11/10 Needless to say...
本当に書くことがない。
[今日思ったこと]
世界史とか倫理とかで思想家について触れているのもあって、少しは自分も哲学に詳しくなっていると思っていた。でも、実際自分から出てくる思考は薄っぺらくて、それを原動力に短編を書いてみてもどうも面白くない。
今日、現代文で哲学関係の文章を読んだ。
自らの持つ疑問を、論理だけで(先達の力も借りながら)一つの目新しい主張にしていく様に、なぜか感銘を受けると同時に、自分の浅さをまじまじと見せつけられた。
短編は短いからこそ綿密なプロットが必要。
[世界史小噺]
次はアニメの話。「ヴァイスクロイツ」について。
声優4人がユニットを組んで、その人たちをモデルにキャラを作る、という珍しい作り方をしている。
あらすじもざっとwikiで見たが、結構面白そう。
――全く世界史の話にならないので、露骨な誘導をかける。
主題歌は「Velvet Underworld」なのだが、おそらくアメリカのバンド「Velvet Underground」が元ネタと思われる。ネタバレをすると、以後ほぼ「バタフライエフェクト」の焼き直しをする。
同性愛とかドラッグカルチャー(「カルチャー」と言うと高尚すぎるようにも思うが、英語圏だとculture<civilizationらしいので、そうでもないのかも。ソースはなし)を歌ったバンドだったのだが、このレコードが、ドプチェク率いるチェコスロヴァキア社会主義共和国にやってくる。
当時は「プラハの春」と呼ばれた時代。全世界史受験者が「何言ってんだおめぇ」となった「人間の顔をした社会主義」が生まれたのもこの時。政治や文化、果てには経済までの自由化が進んだ。
そんな時代に、例のレコードを聴いたメンバーが「The Plastic People of the Universe(以後PPUとする)」を設立。所謂コピーバンドというやつである。
やがて自由の時代は終わり、ソ連による「正常化」の時代が始まる。ドプチェクは退陣し、PPUは弾圧された。(話は変わるが、ソ連は既存の秩序の破壊を謳いつつも、正教会を見れば分かる通り、結局はそれを利用していたように思える。同性愛なんぞもっての外だったのだろう)
弾圧中も根強く活動を続け、遂に1989年のビロード革命で一種の結実を見た。メンバーが入れ替わりつつ現在も活動している。
ちなみにドプチェクはチェコとスロバキアが分離した年に交通事故で亡くなりました。野党の党首になっていたようです。
初代大統領は「憲章77」を起草したハヴェルです。PPUのことも知っていました。
病死したハヴェルの国葬は歴代ボヘミア王が眠る聖ヴィート大聖堂で行われ、その後シャルル=ド=ゴール空港みたいな感じでその名を冠する空港が生まれたそう。
この両者の最期を見ていると、世の中の不条理みたいなものを感じます。




