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夢であってくれ……。

「のオおおおっ!!ダブル・ショオオッッく!!!!」



 自分の死体戦士を俺に倒され、半狂乱になった変態術士はあさっての方向を見て、さらに発狂していた。その視線の先には……、



「お……おい、な、なんだよ、アレは!?」



 さっきまではいなかった怪物がいた。もしかして、デーモンか?最初にここにやってきたときに戦ったやつと姿が似ている気がする。



「ああアあ!?魔王化が進んデるゥ~!コれではデーモン・コアの研究ができなあアあィ!!」



 もっとよく見てみると、エドワードとクロエがデーモンと対峙している。エドワードは怪我をしているし、クロエは魔法を使おうとしている。



「魔王?!まさか、アレは……、エルちゃんだとでもいうのか?嘘だろ!?」



 俺は信じたくはなかった。エルちゃんがあんな姿になってしまったなんて思いたくはない!傍観しているうちに、デーモンへ挑みかかったウネグとジェイがあっさり吹き飛ばされていた。



「強すぎる!あいつらが全然相手になってない!」



 あれがエルちゃんかどうかはわからないが、果てしない強さは感じられる。竜帝やヴァルに匹敵するかもしれない。



「……絶!」



 距離があるため声は聞こえにくいが、クロエお得意の閃光魔法の詠唱らしきものが聞こえた。でかい光の矢を放っていた。まぶしい!見ているだけでも、強そうなのはわかる。



「うわっ!?……爆発した!?」



 さらに光がまぶしくなり、何も見えなくなった。一体どうなるんだ?



「まさか!?今のが効いてなかったのか?」



 光が収まり、デーモンが姿を現した。さっきと何も変わっていない。このままじゃまずい。早くなんとかしないと!


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