9/30 マジカルマンダリン
マンダリンと言ったら.......
[今日のタイトル]
「とらドラ!」である。その後期op、「オレンジ」の歌詞にこういう一節がある。
似てても違うよ マンダリン オレンジ
友達 恋人 二人のココロも
歌詞を順当に読めば「マンダリン」は柑橘系の果物なんだろうなぁと察しはつくわけだが、初めて聞いたときの自分はそれが分からなかった。
少しもやもやしたまま月日が流れて、どっかの学校の軽音部を紹介していたwebサイトかなんかで「マンドリン」なる楽器の紹介を見た。ギターの亜種らしい。この瞬間自分の記憶は「ダ」から「ド」に改ざんされて、なるほどこれが「オレンジ」のアイツだったのかと納得してしまった。
こうして自分の中では「マンドリン オレンジ」に更新されてしまったわけなのだが、転機は突然現れる。
よく考えてみれば当然だが、楽器と果物は別に似ていないのである。こんなわけで再びモヤモヤとした状態に戻った(正直に言えばそこまで気になっていなかったが)。
しかし、たまたま「Mandarin」が長文問題にでてくる。文脈的にここでオレンジが出てくるのはおかしいと思い、注を見ると「標準中国語」とある。
言語というか概念が果物と似るわけがないだろうと思い、ググった。
どうやら、中国の官僚をポルトガル人が「マンダリン」と呼んでいたらしく、そいつらが話す中国語が「Mandarin」に、そいつらが着ていた服の色に似たオレンジが「Mandarine orange」と呼ばれるようになったらしい。マジカルバナナだとアウトにされそうな具合の連想である。マジカルマンダリンでいいんじゃねぇの。
wikiによると温州みかんの近種らしい。個人的には「温州みかん」が種の名前であることの方が驚いた(だからカタカナで「ウンシュウミカン」と書いた方が適切。wikiにもそう書いてあった)。
ちなみに「とらドラ!」関連曲だとバニラソルトも好き。
最初のくだりが少し強引だったかなぁ。




