達もノフィンと話しているアカネに注目していた。


「あの女の子はアカネ、悪魔乙女達のマスターになってたよね?」

「殺されたのね。可哀想に…」

ラナンとカトレアが囁き合う。


ノフィンは聞いた。

「アカネさんはマスターの恋人か姉か何かかい?」

『無関係よ。でもでも、マスターを見ていると過去の私を見ているようで放って置けなくなったの』


ノフィンは涙した。

「アカネさん、なんて君は優しいんだ…」

『私ほど優しいマスターは他にいないでしょう?優しさは時に災いを呼ぶの。だからだから、マスターを助けて頂戴』

「わかった。だからだから、君は安心して休んでおいで、僕がマスターを助けてあげるから…」

『頼んだわよ』


アカネはそう言って成仏した。


そこでノフィンはマスターの暴走を食い止めようとめがけた。


「マスター!これ以上魔力を使うな!壊れてしまうぞ!!」

「なんだいさっきは同意してくれたのに!貴方も僕の邪魔をするのかっ!」


「君のためならいくらでも邪魔してみせよう!」

ノフィンのレイピアが唸る。


「くそっ!羅刹天津風らせつあまつかぜ!!」

マスターは魔力の矢を噴出させる。


キンキン!ノフィンはそれを弾き返しマスターを止めにかかる。


「本気で僕と戦おうと言うのか!」

「これも君の為だ!自分を粗末にするのはやめろ!!」


ノフィンとマスターが内戦を繰り広げた。


いっぽうの魔法乙女達は二人の内戦を見て不安を覚える。


「やめて!喧嘩している場合じゃないでしょー!」

スフレが喚く。

「なんて事かしら喧嘩しちゃったわよ…」

ラナンも気が気でない様子を見せる。


「これでマスターが目を覚ましてくれれば良いのですが…」

プルメリアは冷静なようで少し眉間に皺をよせこう冷静に溢す。


「畜生!メテオランチャー!!」

「薔薇の舞!!」

マスターの魔力とノフィンの剣がぶつかり合う。



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