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傀儡の日記帳  作者: 傀儡の傀儡
2025年
76/124

12/01 時事問題予想その1――教皇選挙

[今日のタイトル]

 いよいよ12月。来月=来年となった。つまりは勝負の月。

 今年の秋くらいまでのニュースからの出題、つまりは時事問題があると思われるので、それに関連する世界史上の出来事をまとめる。

 おそらく教皇選挙コンクラーベが一番絡めやすそう。初代から順番に重要そうな教皇を列挙する。特に大事な人物は◎でもつけておこう。


・ペテロ◎

 初代教皇とされる人物で、十二使徒の一人。ネロ帝の迫害により、逆十字にて磔刑となった。


・ポンティアヌス

 初代軍人皇帝のマクシミヌス・トラクスによりサルデーニャ島に追放された。


・シルウェステル1世

 ローマ皇帝コンスタンティヌスが開いた第1回ニケーア公会議(アリウス派が異端となった)の時の教皇。コンスタンティヌスの寄進状(とあるの「C文書」の元ネタ、偽書である)では、皇帝に洗礼を行い、西ローマ皇帝と同等の権力を有するとされた。「カールの戴冠」の根拠。


・ダマスス1世

 テオドシウス帝が開いた第1回コンスタンティノープル公会議の時の教皇。三位一体説が確立された。最高神祇官ポンティフェクス・マクシムスを名乗った最初の教皇。


・ケレスティヌス1世

 東ローマ皇帝テオドシウス2世が開いたエフェソス公会議の時の教皇。聖パトリックに先立ちアイルランドで布教を行ったパラディウスを派遣した。


・レオ1世◎

 「神の鞭」アッティラの説得を試みたことで知られる。「Magnus(偉大なる)」のあだ名を持つ。東ローマ皇帝マルキアヌスが開いたカルケドン公会議の時の教皇。


・グレゴリウス1世◎

 ベネティクト修道会出身。ゲルマン人への布教や、イングランドへの布教(カンタベリーのアウグスティヌスを派遣)を行った。また聖歌を多数作ったことでも知られる。「Magnus(偉大なる)」のあだ名を持つ。


・ホノリウス1世

 第3回コンスタンティノープル公会議で、単意説を信奉したとして断罪される。


・マルティヌス1世

 ラテラノ教会会議で単意説に対し反駁したため、ベリサリウスが建てたラヴェンナ総督府に連行され、殉教した。


・アガト

 ビザンツ皇帝コンスタンティヌス4世が開いた第3回コンスタンティノープル公会議の時の教皇。


・ステファヌス2世

 ピピンの寄進の時の教皇。


・ハドリアヌス1世

 ビザンツ皇帝コンスタンティヌス6世が開いた第2回ニケーア公会議(聖像禁止令の否定を行った)の時の教皇。


・レオ3世◎

 カールの戴冠を行った教皇。ハドリアヌス1世の親族から狙われた際にカールに保護されたお礼のような形で行った。


・ハドリアヌス2世

 第4回コンスタンティノープル公会議が行われた時の教皇。


・ヨハネス12世◎

 オットーの戴冠を行った教皇。彼の死で教皇の暗黒時代(ポルノクラシーとも言われていた。ひどい)は終焉する。

 

・レオ9世

 東西教会分裂の始まり。


・グレゴリウス7世◎

 クリュニー修道院の影響を受け、シモニアや妻帯を禁ずるグレゴリウス改革を行った。叙任権闘争ではハインリヒ4世と争い、カノッサの屈辱で屈服させた。しかし後にローマを追放され、シチリア公ロベルト=ギスカールを頼るも、失意の中で死した。


・ウルバヌス2世◎

 ビザンツ皇帝アレクシオス1世の要請を受け、クレルモン宗教会議で第1回十字軍を宣言した。


・カリクストゥス2世◎

 ヴォルムス協約を神聖ローマ皇帝ハインリヒ5世と結び、叙任権闘争は一応の解決をみた。第1回ラテラノ公会議でそれを追認した。


・ホノリウス2世

 テンプル騎士団を承認した。


・インノケンティウス2世

 第2回ラテラノ公会議で教皇選挙法を規定した。いくら時事問題だからってこんなのを出していいわけが無いと思う。


・エウゲニウス3世

 エデッサ伯国陥落をきっかけに、第2回十字軍を宣言した。


・アレクサンデル3世

 こんなの出していいわけがないだろシリーズ第二弾。第3回ラテラノ公会議で教皇の選抜には枢機卿の2/3以上の賛成が必要、とした。


・グレゴリウス8世

 神聖ローマ皇帝「赤髭王」フリードリヒ1世、フランス王「尊厳王」フィリップ2世、イングランド王「獅子心王」リチャード1世が参加した、史上最大の第3回十字軍を提唱した。


・ケレスティヌス3世

 ドイツ騎士団を承認した。


・インノケンティウス3世◎

 第4回十字軍を承認したが、ビザンツを滅ぼしたため破門した。そのため破門十字軍とも言われる。ジョン王とフィリップ2世を破門し、「教皇は太陽、皇帝は月」と言われるように、教皇権の絶頂期を創り上げた。フランシスコ修道会を承認し、第4回ラテラノ公会議でアルビジョワ十字軍の派遣を決定した。また、西洋世界でユダヤ人差別か公然と行われるきっかけとなったのはこの教皇である。


・ホノリウス3世

 多数の修道院を承認した。


・グレゴリウス9世

 フランスで異端審問を開始した。リヴォニア帯剣騎士団に代表される北方十字軍を開始した。


・インノケンティウス4世

 第1回リヨン公会議にてフリードリヒ2世を破門した。ワ―ルシュタットの戦いを受け、プラノ=カルピニを派遣した。


・グレゴリウス10世

 こんなの出していいわけがないだろシリーズ第三弾。第2回リヨン公会議で「Ubi periculum」を発布し、20世紀に至るまで教皇選挙の方式を規定した。


・ニコラウス4世

 アッコン陥落、モンテ=コルヴィノ派遣。


・ボニファティウス8世◎

 フランス王フィリップ2世と対立し、アナーニ事件で憤死した。



 ちょっと長すぎるのでここらでお開き。明日また続きをやる。


ディオクレティアヌス紀元(Anno Martyrs)というものが存在するらしいです。コプト教会のみが使っているそう。

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