『レグノス』と『ファイガ』と『ヘテロクロミア』と『ベルゼバベル』と。
「オァ…ッチ!!熱…っっ!!!??な、何するんですか…っっ!!??ファイガさん…っっっ!!!???」
「それは、こっちが、聴きたい……。貴様、レグノスが、無理矢理…勝手に俺に抱きつこうとするからだ……」
「良いじゃあないですかぁ~…♡♪ 接吻の一つや二つぅ~…♡減るもんじゃなし~…♡ あ…? 迷惑でした?
私…レグノスに愛されるなど、稀有…っっ!!!!もう少し、有り難みを持って受けとめてもらいたいもんですねぇ~♡♪」
「いらん…っっっ!!!!それよりも、レグノス……。貴様が、今から『先陣』を切るんじゃあなかったのか……?」
「ウフッ♡♪そうでした…。そうでしたぁ~♡♪
この、一見…何も無さそうな巨大な砂山に地中深く…。
かの『魔神二人』に届くよ~に♡『ブッ込む♡♪』のでしたねぇ~♡♪」
うふふふふ…♡♪
相変わらず、ファイガさんは、『せっかち』ですねぇ~…♡♪
先ほどの…。『魔の森』を抜けると…。すぐ、広がる…目の前の広大な『砂漠の魔宮』…。『砂の世界』…。
吹き荒れる『砂嵐』も、なんのその!!!!
私…レグノスと、ファイガさん…は、今、こうして二人立っているわけですねぇ…♡♪
私とファイガさん♡ 『二人立ち♡♪』。
おお~…っと。いけません…。いけません…♡♪
また、『妄想』が、過ぎるとこでした…♡♪
ここからは、『真面目』に…やらないとですねぇ~。ファイガさん、本気で怒っちゃいます…♡♪
「やらないのか……?レグノス……?貴様が、やらんのなら……。俺が、やる…っっっっ!!!!!!!」
「オァ~…っっと!!!!やります!!やりますとも♡♪
まったく……。せっかちですねぇ~…。ファイガさんは♡♪
『お楽しみ♡♪』は、焦らず…じっくり♡ コトコト…と♡♪」
「フン…っっ!!!!なぜ、そうまでして拘る……?どちらか一方が、やれば済むだけの話だろう……?」
「ウフッ♡♪ 優しいですねぇ~…。ファイガさんは♡
あなたの【魔力爆発】は、いざという時のために取っておいてください♡♪
まぁ…。私にも『見せ場』は、必要でしょう…? あなたの『炎』は、『ド派手』ですが、私…の『能力』は、『地味』ですからねぇ~…♡」
「フン…っっ!!!! 好きにしろ……。ならば、もう何も言わん…っっ!!!!!!」
さて……と。
おっ始めますかねぇ~…♡♪
『地下』の『魔神二人』も、良い加減もう気づいているころでしょうからねぇ~…♡♪
『お頼み事♡♪』も、『魔神二人』には、お願いしたいので……。あ~んまり、『ベルゼバベルさん♡』の『地下迷宮』を、『ブッ壊し』たくないのですがねぇ~…♡♪
『魔神二人』が、来ないのなら……。
こちらから……。
行きますかね…♡♪
「頼もぉ~…。頼もぉ~…。お二人さぁ~ん♡♪ 開けていただけませんかねぇ~…?♡♪」
……△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼……
「ふぁ…っっっ!!!!???
ちょっと、ちょっとぉ~…っっっ!!!!
ヘテロクロミア~…っっっ!!!!ヘテみん…っっっ!!!!
ち、『地上』……。わ、私たちの、すぐ『上』に~…っっっっ!!!!!」
「ん……? なんだ? ベルゼ……? げ…っっ!!!!!!
い、いつの間に…っっっっ!!!!????」
「ヤバい…っっ!!!!ヤバいって……っっっ!!!!
もう~、泣きそうだよぉ~…。
『緑髪金目の狂気悪魔』レグノスと!!!!
『爆発赤髪白金目の堅物拷問狂人』ファイガだよぉ~…っっっ!!!!???
ふえぇぇぇ~ん……っっっっ!!!!!!」
「お、落ち着け…っっ!! ベルゼ…っっ!!
な、なにも、ヤラれるわけじゃぁ…ない!!! いつものことだ!!!
それより、ベルゼ……。アイツら……。何か、ヤラかすつもりだぞ…っっ!!!???」
「ふえぇぇ~ん!!!!なおさら~…っっ!!!!!ヤバいじゃないのよぉ~…っっっっ!!!!???」
「ベルゼ…っっ!!早く、『地上』へ…っっ!!!!」
「う、うん!!ヘテみん!! い、急がなきゃっ!!!!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……。ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……。
「し、震動が…っっ!? ぐ…っっ!! ベルゼ…っっ!!!!??」
「ふぐぅ…っっ!! ゆ、揺れるぅ~…っっ!!!?? キャアぁぁ~…っっ!!!!!!! へ、ヘテみん…っっっ!!!!!」
「う、うおっ!? つ、つかまれぇぇ…っっ!!!!! ベルゼぇぇぇ…っっっっ!!!!!!!!」