表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
549物語  作者: チイチイノファン
549物語本編
21/57

スーピィの力

レイに抱き抱えられているスーピィが静かに漏らす。

「戦いを止めさせなきゃ…」と


「え?」レイはスーピィを見るがその時

スーピィの全身から眩い光が放たれた。


「え、スーピィ…」戸惑いを隠せないレイ。


ピカーーーーーッスーピィが一人でに宙に浮き上がり「やめてぇ〜っ!!」と叫んだ。

やがてスーピィの前世、ティラノサタンの姿がスーピィの上空に現れた。


「あれは…」

「いよいよ姿を現したかティラノサタン!行くぞキルワインダー!!」


「やめろロロイ!!」

マスターが止めようとするがそれを聞かずロロイが弾幕をスーピィにぶつけてしまう。


「反省しなさいっ!」

ところがスーピィが小さな手を突きかざすとティラノサタンの魔力がロロイの弾幕を弾き返した。


「くっ上空の邪悪な姿はまさにティラノサタン!私は間違っていない私には悪を成敗すると言う大義名分があるからだっ!」

ロロイはやや圧されながらもこう放つ。


「確かにスーピィは前世で悪い事をしてたかも知れない。でもでも、現世いまはこの力を良いことに使ってあげたい!」

とスーピィは力強く返した。


「いくら現世で徳を積もうが前世の悪行と人の恨みは晴れる事は無いのだ!ヘルギガント!!」

「ユグドラシル!!」


ロロイとスーピィの弾幕がぶつかり合う。


「うっぐっ!」

やはりスーピィの小さな体では強大な魔力に耐えるには無理があるようだった。


「僕だって!!」

レイが身を乗り出しながら吼えた。


「お兄ちゃん!」「スーピィは一人なんかじゃない、僕も一緒に背負ってやる!ロロイを倒そう!」

「うんっ!」


スーピィのティラノサタンのみでなく、レイの魔力が重なりあって本気のラブマックスが発動される。


「本気のラブが、マーーーックス!!」

「ぐはああぁい!!」

ロロイがぶっ飛ばされた。


「ロロイっ!」

マスターがロロイの無事を確認する。


そしてスーピィは「死ぬかと思いましたぁ…」と溢し安堵したのか、負傷の影響か崩れる。


「スーピィ、よくやった!」

とレイはスーピィを労う。


「みんな、よくやってくれたね」とマスターは微笑む。


「すまない、スーピィちゃん…」とロロイ。

レイは怪訝な表情を浮かべるがマスターがロロイに助け舟を出す。


「ロロイは悪いやつじゃないんだ。許してやってくれ」

「…」

レイは無言のままロロイを睨む事をやめなかった。


その出来事はロロイは猛省するようになるだろう。


これも因果応報である。


ロロイは行動に移した当初は自分の中にこそ正義があると思っていたようだ。


前世は悪者とは言え現世は少女であるスーピィを攫い傷つけた。


マスターやレイが止めなければスーピィも無事では済まなかったに違いない。


やった事は許されない。

いくら反省していてもレイやスーピィは罪を許さないだろう。


だから敢えて断罪の為に僕はロロイをいじめることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ